全国牛削蹄競技大会:総合成績 最優秀賞に武田守氏が2回目の受賞

2012 年 10 月 25 日

Filed under: — admin @ 12:30 PM ニュース

24日、第54回全国牛削蹄競技大会が茨城県内で開かれた。競技種目は、牛削蹄競技(牛1頭を40分で削蹄)と牛削蹄判断競技(肢蹄の形態学的特性、歩様、削蹄方針を40分で筆記回答)の2つ。特別演技として前回優勝者による削蹄などが行われた。

総合成績
☆最優秀賞・農林水産大臣賞
武田 守氏(北海道)第50回(平成19年度)につぐ2回目の受賞
☆優秀賞・生産局長賞
保坂 一洋氏(千葉県)
・第3位 中野目正明氏(福島県)
・第4位 三部正宏氏(茨城県)
・第5位 武藤稔貴氏(福島県)
・第6位 深見哲久氏(鹿児島県)

種目別最優秀者
牛削蹄競技 宅見慎吾氏(北海道)
牛削蹄判断競技 渕上裕氏(宮崎県)

平成24年産の県産粗飼料はすべて利用可能:埼玉県が発表

2012 年 10 月 24 日

Filed under: — admin @ 8:28 PM ニュース

埼玉県は、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う飼料作物への放射性物質の影響を受け、平成24年産の単年生飼料作物は、3月9日から作物区分ごとの調査により、安全が確認されるまで、流通・利用の自粛を要請してきた。

牧草、トウモロコシなどについてはすでに検査を終えていたが、今回、飼料稲WCSを採取し、分析を行なったところ、全ての検体で暫定許容値を下回っていたと発表。これにより、県内全域で飼料として飼料用稲の流通・利用が可能となった。

平成24年産の単年生飼料作物への放射性物質の影響調査は、今回で終了となり、全ての作物において、県内全域で流通・利用が可能となった。

「アイスクリームの歌」を発表 : 日本アイスクリーム協会

Filed under: — admin @ 8:17 PM ニュース

一般社団法人 日本アイスクリーム協会は、5月9日の「アイスクリームの日」から、 アイスクリームにまつわる思い出やエピソードを公募し、その中の最優秀作品をベースに シンガーソングライターの川嶋あいさんが「アイスクリームの歌」を制作する 「アイスクリームの歌 プロジェクト」を展開してきた。

その結果、総計2,706作品の応募があり、同プロジェクト事務局が審査し、 「最優秀作品賞」1点(群馬県・坂田真美子さん)と、「アイスクリーム協会賞」3点を選出したと、このほど発表した。

また、歌手・川嶋あいさんが「最優秀作品賞」受賞作品をベースに「アイスクリームの歌」を制作、 楽しいアイスクリームソングが完成した。この歌は、同協会ホームページで聞くことができる。

*日本アイスクリーム協会 http://www.icecream.or.jp

経産最高位にグツドフイールド M ゴールド ミソノ(吉田雅章氏出品):神奈川県共進会

2012 年 10 月 21 日

Filed under: — admin @ 6:06 PM ニュース,共進会

神奈川県酪連は21日、平成24年度神奈川県乳牛共進会を開き、県内から100頭の牛が出品した。審査員は吉川要氏(北海道:十勝ライブストックマネージメント)。
同県酪連の前(まえ)会長は「多くの関係機関や企業から副賞や支援をいただいた。これは神奈川県の酪農への激励だ。今後も都市型酪農でがんばろう」と挨拶した。

☆経産最高位(4才以上5才未満の部1位・BU)
グツドフイールド M ゴールド ミソノ(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品:茅ヶ崎市 吉田雅章氏

☆未経産最高位(17月以上20月未満の部1位)
バージニア ダミオン レイ(父アーバクレス ダミオン)
出品:藤沢市 長谷川勇輔氏

☆高能力最高位(換算乳量13880kg:経産5才以上の部出品)
グツドフイールド P レンジヤー セプテンバー
(父パーシユート セプテンバー ストーム ET)
出品:茅ヶ崎市 吉田雅章氏

・8月以上11月未満の部1位
リツチヒル ヒル シンフォニー(父ロツタヒル シヨトル 41 ET)
出品:伊勢原市 荒井新吾氏

・11月以上14月未満の部1位
ツルーブルー ゼニス シヤウト マライラ
(父レデイスマナー ルビー D シヤウト ET)
出品:伊勢原市 高橋純徳氏

・14月以上17月未満の部1位
フアームケイ トーテンポール ウイン サンチエス
(父ジエンマーク ストーマテイック サンチエス)
出品:平塚市 片倉幸一氏

・20月以上23月未満の部1位
フオレスト アドミラル マセラテイ(父NLBC エルフイン マセラテイ ET)
出品:中井町 小沼喜代治氏

・経産2才6月未満の部1位
NF フローレツト H ジージージー チヤイルド
(父レデイスマナー ワイルドマン ET)
出品:相模原市 山口重久氏

・同部BU(2位)
グツドフィールド グローリア ワンダフル スパタン
(父ラデイーノ パーク タレント ET)
茅ヶ崎市 吉田雅章氏

・経産2才6月以上3才未満の部1位
ミドルストリート ダブル JK ゼツトン(父バツドジヨン JK アイゼンハワー ET)
出品:平塚市 伊藤宏氏

・同部BU
オークツリー ダーハム OF アリシア(父ダーハム ET)
出品:伊勢原市 柏木利彦氏

・経産3才以上4才未満の部1位・BU
リツチヒル トリプル デリ ポンチアク(父クラムス ダーハム ポンチアク)
出品:伊勢原市 荒井新吾氏

・経産5才以上の部1位・BU
フアイン エステイマ セリーヌ(父サンビレツジ エステイマ ET)
出品:秦野市 有限会社三觜牧場

審査講評で吉川審査員は「出品牛はいずれも水準が高く、未経産最高位牛は、顔に品位があり、乳用性に優れ、バランスがとても良い。経産最高位牛も、各部のバランスが良く品位のある牛だ」と述べた。

GC牛に ユニオンデール タレント コーリー(T.ユニオンデーリイ出品牛):福島県共進会

2012 年 10 月 20 日

Filed under: — admin @ 7:59 PM ニュース,共進会

福島県乳牛改良推進協議会は20日、第30回ホルスタイン共進会を開いた。審査員は大西信雄氏(日本ホルスタイン登録協会)。来賓挨拶で、同県畜産振興協会の但野会長は「日本の生乳需要は落ちていない。伸び代は残っている。これは酪農の希望だ。本共進会を契機に、前年比85%に落ちている福島県の生乳生産を回復させよう」と呼びかけた。会場内では、関係企業や団体などからの応援メッセージがパネル展示された(写真下)。結果は以下の通り。

☆グランドチャンピオン(経産36月以上48月未満の部1位・BU)
ユニオンデール タレント コーリー(父ラデイーノ パーク タレント ET)
出品:本吉市 株式会社T.ユニオンデーリイ

☆リザーブグランドチャンピオン(経産36月未満の部1位・BU)
フリーファーム バツカーン レツド ロツグ コンビ(父REW バツカイ ET)
出品:猪苗代町 成田昌弘氏

☆準リザーブグランドチャンピオン(未経産20月以上の部1位)
バンダイデール ゴールドウイン アーチス(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品:磐梯町 足利秀忠氏

・8月以上12月未満の部1位
レツドビーン メロデイ プロント ローズ(父ウインデイノールビユー プロント ET)
出品:石川町 小豆畑正一氏

・12月以上16月未満の部1位
コムスター フエアリーズ ジヨーダン(父ジレツト ジヨーダン ET)
出品:郡山市 郡山市観光振興交流公社

・16月以上20月未満の部1位
ロングリバー サンチエス ジユリエット(父ジエンマーク ストーマツク サンチエス)
出品:猪苗代町 成田昌弘氏

・経産48月以上の部1位・BU
シヤローリバー ゴールド マダム アーロン W8
(父ブレイデール ゴールドウイン)
出品:猪苗代町 浅川通氏

グランドチャンピオン牛について、小西審査員は「力を持った乳用性を備え、乳器・乳頭の配置が良く、体高に見合った体躯の深さがあり、全体のバランスが良い」と評した。

なお、平成21年度から23年度における優良酪農家選奨者(牛群検定、牛群審査、EX獲得、血統登録多頭申請)の表彰も行われた。

埼玉県 共進会名誉賞は ブルーバンブー アイデアル リサ(青木洋介氏出品)に

2012 年 10 月 19 日

Filed under: — admin @ 4:52 PM ニュース,共進会

埼玉県畜産会・埼玉県酪農協会主催の第48回埼玉県乳牛共進会が19日、開かれた。審査員は高橋貞光氏(日本ホルスタイン登録協会)。
開会挨拶で、青木雄治・同県酪農協会長は「酪農環境はきびしいが、自給粗飼料と牛の改良で経営を安定させたい。それは時間がかかることだが、すぐにできることは牛の居住環境を快適にすることだ。牛とかかわれる喜びを持って酪農を続けよう」と述べた。

☆経産名誉賞(36月以上48月未満の部1位)
ブルーバンブー アイデアル リサ(父シャドーリッジ ドラマチック)
出品:熊谷市 青木洋介氏

☆未経産名誉賞(10月以上14月未満の部1位)
ハギファーム アイオーン ストーマテイック(父ミッドフィールド CCM アイオーン)
出品:上里町 萩原繁氏

・14月以上18月未満の部1位
ハギファーム アイオーン ドミトリー(父ミッドフィールド CCM アイオーン)
出品:上里町 萩原繁氏

・18月以上24月未満の部1位
シミズファーム ポイポイ サンティック
(父ジエンマーク ストーマティック サンチェス)
出品:本庄市 清水義之氏

・経産36月未満の部1位
ローシアン ゴールド マセラティ(父NLBC エルフィン マセラティ ET)
出品:桶川市 島村和寿氏

・経産48月以上60月未満の部1位
タカダファーム リーダー エルヒーローズ(父コムスター エルヒーローズ ET)
出品:上里町 高田茂氏

・経産60月以上の部1位
ムサシ OH ダーハム(父ダーハム ET)
出品:日高市 有限会社加藤牧場

高橋審査員は、「未経産名誉賞牛は、牛に高さ・長さがあり、肋張りが良く、シャープで乳牛らしさがある。経産名誉賞牛は、骨格の強さと、優れた乳器をもった牛だ」と評した。

*参考書籍「牛を知る もっと牛を好きになる」 本誌2012年10月増刊号

あっ、ミッキーだ!

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類


北海道宗谷管内Y牧場にはラップサイレージで作った可愛い牛のオブジェがたくさんあります。
なかにはミッキー・マウスもあります。
「牛(のオブジェ)はたくさん作ったから、違ったものも作ってみたかったんです」とのこと。
Y牧場には牧場生活を経験してみたいという人達が各地からやって来ます。
「皆が喜んでくれるし、元気になって帰っていくんです」とYさんは言います。

地域交流牧場全国連絡会が北海道で研修会を開催

2012 年 10 月 18 日

Filed under: — djito @ 6:23 PM ニュース

地域交流牧場全国連絡会(事務局=中央酪農会議)は17から19日の4日間、北海道で「平成24年度 全国・新人研修会」を開催し、全国から会員60名および事務局20名が参加した。
今年のテーマは「酪農の魅力の再発見―迎える心、訪れる心の交流を通じて―」とし、初めの2日間は札幌市、旭川市、帯広市の3会場に分かれて、交流部会、製造部会、広報部会による部門別研修会を行ない、その後、全員が札幌市に集合し、全体での研修会を行なった。

全体での研修会では藤田毅会長(新潟県・フジタファーム)が、「内外圧により酪農家の体質改善が迫られている今、酪農の存在意義を国民に問うことが大切。その役割を酪農教育ファームは担っており、その酪農教育ファームを支えているは地域交流牧場全国連絡会である。各会員の役割は今後、さらに重要になっていく」と挨拶した。

その後、黒沢寛寿氏(福島県・黒沢牧場)は東日本大震災の現状を報告。除染作業が難しく自給飼料が使えていない状況、酪農経営の継続が危ぶまれている状況、そうしたなかでも地域交流牧場としての活動を再開したことなどを報告した。

さらに、帯広農業高校の米田敏也校長による講演、吉田恭寛氏(埼玉県・吉田牧場)によるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)に関する講習、会場別研修成果発表、そして意見交換会などが行なわれた。

【地域交流牧場全国連絡会】=酪農生産者同士が交流・意見交換する場を作り、都市生活者や地域住民との交流活動や教育的活動を進めていくことにより、日本酪農に対する理解や支援を獲得することを目的とする、酪農家による全国ネットワーク組織。今年4月1日現在の会員数は315会員。

※写真=「この研修会でスキルアップしていただきたい」と挨拶する藤田毅会長

都府県の24年度飲用乳価はほぼ据え置き

2012 年 10 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 6:25 PM ニュース

社団法人 中央酪農会議の門谷廣茂専務理事は10月17日、中央酪農会議で記者会見を開き、24年度のうち都府県の飲用向け乳価がほぼ23年度からの据え置きで決着したと発表した。

乳価は飲用向けや特定乳製品向け、液状乳製品向けなど用途別に指定団体と乳業者間で取り決めるが、都府県では圧倒的に飲用向け販売数量が多い。門谷専務は、ここ15年の都府県における生乳需給は、飲用牛乳等向け処理量の減少幅より生乳生産量の減少幅のほうが大きく、生乳生産基盤の強化が求められているといい、乳価交渉に際しても、増産への意欲を高めるため、指定団体側からは乳価引き上げを要求したという。一方、乳業サイドは「デフレと低価格志向による牛乳の店頭価格の下落」として乳価引き上げには難色を示したと話す。また、今回決着した乳価交渉は今年初旬からスタートしており、配合飼料価格の高騰など直近の課題については交渉材料に含まれていないことも明らかにした。

また、各指定団体は9月末現在で24年度計画生産数量の増減希望をまとめ、中央酪農会議に提出した。中央酪農会議は集められた希望を基に、10月中に指定団体間調整を行ない、計画生産数量の修正値を発表するとしている。

茨城県共進会:経産名誉賞に フイーンランド ジエスロ ボルトン(弓家直人氏出品)

Filed under: — admin @ 6:05 PM ニュース,共進会

茨城県酪連は17日、第30回茨城県ホルスタイン共進会を開いた。審査員は竹田秀臣氏(オールジャパン ブリーダーズ サービス)。結果は下記の通りで、経産名誉賞牛について「乳器が良いこと」、未経産名誉賞牛は「発育の良さ、望ましいフレーム」などと評した。

☆経産名誉賞(4才以上5才未満の部1位・BU)
フイーンランド ジエスロ ボルトン(父サンデイバレー ボルトン ET)
出品:笠間市 弓家直人氏

☆経産準名誉賞(4才以上5才未満の部2位)
サンシヤイン ドレーク ソル(父フアーオーラ デビージヨー ドレーク ET)
出品:常陸太田市 佐藤晃氏

☆未経産名誉賞(15月以上18月未満の部1位)
NNJ レチエ アモーレ(父リードベン テイー オフ ET)
出品:水戸市 日本農業実践学園

☆未経産準名誉賞(12月以上15月未満の部1位)
シルクフアーム インハーンサー AMS ブラクストン ET(父ブラクストン ET)
出品:守谷市 安孫子健一氏

・10月以上12月未満の部1位
クイーンフアーム ブラクストン ベスト ミリー(父ブラクストン ET)
出品:小美玉市 渡辺悠介氏

・18月以上21月未満の部1位
KL フアースト モーリン ハーゲン ET(父モーリン ストーム ET)
出品:坂東市 木塚陽一氏

・21月以上24月未満の部1位
エツセンス サンチエス アポロ シード ET(父ストーマテイツク サンチエス)
出品:小美玉市 朝倉修一氏

・経産3才未満の部1位・BU
NNJ オールツー ルーシー(父コムスター エルヒーローズ ET)
出品:水戸市 日本農業実践学園

・経産3才以上4才未満の部1位・BU
フイーンランド エアーリード エルヒーロー(父コムスター エルヒード ET)
出品:笠間市 弓家直人氏

・経産5才以上の部1位・BU
パイオニア シーチエ フリーランス(父ブレイデール フリーランス ET)
出品:小美玉市 朝倉修一氏

なお30回目の共進会を記念し、多回出品者33名、多回名誉賞受賞者1名、乳牛改良に寄与した県および酪農協職員に、茨城県酪連会長(大槻和夫氏)から表彰状が授与された。

« 前ページへ次ページへ »

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.