「人の繋がりに助けられている」小林牧場(江別市) アジア酪農交流会 講演会

2019 年 5 月 22 日

Filed under: — djito @ 2:22 PM セミナー報告

アジア酪農交流会

アジア酪農交流会(發地喜久治会長)は5月22日、酪農学園大学(北海道江別市)で「集い」を開催し、総会、原田賞授与式、講演会、アジア各国の留学生を交えた懇談会を行なった。

講演会では、(有)小林牧場(江別市)の小林紀彦社長が「都市近郊の酪農経営~小林牧場の取り組み~」と題して、小林家が分家独立したときから現在に至るまでの変遷を、当時の貴重な写真を交えて紹介した。

小林牧場は昭和8年に現在の札幌市厚別区で営農開始したが、二度の移転を余儀なくされ、札幌市との境界に近い現在地に移ったのは昭和56年。
現在は、乳牛総頭数550頭(搾乳牛260頭)、飼料面積185ha、年間生乳生産量2800t。

小林社長は、都市近郊ゆえの自給飼料(牧草・コーン)確保事情、臭気対策としてのバイオガスプラント、牛好きな学生を呼び込むための共進会参加、新札幌乳業(株)で小林牧場ブランドの牛乳・乳製品が開発販売された経緯、今後も規模拡大を視野に入れていることなどを紹介した。

そして最後に、「こうして都市近郊で牧場経営を存続できているのは、酪農学園大学で良き恩師、良き同級生・先輩・後輩に教えてもらい、成長させてもらえたから。人の繋がりに助けられている。今後は恩返ししながら頑張っていきたい」と語った。

5月に「AMTSを使いこなす 2019」講習会 ハードサポート主催

2019 年 5 月 21 日

Filed under: — djito @ 2:36 PM セミナー開催案内

s-20180530AMTS講習会

酪農経営コンサルティングを展開しているハードサポート(株)は、乳牛栄養設計ソフト「AMTS. Cattle. Professional」の酪農現場での活用に向けた講習会を以下の要領で開催する。

■日時
・初級編=5月28日(火)10:00~15:00
・中級編=5月29日(水)10:00~15:00
■場所:とかちプラザ3階 会議室304
 帯広市西4条南13丁目1 ※JR帯広駅南口より徒歩3分
■定員:40名
■講師:村上求(同社代表)、市川雷太(同社)
■講習内容
・初級編:AMTSの特徴、AMTSの基本操作(条件設定と入力方法)
・中級編:AMTS用の飼料分析について(CVASへの粗飼料・濃厚の分析依頼方法)、配合飼料成分の作成、栄養設計の流れとポイント、オプティマイズ
※各自AMTS. Cattle Professionalをインストール済のパソコンを持参すること(デモ版可)
■講習料金:1日5,000円(税込)
■申し込み方法:参加日・氏名・所属・電話番号を記載しメールで申し込む。
 メール送信先:ichikawa@herdsupport.com
■問い合わせ:市川(TEL 080-5587-9906)

子牛に手をかけると良いことだらけに 十勝子牛研究会

2019 年 5 月 20 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM セミナー報告

十勝子牛研究会

十勝子牛研究会(石井三都夫会長)は5月18日、帯広畜産大学で本年度1回目の勉強会を行なった。
十勝管内大樹町の酪農後継者である山下陽子さんが「活躍する初産牛は子牛から」、NOSAI道東 釧路中部センター 弟子屈診療所の茅先秀司獣医師が「飼養管理から見直す乳用子牛の疾病対策事例」と題して講演した。

●子牛の対策だけで初産牛の繁殖成績が改善された――山下陽子さん

数年前に実家に就農して、大学で学んだことと現状のギャップを痛感。後継初心者ができることとして繁殖管理の改善に取り組んだものの、初産牛の受胎が遅く、体格も小さいことが判明。そこで大きい初産牛にするための作戦を練り、3カ月齢までの栄養供給を高めることに。スターター給与期間を延長し、かつ1頭当たり粉ミルク使用量を増やす取り組みを開始した。
その結果、発育スピードが大きく向上し、以前は548kgだった初産分娩時体重は587kgに増え、バラツキも少なくなった。さらに124日だった初産牛の空胎日数は94日に短縮し、経済面でも大きく貢献できた。それにより子牛の対策だけで初産牛の繁殖成績が改善されることを実感。生後1日目(分娩・初乳の管理)と3カ月齢までの管理で、その牛の将来が決まることを認識した。
子牛に手をかけると良いことだらけで、子牛増頭、牛群が揃う、乳量アップ、長命連産、労働軽減、過密解消、規模拡大……等々がかなっていく。

●規模拡大に伴い子牛の疾病が多発、その対策とは――茅先秀司獣医師
総飼養頭数を1年で330頭から670頭に規模拡大したところ、子牛の死廃率が21%となってしまった酪農場の対策に取り組むこととなった。
集団飼育群(30日齢~育成前期)の対策として、飼養密度を減らすこと、哺乳ロボットの保守点検(粉ミルク投入口の詰まり落とし、チューブの定期交換、ホース洗浄、洗浄剤の補給など)を実施した。
個別飼育群(カーフペン、30日齢未満)の対策として、哺乳作業の見直し、哺育環境のリセット(哺育場所の変更)、十分な免疫グロブリンの投与(最低150g)、発酵代用乳の添加、寒冷対策(DM増、高カロリー代用乳)を行なった。
その結果、FPT(免疫移行不全)は減り、消化器・呼吸器病をコントロールすることができた。
現在は分娩時対策として、乾乳・分娩施設での飼養密度を減らすこと、分娩房の管理、分娩監視体制の確立(人員、機械など)を課題としている。

アグリテクニカ2019開催案内

2019 年 5 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:04 PM イベント,イベント開催案内,ニュース

DLG(Deutsche Landwirtschafts Gesellschaft:ドイツ農業協会)は、農業機械・機器、および管理技術に関する国際展示会アグリテクニカ2019「AGRITECHNICA2019」を、11月12~16日(プレビューデイ:10、11日)、ドイツ連邦共和国ハノーバー市ハノーバー国際見本市会場で開催する。

アグリテクニカは、1985年から隔年開催している国際展示会。今年は「Global farming-local responsibility」をテーマに掲げ、52カ国から2800もの出展者が、新製品・イノベーションを発表、またさまざまなトピックスをピックアップしたテクニカル・プログラムを企画している。

【問い合わせ】
DLGサービス
日本サービス窓口(合同会社アグサプライ内)担当:上村
TEL 0153-74-9027 FAX 0153-72-9197
e-mail:expo@hdp-farm.com

「2019年 フードチェーン・ブランドセミナー」エランコジャパン

Filed under: — Yayoi Uruno @ 12:00 PM セミナー開催案内,セミナー開催告知

エランコジャパン(株)は7月18日、都内で「2019年 フードチェーン・ブランドセミナー」を開催する(一般社団法人 日本科学飼料協会共催、東京大学大学院農学生命科学研究科 食の安全研究センター後援)。同セミナーでは「国内における畜産の意義とその持続可能性のための課題と取り組み」をテーマとして掲げ、各分野の専門家を招き、それぞれの立場からの講演が行なわれる予定。また講演者をパネリストとし「日本の畜産が目指す姿と今後予測される課題(仮)」をテーマとしたパネルディスカッションも行なわれる予定。

日時:7月18日 13:00~18:00(12:30開場)
会場:東京コンファレンスセンター・品川 5F大ホールA
(東京都港区港南1-9-36 アレア品川 電話:03-6717-7000)
参加費用:無料

講演:
「国内における畜産の存在意義を考える~国産畜産物の必要性とその貢献~(仮)」公益社団法人 中央畜産会 姫田 尚副会長
「国内における畜産の存在意義を考える~消費者が国産畜産物に求めるものとは~(仮)」一般社団法人 全国消費者団体連絡会 浦郷 由季事務局長
「限られた資源を考える~家畜の能力を最大限に引き出すための技術進歩と今後の展望~(仮)」一般社団法人 日本科学飼料協会 理事長 竹中 昭雄氏
「環境問題を考える~糞尿の利用によるエネルギー循環システムの紹介~(仮)」みやざきバイオマスリサイクル(株) 総務部 矢野 健児部長
「人材確保を考える~魅力ある畜産、人が定着する職場づくりの工夫~(仮)」
畠中育雛場 代表取締役 畠中 五恵子氏

【問い合わせ】
エランコジャパン(株)担当:加藤・前田
TEL 03-5574-9727

令和元年度「生産獣医療技術研修」募集 帯広畜産大学

2019 年 5 月 7 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM イベント開催案内

帯広畜産大学は今年度も「生産獣医療技術研修」を以下の日程で開催する。
■期間:基礎コース=8月19~23日、発展コース=9月2日~9月6日
■場所:帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター
■募集人数:
基礎コース=牛群検診未経験の産業動物臨床獣医師(20~40名程度)
発展コース=同経験を有する産業動物臨床獣医師(20名程度)
■研修内容:
研修内容
※希望者には「フォローアップ研修」あり。「フォローアップ研修」とは、集合研修終了後に受講者自身が地元で牛群検診を実施し、血液サンプルを大学に送付して分析、返送される検査結果を受講者自身が診断してメールで大学に送付、それを添削することで、牛群検診スキルの確実な習得を目指すもの。
■受講料:
4万円(集合研修の教材費)または7万7500円(フォローアップ希望者、集合研修の教材費+フォローアップ研修の血液検査料)
■問い合わせ:
《研修内容に関すること》
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター 教授 木田克弥
TEL 0155-49-5652 FAX 0155-49-5654
E-mail:kidak@obihiro.ac.jp
《受付に関すること》
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター 藤倉、氏家
TEL 0155-49-5661 FAX 0155-49-5654
E-mail:recurrent@obihiro.ac.jp
■申し込み方法
ホームページ(https://www.obihiro.ac.jp/facility/fcasa/technical-training)の「受講申込書」で。
■募集期間:5月7日~7月19日

弱含みで91.3万円 ホクレン家畜市場 4月の初妊牛相場

2019 年 4 月 25 日

Filed under: — djito @ 9:46 PM 業界情報

2019-04-25

ホクレン家畜市場・初妊牛相場の4月集計(速報)がホクレン酪農部家畜販売課より発表された。

4月については、春分娩の手当需要が継続するなか、出回りの一部が夏分娩となったことから、価格は91万3000円(前月比1万円安・前年比6万9000円安)と弱含みで推移した。

5月については、夏分娩中心の出回りとなり、都府県では暑熱事故を警戒する時期となるが、春分娩資源の最終手当需要ならびに通常の更新需要が見込まれることから、相場は保ち合いで推移することが予想される。

2019 米国酪農視察ツアー:イーアニマル

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:07 PM イベント開催案内

 イーアニマル社は6月8〜16日、米国酪農視察ツアーを開催する。今回はゲノム解析の第一人者である Kent Weigel教授と栄養学のRandy Shaver教授の個別セミナーを予定。米国では最近の低乳価により5年間で酪農家が17%減ったが乳量は増えている。またアメリカではゲノム情報が乳飼比改善、健康管理、更新牛の初期淘汰、妊娠率アップ、病気の排除、牛群管理等に利用されコストダウンが進んでいる。今回はゲノム情報を駆使しないと生き残れない現実を学ぶ。ウイスコンシン大学酪農学部、試験農場、2800頭搾乳、4000頭搾乳、8000頭搾乳の農場、オーガニック農場などを訪問予定。ツアー代金は44万円で、シカゴ観光、特別講義参加費、国際線エコノミークラス往復航空券、アメリカ国内全ての宿泊費、交通費、食事代が含まれる。ビジネスクラス利用の際は各自手配。国内ツアー料金の24万円のみ請求。詳細は問い合わせまで。

【問い合わせ】
?イーアニマル 担当:上野
岐阜県山県市藤倉527
TEL 0581-36-2358

千歳新工場が完成 オリオン機械

2019 年 4 月 19 日

Filed under: — djito @ 2:57 PM ニュース

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オリオン機械(株)(本社:長野県須坂市、太田哲郎社長)は、北海道千歳市上長都に建設していた新工場が完成し、5月6日から稼働させる。それに先がけ4月19日に竣工式を開いた。

酪農機械製品の製造を北海道に集約し、酪農家の旺盛な投資への対応力を強化することを目的に建てられた第二工場と呼ばれる新工場は、既存の第一工場およびトレーニングセンターに隣接し、延べ床面積は5160平方メートル。そこではバルククーラー、バルククーラー自動洗浄機、自動給飼機などが製造され、前年比2割増しの増産が可能となる。
第一工場は、搾乳ロボットやミルキングパーラーなど輸入品の物流中核拠点としていく。

太田社長は竣工式後の会見で、「酪農の中心地である北海道で生産強化していく。北海道の大地に根づいたオリオン機械の酪農機器として展開していきたい」と語った。

伝統のオークション大会 サツラク青年同志会春祭り

2019 年 4 月 14 日

Filed under: — djito @ 3:00 PM ニュース

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サツラク農協(札幌市)のサツラク青年同志会は4月14日、石狩管内恵庭市で恒例の「春祭り」を開催し、伝統のオークション大会などで盛り上がった。

この春祭りの発端は、47年前(昭和47年)に第1回目が開催された「遊休農機具セール」にさかのぼる。春を迎え、畑仕事が始まる前に、組合員各自が遊休農機具などを持ち寄り、オークション販売したのが始まり。以後、ガレージセール、春祭りと名称を変えつつも、同農協組合員とその家族、同農協職員、関連企業などが集まり、農繁期前の一日を楽しく過ごす貴重なイベントとして受け継がれている。

開催にあたり黒澤正太郎会長は、「昨年は地震や台風で皆が被災者となり大変な年だったが、皆の協力により今年も春祭りを開催することができた」と挨拶。
その後、協賛企業の展示ブースを巡回しながら提供商品を競りにかける「企業オークション」、同志会が仕入れた飼料添加剤や酪農機器・資材、電化製品など多数の商品を入札や競り販売する「大オークション大会」などが行なわれ盛り上がった。
婦人同志会コーナーでは、シュークリームとエクレアの無料提供、縁日コーナー、50周年記念「餅まき・お菓子まき大会」などが行なわれ、子ども達も思い出となる楽しい一日を過ごした。

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