自給飼料レベルアップの情報交換会/飼料アップとかち

2010 年 11 月 26 日

Filed under: — djito @ 9:43 PM ニュース

「飼料アップとかち展示会」が11月26日、十勝農協連・家畜共進会場で開催され、酪農家をはじめ関係者ら350人が参加した。
「飼料アップとかち」は、酪農・畜産経営の土台となる自給飼料の生産レベルアップを目指す運動で、十勝農協連・酪農畜産課が2009年から展開しているもの。
話題提供、展示コーナー、自給飼料優良事例の紹介など、自給飼料に関わる技術や機械の情報交換が行われた。
参加者の酪農家からは、
「最新の技術や機械の情報が得られた」
「優良事例農家の取り組みを直接聞けて良かった」
「良質粗飼料確保の参考になった」
「粗飼料が良いと、いかに乳が出るかを教えられた」
などの声が聞かれた。
詳しくはDairy Japan 1月号で。

成果を披露し、盛会に終わった「アグリビジネス創出フェア2010」

Filed under: — admin @ 6:32 PM ニュース

24日付け既報の、農林水産研究開発部門で酪農乳業から3開発研究が
農水大臣賞を受賞した「アグリビジネス創出フェア2010」(於:千葉県)が
26日、閉会した。3日間の入場者数は約4万人。

今回のテーマは「ひろがるチャンス! 実らせよう産学連携」。
出展団体182、小間数268。大学や研究機関の研究成果の披露と
情報交換、共同開発先の交流、セミナーなどが行われた。

酪農分野では、
「静岡県畜産技術研究所」(オゾン利用による酪農排水システム研究)、
「帯広畜産大学・アクト」(廃棄乳混入でも可能なパーラー排水システム:弊社2010年10月増刊号「もっと知りたい環境対策」参照)、
「島根県畜産技術センター・ミライエ」(切り返し不要な堆肥化処理)、
「九州沖縄農業研究センター」(家畜糞の低コスト脱臭と窒素付加堆肥化技術)、
「畜産草地研究所」(乳酸菌でアンチエイジング、バイオマスのバイオ化など)、
「酪農学園大学」(牛乳乳製品を原料とする加工技術などの取り組み)、
などが展示・紹介された。

併催の「アグロ・イノベーション2010」では、
食や農にかかわる生産・流通技術、サービス業が一堂に会し、
各社が「植物工場」を展示するなど、多くの農業者でにぎわった(文責:DJ関東)。

平成22年度 コンセラールセミナー開催

Filed under: — admin @ 4:32 PM ニュース

 11月25日東京・上野精養軒にて(株)インターベット主催によるコンセラールセミナーが行われ、近県の臨床獣医師が大勢参加した。
 
 今回は、大澤健司氏(岩手大学・農学部准教授)を講師に招き「ウシの潜在性子宮内膜炎-診断基準の確立に向けて-」と題する講演。繁殖学研究の第一人者である同氏の最近の研究報告として、乳牛の膣粘液スコアが上がるにつれPMN%も高くなり、スコア4の場合、潜在性子宮内膜炎と診断できる牛が7割以上の牛において確認できたという興味深い事例が報告された。併せて、繁殖成績を悪化させる要因である子宮内膜炎を見過ごさないため、膣粘液スコアの検査の重要性を示した。

規則正しく、よく働くヤツ

Filed under: — maetomo @ 6:10 AM 未分類

十勝管内のある牧場です。
ここでは「エサ寄せロボット」が活躍しています。
ロボットは1日12回(等間隔)、つまり2時間ごとに始動するようにセットされています。
1回のエサ寄せ時間は15分から17分だそうです。

「ロボットが動くと、牛たちが飼槽に寄って来て、TMRをよく食べるんです」
「ほんと、規則正しく、よく働くヤツですよ」
と重宝されていました。

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