これからの農業標準をつくる:関東農政局で意見交換会

2010 年 11 月 15 日

Filed under: — admin @ 6:56 PM 未分類

11月15日(月)、農水省関東農政局は、埼玉県さいたま市内で、
「NPO法人農家のこせがれネットワーク」代表の宮治勇輔氏(養豚:神奈川県)を
講師に、今後の農業後継者づくりをテーマに意見交換会を開いた。

同氏は大学卒業後、人材派遣会社勤務を経て、家業の養豚に従事。
会社勤務時代に、「今後の農業は、これではダメになる」と決断し、
就農するとともに、農家のせがれ(息子)が実家に戻りやすいように、
全国の若手農業者のネットワークづくりを進めているなど、と報告。

同NPO法人のミッションは、
REturn FARM:農家の子弟が希望と自信をもって実家に戻り
REuse FARM:耕作放棄地を農地に戻すことで
REmake FARM:農業を変革していく
というもの。

「新しい考えで、若手がロールモデルになっていきたい。
農業者だけで集まっても、新しいものは、とても生まれない。
これからは個人のネットワークの時代になるから、
それを最大限に生かし、かっこよく、感動があり、稼げる、
の3k産業に向かって動き始めている」などと語った。

具体的には、農家をPRするレストラン、マルシェ(市場)、都市・農村交流プロジェクト、
丸の内のビジネスパーソン向けの農業講座(これが人気とのこと)、など。

食や農業に関心の高い生活者と農業者をつなげる「場」をつくり
農業の再構築をめざす、という。(文責:DJ関東)

長期戦略なしの自由貿易協定はありえない

Filed under: — maetomo @ 6:09 PM ニュース

東京大学大学院・鈴木宣弘教授が講演

 東京大学大学院・鈴木宣弘教授は11月15日に開かれた社団法人中央畜産会の会員研修会で、TPP(環太平洋連携協定)を含む自由貿易協定と日本の国益について講演し、「長期戦略なしの自由貿易協定はありえない」と提言した。 (more…)

「チーズフェスタ2010」で盛り上がる

Filed under: — admin @ 10:55 AM ニュース

 チーズ普及協議会・日本輸入チーズ普及協会は、11月11日の「チーズの日」にちなみ、11日・12日に東京で「チーズフェスタ2010」を開催した。
 チーズフェスタは、今年で19回目を迎え、「チーズで笑顔、笑顔でチーズ」をテーマにチーズの新しい楽しみ方を発見し体験できる企画盛り沢山で会場を賑わしていた。本年は、昨年の来場者数を大幅に上回り、2日間で7092名(09年:5541名/08年:5567名)。前年対比128%で幕を閉じた。
 来場者は、小さなお子様連れの親子から、会社員、OL、ご年配の方まで、老若男女問わず幅広く参加していた。しかし、男性より女性の数の方が目立ったのは意識の違いか。
 会場には、世界十数カ国からチーズが集められ、チーズ紹介コーナー、販売・試食コーナー、チーズ相談コーナー、ドリンクコーナー、チーズ料理コーナーなどさまざまなブースに来場者が足を運んでいた。
 メインステージでは、終日さまざまなイベントが行なわれ、そのなかでも毎年恒例になっている、パルミジャーノ・レッジャーノチーズのカットショーには多くの観覧者が集まり、普段見られない光景と目の前でカットされたチーズの試食もあってか、参加者は満足げであった。

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