どれも力作! 小中学生の「牛の絵」展示会

2010 年 12 月 31 日

Filed under: — maetomo @ 6:44 AM 未分類

「牛やミルクのある風景」をテーマに、道内の小中学生が描いた絵画コンクールの入賞作品展が24日から28日まで、北海道庁1階ロビーで開かれました。
主催は北海道牛乳普及協会、ホクレン、後援は日本酪農乳業協会、北海道、北海道教育委員会です。

本コンクールは今年で23回目、今回は115校から704点も応募があったそうです。
どの作品も実に見事で、牛が活き活きしています。
見学者からは「観察力が凄い」「アップは迫力ある」「牛がそばにいる感じがする」などの感想が聞かれました。
また、「こうした展示会は消費拡大につながる。牛=牛乳、チーズだから」といった感想もありました。

入賞作品の一覧は、ミルクランド北海道のホームページでも見ることができます。
また、作品の一部は、1月に開催される『ミルク&ナチュラルチーズフェア2011』(札幌市と帯広市)でも展示されるそうです。

今年は今日が最後、また来年もよろしくお願いします。
みなさま良いお年をお迎えください。

牛の前膝が痛くないように

2010 年 12 月 24 日

Filed under: — maetomo @ 5:52 AM 未分類

先週に引き続き、北海道十勝管内・K牧場です。
繋ぎ牛舎の飼槽と牛床の間仕切りにゴムマットを当てて、牛の前膝が痛くないようにしています。
Kさんがご自分で牛床マットを切って、アンカーボルトでとめたそうです。
牛は快適!

増産型計画生産へ

2010 年 12 月 21 日

Filed under: — maetomo @ 6:20 PM ニュース

 中央酪農会議は12月21日、第311回理事会を開催し、平成23年度計画生産の概要についてまとめた。理事会後、門谷廣茂専務理事は23年度計画生産について「指定団体の努力によって、増産を目指す」と説明した。 (more…)

2010年検定済種雄牛生産者へ感謝状贈呈

Filed under: — admin @ 5:23 PM ニュース

 家畜改良事業団は12月3日、東京の家畜改良団本部にて、検定済種雄牛生産者感謝状贈呈式を開催した。これは、平成元年に始まり今回で22回目。今回の国産検定済種雄牛4頭を含め、これまでにホルスタイン90頭と黒毛和種7頭がその対象となった。
 「日本ホルスタイン」改良の牽引者たる検定済種雄牛生産の背景となっている受賞者やご家族の改良努力に対して、家畜改良事業団横内圀生理事長から感謝状ならびに記念品が贈呈された。また、乳用種雄牛後代検定推進事業における計画交配によって作出された1頭については、(独)家畜改良センター矢野秀雄理事長からあわせて表彰状が贈呈された。
 
 2010年家畜改良事業団における検定済種雄牛と受賞者は下記のとおり。

◇スノーライト TKE レジスタンス
栃木県那須塩原市/栃酪黒磯ET研究会(菊池次夫代表・眞嶋大輔副代表)

◇オムラ スイーテイー パフオーマンス ET
北海道枝幸町/小椋義則氏・尚美氏

◇セジスビユーテイー タイタニツク テレサ
北海道清水町/?橋徳男氏・由美子氏

◇ウオータレデイ パラダイス リリー ET
北海道中札内村/水崎勝秀氏・晶子氏

乳用牛評価報告、家畜改良センター

Filed under: — admin @ 4:22 PM ニュース

(独)家畜改良センターは、12月21日、
11月30日公表の乳用牛評価報告2010-11月国内雌牛について、
乳用牛評価報告(牛群検定参加牛のうち総合指数上位100位)を公表した。
これによると、
第一位は、スミーデール ロータミー タイタニツク ET
北海道芽室町/鈴木進さん
総合指数は+9097、乳代効果は+46万624円。

第二位は、ヘンカシーン ヒラリー デイ ハーシエル
北海道湧別町/五島順二さん
総合指数は+5720、乳代効果は+30万7082円。

第三位は、エンドレス ジユデイ オング
北海道天塩町/石崎直さん
総合指数は+5657、乳代効果は+25万9631円。

以下順位はこちらをご参照ください。

なお、これで同センターが発表した乳用牛評価報告は、
乳用牛評価報告参考情報(海外種雄牛:総合指数上位40位)2010-12月版
国際評価トピックスと概要 2010-12月版
乳用牛評価報告(牛群検定参加牛のうち総合指数上位100位)2010-11月版
の上記4つとなった。

それぞれの詳細な資料は、
家畜改良センターホームページ( http://www.nlbc.go.jp/ )に掲載されている。

コントラクターの法人化で研修会:日本草地畜産種子協会

2010 年 12 月 20 日

Filed under: — admin @ 8:42 PM セミナー報告

12月20日、埼玉県さいたま市内で、コントラクター養成研修が行われ、
全国からコントラクター関係者ら、約100名が参加した。

これは、コントラクターは全国で522組織、飼料作業面積約12万haに伸びたものの、
その6割が営農集団等(平成20年:農水省)で、
その組織強化のために、法人化への移行を図るために開かれたもの。

平成20年度の国産粗飼料の生産は435万TDNトンであり、
これを平成32年度には527万TDNトンにするべく、

研修会では、農水省畜産振興課の宮越伸係長は、
コントラクターに関する平成23年度の予算概算要求額等をあげながら、
コントラが飼料生産に占めるシェアは現在1割程度であり、
今後は、個々のコントラの経営基盤の強化、取り組みを支援し、
農家の外部組織による国産祖飼料の安定供給を実現させるために、
行政は、法人化はその要件(検討中)の一つとしている、と述べた。

今年から、TMRセンターとコントラを統合させた「那須の郷(みのり)」(栃木県)の
藤原基男・運営委員長は、最終目的は堆肥の循環システムの構築とし、
現状として、
1:市町村・県を越えた地域コントラの連携
2:畜産・水田双方の「値頃感」のある自給祖飼料生産・エコフィードの生産・流通
3:品質管理制度の構築(国産粗飼料への安定品質が輸入比で、いま一つ)
4:需要のないところに安定生産はない(畜産農家が安心して利用できる価格・品質)
などをあげた。

コントラクター設立、経営方針・管理等については、
全農畜産環境対策室の千葉寿夫氏が、
農作業のプロとして、精度の高い農作業を実施し、委託農家の信頼を築くことが
肝要で、実施に当たってはマネジャーとオペレーターのチームワークが大切、
などと述べた。

同研修会は21日に、法人化に向けた実務研修が行われる。
なお、同協会は「全国コントラクター等経営高度化推進協議会」事務局を組織し、
コントラの運営、経営改善の研修やアドバイスを行なっている。(文責:DJ関東)

「すんなり起きられない牛」のために

2010 年 12 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 6:55 AM 未分類

「寝起きが下手で、または軽い低カル気味で、すんなり起きられない牛って、日本中どの牧場にもいますよね」と北海道十勝管内・K牧場のKさん。

そういう牛は、通常よりもヘッドスペース(頭の突き出しスペース)を広くしてやれば寝起きが上手くいくと言います。
そこでKさんは、繋ぎ牛舎のマセン棒を部分的(1頭ごと)に取り外せるようにしています。
いつまでも寝起きが下手な牛の場合は、マセン棒を取り外しっぱなしです。

「寝起きが下手で、怪我したり、乳頭を踏んだりしたら、その損害は大きすぎるから」とKさんは言います。

雪印メグミルク:日本ミルクコミュニティおよび雪印乳業の吸収合併が成立

2010 年 12 月 16 日

Filed under: — djito @ 8:23 PM ニュース

雪印メグミルク株式会社(以下、同社)は12月16日、日本ミルクコミュニティ株式会社および雪印乳業株式会社の吸収合併に関する臨時株主総会を札幌市で開催した。
議案は原案どおり承認、可決され、4月1日より同社は合併新会社としてスタートする。
それにより日本ミルクコミュニティおよび雪印乳業という会社はなくなるが、従業員は全員、同社に引き継がれる。

同社の高野瀬忠明代表取締役社長は総会のなかで、同社が現在に至るまでの経過を説明するとともに、同社の中期経営計画の内容と進捗状況、今後の展開などを報告した。
そして今回の合併の目的は、統合シナジー効果(相乗効果)の早期最大化、スピード経営の実践、組織力をより強化した体制の構築を図ることで、さらなる企業価値の向上につなげることにあると説明した。

さらに、乳製品事業と市乳事業を一本化することにより競争力を強化し、従来の乳業の枠にとらわれず、消費者と酪農生産者との架け橋となり、社会的ニーズを先取りしていくとし、これは次世代型総合乳業メーカーへの挑戦であると語った。

同社は企業理念の一つに「酪農生産への貢献」を掲げており、総会後の記者会見で当社は、改めて「生産者への想い」を質問。
高野瀬社長の回答は、Dairy Japan2月号で。

飼料コメ・飼料用稲は合計約3万ヘクタールに:関東地域マッチングフォーラム開く

2010 年 12 月 15 日

Filed under: — admin @ 6:36 PM セミナー報告

12月15日、東京都内で、農研機構と農水省が共催で、
平成22年度「飼料米・飼料用イネの効率的な生産・利用技術」の
マッチングフォーラムが開かれた。

これは、主食としてのコメ生産は、全国の水田の約6割でまかなえる現況下で、
水田のもつ特性を生かすには、飼料としての米の生産が適しているとし、
その生産技術の最新の研究を発表し、課題を乗り越えようとするもの。

フォーラムは、3つのセッションに分かれ、
1 飼料用イネの栽培技術
2 飼料米の利用技術
3 関連機器の実演と相談、がそれぞれの研究者らから発表された。

当フォーラムでは、飼料コメを玄米やモミを農濃飼料として利用し、
飼料用イネは、WCSとして利用する粗飼料として定義し、
全国ベースでは、飼料コメ、飼料用イネともに各1万5000ha(平成22年)
と急増したと推定されている。

現場報告として、茨城県の稲敷農業改良普及センターからは、
「管内のイネWSCは108ヘクタール、3つのコントラ組織が活動しているが、
畜産農家の利用率が低く、各コントラは販売先の確保が困難になった」
としたうえで、
1:水分(湿田)、2:脱粒、3:発酵品質のバラツキ、
4:食料米との競合で害虫駆除がしにくい、5:蛋白含量の低さ、
6:未消化粒への気がかり、などが課題とされた。

また、飼料用イネWCSの広域流通に向けたロールベール荷役具や
飼料米粉砕機なども展示された。
(ロールベール荷役具は、DairyJapan2011年新年号「付録DVD」に
収録しましたので、参考にして下さい)文責:DJ関東

どうせなら、できるだけ木で

2010 年 12 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 10:05 PM 未分類

石狩管内のS牧場は昨年、牛舎を新築しました。
当時は鉄材が高値で、木材と同じほど。
「であれば木で」ということで、木材を中心とした牛舎を建てました。

さらに、「どうせなら、できるだけ木で」ということで、子牛のハッチも木材で作りました。
草架も木材です。
「木のぬくもり」を子牛も感じているようです。

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