死産率ゼロ?!―その牧場、どうやってるの? 北海道酪検協会が技術資料配布

2017 年 4 月 21 日

Filed under: — djito @ 5:14 PM ニュース

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北海道酪農検定検査協会は5月に、後継牛確保と長命連産を実現するための、酪農現場向け技術資料「これが私のやり方です!」を道内酪農家および生産者団体、関連機関に配布する。

北海道は平成37年度の生乳生産量400万tを目指しているが(酪農・肉用牛生産近代化計画)、後継牛の不足で、今後の乳量維持拡大に危機が生じているのが現実。
そこで同協会は昨年度より、乳用牛の能力を最大限に発揮させるべく「乳用牛ベストパフォーマンス」実現の一環として、乳用牛頭数の確保のための企画を練り、精力的に取り組んでいる。
そうしたなか、酪農生産現場から「事例を示してほしい」という要望が多いことから、道内の優良事例を盛り込んだ本資料をまとめた。

「乳用牛頭数を確保するためには、1 死ぬ牛を減らす、2 生まれる牛を増やす、3 牛の一生を長くする、この3点が重要」として、その三つにポイントを絞り、成績の際立つ道内の牧場10事例を同協会が取材し、その牧場の飼養管理の様子などを細かく紹介している。
本資料はA4判・53頁、無料配布。
問い合わせは、北海道酪農検定検査協会、TEL 011-271-1342(企画課)へ。

ベーリンガーインゲルハイムがメリアル取得で世界第2位に

2017 年 4 月 18 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:50 AM ニュース

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ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン(株)とメリアルジャパン(株)は4月17日、都内で同グループ年次記者会見を開催した。ベーリンガーインゲルハイムは2017年1月1日にサノフィのアニマルヘルス事業であるメリアルを取得した。これによってアニマルヘルス分野では世界第2位のシェアを占める大きなグループとなった。永田正代表取締役社長は「この2社が一緒になることで、ペット分野、産業動物分野ともにバランスのとれた事業展開ができるであろう。製品別では44%が駆虫剤、37%が生物製剤(ワクチン)ということで、予防に主体を置いた製品構成になる。動物を健康にする、動物が健康になることで人も健康になるという信念で、コンパニオンアニマルからは癒しをもらい、産業動物からは安心かつ安全な動物性蛋白を供給するために尽くしていくことをわれわれの使命として、充実した製品とサービスで社会に貢献していく」と述べた。

今年も恒例のオークション大会―サツラク青年同志会春祭り

2017 年 4 月 16 日

Filed under: — djito @ 3:21 PM ニュース

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サツラク農協(札幌市)のサツラク青年同志会は4月16日、石狩管内恵庭市で恒例の「春祭り」を開催し、伝統のオークション大会などで盛り上がった。
この春祭りの発端は、45年前(昭和47年)に第1回目が開催された「遊休農機具セール」にさかのぼる。
春を迎え、畑仕事が始まる前に、組合員各自が遊休農機具などを持ち寄り、オークション販売したのが始まり。
以後、ガレージセール、春祭りと名称を変えつつも、同農協組合員とその家族、同農協職員、関連企業などが集まり、農繁期前の一日を楽しく過ごす貴重なイベントとして受け継がれている。

開催にあたり米村光喜会長は、「この春祭りは、サツラク組合員や関係者が一堂に会して友好を深めるビッグイベントになった。今年も盛り上げていきたい」と挨拶。
その後、協賛企業の展示ブースを巡回しながら提供商品を競りにかける「企業オークション」、同志会が仕入れた飼料添加剤や酪農機器・資材、電化製品など多数の商品を入札や競り販売する「大オークション大会」などが行なわれ、笑いと拍手で盛り上がった。
婦人同志会コーナーでは、からあげやジュースの無料提供、縁日コーナー、子ども抽選会などが行なわれ、子ども達も思い出となる楽しい一日を過ごした。

利益を追求、周産期病の原因とは?:大正堂酪農セミナー

2017 年 4 月 5 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM セミナー報告,ニュース

(株)大正堂は4月5日、栃木県内で酪農セミナーを開催した。今回のセミナーでは、武中慎治氏(メイプルズクレスト・コンサルティングサービス)が「インカム オーバー フィードコスト(利益)を最大限にするために」を、鈴木保宣氏(あかばね動物クリニック)が「周産期の栄養と管理」について講演した。武中氏の講演では、”利益を最大限にするには”をテーマに、飼養管理の徹底、飼料効率の改善、乳飼比のバランスなど、さまざまな観点から利益を追求した。鈴木氏の講演では、周産期病は、NEFAの酸化で発生する酸化ストレスによる代謝性炎症(TNFα)が大きく関連しており、繁殖にも影響を及ぼすことを説明、その対処法や対策を検証した。
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(Written by Ryoichi Maeda)

Nova Microbial Technologies を買収:ラレマンドアニマルニュートリション

2017 年 3 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:00 AM ニュース

ラレマンドアニマルニュートリション(以下、ラレマンド社)は3月8日、動物のパフォーマンスと福祉を最適化するための自然由来の特別な微生物製品とサービスを提供していくという理念に基づいて、Nova Microbial Technologies (アメリカの動物用機能性飼料に関する会社、以下、Nova)を買収したと公表した。
この買収によりラレマンド社は、Novaの既存顧客と密接な関係を築く機会を得ることができ、畜産業界へのより優れた貢献が可能になった。
公表によるとラレマンド社は「私達はプロバイオティクスやサイレージ調製材、酵母派生物といった高付加価値酵母や細菌などの微生物製品を開発・製造し、市場を発展させていく。私達は、確かな科学技術や実証された結果および経験に基づく知識を伴い、目的に合わせて選抜した適切な微生物株を提供することによって、顧客に対して最大のインパクトをもたらしていく」と述べた。

デザミス(株)と業務提携締結:伊藤忠飼料(株)

2017 年 3 月 2 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:00 AM ニュース

伊藤忠飼料(株)は3月1日、酪農家・肥育牛農家向けソリューションを提供するデザミス(株)と、デザミス(株)が開発した牛個体管理データ分析サービスソフトウェアである「U-motion」の販売支援および次世代の畜産IoTサービスソフトウェアの共同開発に関し、業務提携を締結したと公表した。
本提携は、デザミス(株)の技術開発力、伊藤忠飼料(株)の販売ネットワークおよび飼養管理ノウハウを融合することにより、「U-motion」の普及拡大を目指す。また、これまでにない畜産IoTシステムを構築し、国内畜産業の生活性向上に寄与することを目的としている。
2017年4月から伊藤忠飼料(株)の販売網において「U-motion」の紹介を開始する予定。

浦氏・高橋氏・山内氏に宇都宮賞

2017 年 3 月 1 日

Filed under: — djito @ 5:06 PM ニュース

宇都宮賞

宇都宮仙太郎翁顕彰会は3月1日、札幌市内で「第49回 宇都宮賞表彰式」を開催した。
今回受賞したのは、以下の3氏。
(その功績は1月10日付DJニュースで既報)
【酪農経営の部】浦 敏男 氏(67歳、美瑛町)
【酪農指導の部】高橋 茂 氏(68歳、札幌市)
【乳牛改良の部】山内 隆 氏(74歳、北見市)

浦氏は「一生懸命やれば必ず乳牛は必ず応えてくれると信じて、目標を立て、協議し、地域の皆様にお世話になりながら取り組んできた」
高橋氏は「牛の見方を教えてくれた先生、牛の飼い方を教えてくれた先生、研究することを教えてくれた先生はじめ、関わったすべての皆様に感謝している」
山内氏は「自分にはこの道しかないと決心し、54年前に入植し、酪農家として歩むことができた。酪農と出会えて幸せである」
とそれぞれ謝辞を述べた。

1万kg超えの検定組合は39件—-北海道

2017 年 2 月 28 日

Filed under: — djito @ 3:24 PM ニュース

北海道酪農検定検査協会が2月28日に発表した、平成28年1~12月の年間検定成績(経産牛1頭当たり平均)で、平均乳量1万kg超えの検定組合は39組合あった。
序列は以下のとおり。カッコ内の数字は検定農家戸数。

1 妹背牛町(1) 12,264
2 富良野市(16) 11,601
3 中札内村(23) 11,397
4 北広島市(2) 11,103
5 斜里町(12) 10,691
6 訓子府町(39) 10,680
7 上士幌町(37) 10,631
8 新得町(37) 10,596
9 由仁町(7) 10,562
10 更別村(34) 10,561
11 浦幌町(30) 10,506
12 芽室町(26) 10,492
13 湧別町(73) 10,450
14 士幌町(68) 10,411
15 美瑛町(21) 10,403
16 清里町(11) 10,362
17 豊頃町(41) 10,334
18 丸瀬布生田原(11) 10,303
19 西興部村(15) 10,303
20 東山(3) 10,274
21 小清水町(33) 10,268
22 豊浦町(9) 10,239
23 鹿追町(92) 10,236
24 音更町(52) 10,188
25 長沼町(5) 10,168
26 清水町(93) 10,140
27 上富良野町(11) 10,135
28 幕別町忠類(39) 10,134
29 札幌市(8) 10,122
30 北見市(61) 10,120
31 遠軽町(23) 10,119
32 厚真町(4) 10,086
33 釧路市(57) 10,073
34 湧別町上湧別(30) 10,068
35 札内(16) 10,062
36 安平町(18) 10,059
37 丸瀬布白滝(10) 10,056
38 広尾町(57) 10,033
39 大樹町(63) 10,020

西川賞に寺戸さんと芹生さん

2017 年 2 月 15 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM ニュース

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一般社団法人日本家畜人工授精師協会は、2月15日都内で、第45回家畜人工授精優良技術発表全国大会を開催した。同大会は、昨年に引き続き「牛の繁殖成績を向上させよう!」をテーマとし、繁殖成績の改善に資するとともに優秀繁殖技術の普及啓発を図ることを目的とする。

今回は家畜人工授精において第一線で活動している14名が全国から集まり、優良技術の発表を行なった。

本大会の優秀賞である西川賞は「黒毛和種繁殖雌牛の分娩間隔日本一を支える私達の活動」を発表した島根県の寺戸倉雄氏と、「管内黒毛和種牛の分娩間隔短縮への取り組み」を発表した兵庫県の芹生朋美氏が受賞した。

酪農現場のカイゼン—-酪総研シンポジウム

2017 年 2 月 2 日

Filed under: — djito @ 9:27 PM ニュース

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雪印メグミルク・酪農総合研究所は2月2日、札幌市で「酪総研シンポジウム」を開催した。
テーマは「酪農現場のカイゼンを考える~酪農現場で発生するロスとその対策~」で、全国から260人が参加。三名が講演した。

●基本技術の励行に勝るものなし
雪印種苗・トータルサポート室の主事・佐藤尚親氏は、「自給飼料生産利用における損失(ロス)の低減」と題して、牧草およびトウモロコシの栽培・収穫・利用で発生するロスと対策を紹介した。
自給飼料生産のロス、生産費のロスを減らすためには、基本技術の励行に勝るものはないことを強調し、ロス低減のための項目・技術内容について、各現場でチェックリストを作成することを提案した。

●性選別精液で死廃事故低減
北海道農業共済組合連合会の家畜部長・廣田和久氏は、「乳牛の共済事故とその対策」と題して、乳牛事故の特徴、事故対策の提案を紹介した。
性選別精液により事故低減が可能であることを解説した。

●高品質乳は高く買われるべき

北海道酪農検定検査協会の専務理事・熊野康隆氏は、「生乳生産のロス低減=安全でおいしい牛乳・乳製品~ベストパフォーマンスの発揮を~」と題して、乳質改善、とくに体細胞数を減らすことの重要性を強調し、品質管理、さらにベストパフォーマンス実現に向けた取り組みなどを紹介した。
品質管理とは、良いものを、適正な価格で、お客様がほしいときに、ほしい数量を供給すること。指定団体は乳価交渉や需給調整はもとより、品質管理にも取り組んでいる。さらに、高品質の生乳は高く買う乳業であってほしいと語った。

※詳報はDairy Japan 3月号で。

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