ミルク缶の再利用

2012 年 7 月 20 日

Filed under: — maetomo @ 8:34 AM 未分類

根室管内のN牧場では、今では使わなくなったミルク缶に色を塗り飾っています。
牛柄に塗られたミルク缶は、処理室の入り口に花と一緒に置かれており、
入り口付近が華やかになっています。
これは、牛大好きな娘さんが自分でペンキを使って牛柄を描き、
色が薄くなってきたらその都度塗り直して綺麗にするそうです。
自宅にはたくさんの牛グッズも揃えており、
「やっぱり牛飼いだから牛好きだし、牛グッズも飾りたい」と言います。

全国の乳用牛飼養農家戸数は2万100戸(平成24年2月現在):農水省が公表

2012 年 7 月 14 日

Filed under: — admin @ 10:21 AM ニュース

農水省は12日、今年2月現在の畜産戸数統計(概数)を公表した。

それによると、乳用牛の飼養戸数は2万100戸、前年同期比で900戸減(同4%減)である。飼養頭数は144万9000頭(経産牛94万3000頭)、一戸当たり飼養頭数は72.1頭。

飼養頭数別では、子畜のみ443戸、成畜1から19頭が4340戸(構成比22.4%)、同20から29頭が2940戸(同15.2%)、30から49頭が5210戸(同26.9%)、50から79頭が3910戸(同20.2%)、80から99頭が1010戸(同5.2%)、100頭以上が2030戸で同10.5%(うち300頭以上は203戸)。
特徴的なのは、80から99頭層が前年比15.8%減となる一方で、100頭以上層では同8%増加していること。

地域別では、北海道が7270戸(構成比36.2%)、東北が3130戸(同15.6%)、北陸が431戸(同2.1%)、関東・東山が4130戸(同20.5%)、東海が919戸(同4.6%)、近畿が709戸(同3.5%)、中国が975戸(同4.9%)、四国が498戸(同2.5%)、九州が1970戸(同9.8%)、沖縄が83戸(同0.4%)。
東北が、昨年の東日本大震災および福島原発事故による影響を受け、前年比7.1%減と戸数を減少させた。

飼養頭数を見ると、北海道が全国比56.7%、東北が8.0%、北陸が1.2%、関東・東山が14.0%、東海が4.2%、近畿が2.2%、中国が3.5%、四国が1.6%、九州が8.3%、沖縄が0.3%。

全国比36.2%の北海道の酪農家が、全国比56.7%の乳牛を飼い、日本全体の約51%の生乳生産を行なっていることになる。頭数で見ると、全国の約1割が成牛100頭以上を飼養している。

なお同統計によると、全国の肉用牛飼養戸数は6万5200戸、養豚戸数5840戸、採卵鶏飼育戸数(1000羽以下除く)が2810戸となっている。(文責:関東支局)

農林水産大臣賞に北海道・塩野谷孝二さん

2012 年 7 月 13 日

Filed under: — maetomo @ 6:19 PM ニュース

全国酪農青年女性会議は7月12日と13日、神戸市内で第41回全国酪農青年女性酪農発表大会を開いた。一昨年は口蹄疫で、昨年は東日本大震災の影響で中止となった同発表大会が開かれるのは、3年ぶり。全国から多数の会員酪農家が参加した。
今大会で酪農経営発表の部で最優秀賞である農林水産大臣賞を受賞したのは、北海道酪農青年女性会議:塩野谷孝二さんで、演題は「次世代放牧への挑戦 放牧で高泌乳牛を飼う」だった。 (more…)

ピンク大好き!

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

根室管内S牧場に行くと、色鮮やかなフリーストール牛舎が目に飛び込んできます。
「ピンク色が大好き」という奥様。
バルク室の外壁のみならず、内壁も各所がピンク色です。
灯油タンクもピンク色です。

Sさんご夫妻は「仕事をするのが楽しくなる」と言います。
確かにウキウキしてきます。

平成23年度の分娩間隔は全国平均で438日:家畜改良事業団まとめ

2012 年 7 月 10 日

Filed under: — admin @ 9:11 AM ニュース

家畜改良事業団がまとめた平成23年度の牛群検定成績による分娩間隔日数は、平成23年度は35万2741頭で平均438日と過去最高となった(前年比5日増)。内訳は、北海道が23万7878頭で平均432日、都府県が11万4863頭で同449日。

分娩間隔の年度別推移(全国)では、昭和51年の403日から同55年、56年には399日と400日と成績が向上したが、その後、少しずつ延び始め平成7年に418日となり、同9年に420日、同12年には430日となり、以降430日台で推移してきた。

分娩間隔が最も短かったのは長野県で平均435日、最も長いのは大坂で同519日という結果である。
なお、乾乳日数は67日、搾乳日数は371日(平成23年度全国平均)。
分娩間隔が急延したのは猛暑などの影響と見られている。(文責:関東支局)

牛好きの牛好きによるオブジェ

2012 年 7 月 6 日

Filed under: — maetomo @ 5:31 AM 未分類

十勝管内S牧場には可愛らしい「牛のオブジェ」が飾られています。
中央にそのオブジェが置かれた花壇は、道路を走っていてもよく見えるところにあり、
思わず見てしまうほどきれいに飾られています。
さらに牛の周りには緑色のシートを敷くことで、よく牛が映えるようになっています。
この牛オブジェは同牧場の奥さんの手作りで、
ディッピング液の空容器と木板からできており、
完成までに少々時間はかかったそうですが、それを見る彼女は終始笑顔でした。
このオブジェの他には、大きな“牛だるま”も別の場所にたたずんでいます。

もともと酪農家の娘だった彼女は、
小さい頃から酪農家の嫁になることを思い描いていたそうです。
今では牛が好きで好きでしょうがないくらいだといいます。
「牛好きだし牛飼いでもあるから、牛を飾りたいものです」と言いますが、
それを手作りしてしまうところに牛好きさを感じました。

牛乳の消費拡大には「もっと利用しやすさ」を:畜産経営経済研究研究・第14号発刊

2012 年 7 月 5 日

Filed under: — admin @ 5:45 PM ニュース

畜産の研究者、行政、実務家などで構成されている畜産経営経済研究会(会長・小林信一:日本大学教授)は、「畜産経営経済研究」第14号を発刊した。同号には、3つの論文が収録されている。

「A生協組合員における牛乳に対する消費者行動」(日本大学 小泉聖一・小林信一)は、一人・一日当たりの牛乳消費が1960年の10.7kgから1994年には41.6kgと伸びたものの、その後、減少基調に入り、2009年にはピーク時の約8割まで下がったことを踏まえ、消費の促進抑制要因などをA生協の組合員調査から探ったもの。

それによると、消費が消極的になったのは「価格的な側面ではなく、利便性による部分がかなり関わっている事が推察された」として、「利用しやすい牛乳をいかに消費者に提供する事が出来るかが、消費拡大にとって最も重要な側面である」と結言している。

なお、同研究会は7月21日に平成24年度シンポジウムを予定している(「酪農乳業イベント情報」参照)。(文責:関東支局)

第14回全国ホル共進会は3年後に北海道で

2012 年 7 月 2 日

Filed under: — djito @ 4:07 PM ニュース

日本ホルスタイン登録協会は6月22日の通常総会で、平成27年度に第14回全日本ホルスタイン共進会(以下、全共)を北海道で開催することを決定し、北良治会長(北海道ホルスタイン農協組合長)が7月2日に北海道庁を訪れ、高橋はるみ道知事に協力要請した。

北会長は「北海道開催は初めてであり、ぜひ北海道でやってほしいという全国的な要望も多いことから、災害復旧に向けて全国の酪農家を元気づけようと北海道開催を決定した。ぜひ知事に先頭に立っていただきたい」と協力を要請。
高橋知事は「格式ある全国大会だけに、われわれもしっかりと連携し対処していきたい」と述べた。

前回(平成22年度)の第13回全共も北海道大会が決定していたが、宮崎県での口蹄疫発生を受け翌年に延期され、さらに同23年度の予定は東日本大震災と福島原発事故などの諸情勢を鑑み中止となった。
ゆえに同27年度に開催されれば、第12回栃木県大会(同17年度開催)以来10年ぶり、北海道で初の全共となる。

写真=第14回全共北海道大会の協力を要請する北良治会長と、それに応える高橋はるみ知事

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