平成23年の全国生乳生産量は約747万トン:農水省発表(確定)

2012 年 3 月 27 日

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農水省は26日、牛乳乳製品統計を発表したが、平成23年1月から12月の1年間の生産量は747万4309トンとし、これを確定値とした。3年間に約50万トン減少し、昭和61年の生産水準となった。

処理量別の内訳は、牛乳等405万8062トン、乳製品等335万909トン、チーズ49万2236トン、クリーム120万8431トン、その他6万5338トン。

牛乳等の生産量は、牛乳306万4194kl、加工乳・成分調整牛乳58万8898kl、乳飲料127万8500kl、はっ酵乳84万2820klなどとなっている。乳製品の生産は、脱脂粉乳13万7140トン、バター6万2845トン、チーズ13万1329トンなどとなった。

好成績を維持するための飼養管理を4農場が紹介:十勝酪農フォーラム

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十勝酪農フォーラム2012実行委員会(十勝乳検連、十勝乳改連、十勝農協連)は27日、「新たな時代を生き抜く農場の経営戦略に迫る-効率生産を目指した戦略と今後の取り組みを考える-」をテーマとしたパネルディスカッションを帯広市で開催した。
酪農家をはじめ関連団体などから約100名が参加した。

パネリストは更別村・小松友彦氏、大樹町・西川圭介氏(日昭牧場)、士幌町・富田博文氏、上士幌町・佐々木守氏の4人の酪農家で、各農場の個体乳量は1万から1万2000kg、分娩間隔は12.8から13.8カ月と好成績。

粗飼料生産や栄養管理、乾乳牛管理、繁殖管理、育成牛管理の取り組みなどについて4人が紹介した。
会場からは多くの質問があがり、参加者は熱心に聞き入った。

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