牛乳による血圧低下の可能性および牛乳を使用した減塩メニュー:Jミルク

2013 年 6 月 17 日

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一般社団法人Jミルクは、6月17日、都内で、平成25年度第1回Jミルクエビデンスセミナーを開催した。

本セミナーで女子栄養大学・栄養生理学研究室の上西一弘教授は、「牛乳・乳製品摂取と運動による血圧低下の可能性―日本における介入試験の結果報告より―」を講演した。講演で上西教授は「牛乳をただ飲むだけではなく、適度な運動をし、適正体重を保ったうえでの牛乳乳製品の摂取が、より血圧低下の効果があり、重要なことである」と話した。

 

また料理研究家・管理栄養士の小山浩子氏は、実際に調理をしながら「ミルクで美味しく減塩 乳和食」を講演した。会場では、小山氏おすすめの乳和食が振る舞われた。小山氏は「牛乳にはコク、甘み、旨みがあるため、料理に取り入れることにより、手軽に美味しく、大幅減塩が可能となる。ぜひ多くの人に、乳和食を取り入れた減塩生活を始めて欲しい」と話した。

東京・渋谷で酪農イベント「がんばろう東北の酪農」開催

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東北酪農青年婦人会議は6月15日、東京・渋谷の国立総合児童センター「こどもの城」で、消費者イベント「がんばろう東北の酪農」を開催した。本イベントは「こどもの城」における東日本大震災復興支援事業の一環であり、今回で2回目の開催となった。

会場では、午前11時のスタートと同時に、福島県の牛乳・乳飲料をメインとした試飲、チーズの試食が始まり、来館者や家族連れでブースは大賑わいとなった。
その他、「牧草であそぼう」「牛乳パックを使った帽子のワークショップ」など数々のイベントが用意され、酪農に関することや、牛乳ができるまでの様子を紹介するパネル展示や資料配布もあり、来場者の関心を集めた。

今回のイベントの代表である東北酪農青年婦人会議・委員長の半澤善幸氏は、「このイベントで、酪農家が震災以来、幾多の苦難を乗り越えながらも頑張って生産しているということのPR、また放射能汚染に関して正しく理解していただきたい」とイベントの目的について話した。

 

JA全農が夏場対策用混合飼料「とまるちゃんなつこ」新発売

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JA全農・畜産生産部は夏場対策用混合飼料「とまるちゃんなつこ」を新発売した。

「とまるちゃんなつこ」は、全農ET研究所と科学飼料研究所が協力して開発した夏場対策用混合飼料。「暑い夏でも受胎しやすい健康な体を保ちます。」というコンセプトで開発された。このコンセプトの実現するために、以下のことに取ポイントを置いて開発した。

体内の血液バランスを整える

飼料中のデンプンとタンパク質のバランスが崩れると、血糖値に対して血中尿素態窒素濃度が上昇し、繁殖成績が悪化することが知られている。この問題を解決するために、「とまるちゃんなつこ」は血糖値を上げる糖蜜と繁殖の改善に寄与するビタミン・アミノ酸を配合した。

体温を下げる

牛は体の熱をうまく放出できないため、気温の上昇とともに体温が上昇する。体温が上昇すると乾物摂取量が下がり、乳量や繁殖成績が低下する。「とまるちゃんなつこ」に配合したナイアシンは牛のエネルギー代謝を手助けすることに加えて、末梢血管の広げる作用がある。血管が拡張されるとより多くの血液が外気に触れるので、外気が体温よりも低ければ体温を下げることになる。

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牛トレーサビリティ法の届出と血統登録をワンストップ化、補足情報入力システムを開発:家畜改良センター

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独立行政法人家畜改良センターは、牛トレーサビリティ法に基づく牛の出生届出と、牛の血統登録のための報告をワンストップ化するため、社団法人日本ホルスタイン登録協会(以下、日ホル協)と共同で「補足情報システム」を開発し、7月16日からそのサービスを開始した。

本システムの開発により、畜産農家がPCシステムを利用して、牛トレーサビリティ法に基づく届出を行なう際に、PCシステムのリンク機能を活用し、日ホル協で行なわれている血統の自動登録に必要な補足情報の報告を、同時にできるようになった。これにより、畜産農家の報告作業の負担軽減および血統登録の効率性の向上が期待される。

なお、本システムの詳しい利用方法については、日ホル協のホームページに掲載されている(http://hcaj.lin.gr.jp/02/2013/2-7-130320-1.htm)。

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