コーンサイレージの品質劣化を食いとどめる 十勝農協連

2012 年 3 月 16 日

Filed under: — djito @ 10:54 AM ニュース

品質劣化が懸念される昨年産のコーンサイレージについて、今のうちに対策を打っておこうと十勝農協連は、各種の技術提案、実演、および追跡調査を進めている。

十勝管内の昨年産のコーンサイレージは病害により、低水分、高pH、サイロ内で発熱している(もしくは発熱しかけている)などのケースが各地で散見され、これから春を迎え気温が上昇するに従い、品質がさらに劣化することが懸念されている。

そこで十勝農協連畜産部は、その対策として以下を提案、実演し、さらにその効果の調査を行なっている。
対策1=早く食べさせる。
対策2=空きサイロで再調製する。
対策3=保存食を用意する。

写真は「対策3」で、バンカーサイロのコーンサイレージを細断型ロールベーラで梱包し、暑熱時期(7月頃から)に使える「保存食」にしようという実演の様子。
ちなみに「対策3」には、
1)そのまま梱包
2)プロピオン酸を添加して梱包
3)TMR調製して梱包
の3種類の方法が提案されている。

「来年度産のコーンサイレージが出来るまで、なんとか品質劣化を食いとどめたい。コストが許す範囲で、できることはやっておきたい」と同農協連は話す。

創業当時のハンドチャーン

Filed under: — maetomo @ 5:49 AM ブログロール


3月7日に札幌で開かれた「さっぽろまちづくりパートナー協定」の調印式で、
札幌で生まれた雪印メグミルク(株)と札幌市が産官相互の連携と協力を基盤に、
市民が主役のまちづくりに取り組むパートナーになることとなりました。

上の写真は、この調印式の会場に持ち込まれた手回しバターチャーン
(ハンドチャーン)です。
これは、バター作りを始めた創業当時に使用されていたもので、
現在は「酪農と乳の歴史館(平成16年に北海道遺産に、館内の史料は平成21年に国の近代化産業遺産に登録されています)」に展示されています。
ここには他にもいろいろな展示があり、無料の見学コースも整っています。

今回締結された協定のなかでは、
食の大切さと尊さを伝える食育も組み込まれています。
「食」とは私たちにとって大切なものなので、その素晴らしさを伝えていくことで、
今後さらなる消費につながると期待しています。

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