平成22年度 コンセラールセミナー開催

2010 年 11 月 26 日

Filed under: — admin @ 4:32 PM ニュース

 11月25日東京・上野精養軒にて(株)インターベット主催によるコンセラールセミナーが行われ、近県の臨床獣医師が大勢参加した。
 
 今回は、大澤健司氏(岩手大学・農学部准教授)を講師に招き「ウシの潜在性子宮内膜炎-診断基準の確立に向けて-」と題する講演。繁殖学研究の第一人者である同氏の最近の研究報告として、乳牛の膣粘液スコアが上がるにつれPMN%も高くなり、スコア4の場合、潜在性子宮内膜炎と診断できる牛が7割以上の牛において確認できたという興味深い事例が報告された。併せて、繁殖成績を悪化させる要因である子宮内膜炎を見過ごさないため、膣粘液スコアの検査の重要性を示した。

コメントはまだありません »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.