23年全道平均乳量、8899kgで46kg増

2012 年 2 月 28 日

Filed under: — admin @ 8:41 PM ニュース

北海道酪農検定検査協会は2月28日、平成23年1〜12月の年間検定成績(経産牛1頭当たり成績:速報)を発表した。それによると、検定農家戸数は4797戸で実頭数は1戸当たり72頭。全道平均乳量は8899kg(前年は8853kg)で前年と比べ46kgの増加だった。乳脂率は4.01%、乳蛋白質率は3.30%、無脂固形分率は8.79%、体細胞数は21万、リニアスコアは2.7だった。

繁殖成績においては、分娩間隔が433日(前年は428日)で前年に比べ5日延び、初産分娩月齢は25カ月だった。
乳量階層別戸数を見ると、平均乳量1万1000kg以上が198戸で4.1%(前年は180戸で3.7%)、1万kg台が600戸で12.5%(前年は568戸で11.6%)、9000kg台は1106戸で23.1%(前年は1154戸で23.5%)、8000kg台は1283戸で26.7%(前年は1348戸で27.4%)だった。
これを市町村別で見ると、乳量は富良野市が1万1065kg(前年は1万1082kg)で前年同様トップ。1万kg以上は北広島市、中札内村、豊頃町、新得町、斜里町、北見市留辺蘂だった。

また、今年度は、乳量階層別生涯成績とりまとめとして、生涯乳量5万kg以上の牛を飼養している検定農家数を公表。1万1000kg以上では189戸・1738頭、1万kg台では573戸・4565頭、9000kg台では1019戸・6311頭、8000kg台では1118戸・5842頭となっている。

「乳用牛遺伝能力評価2012 2月」(国内種雄牛)を公表:家畜改良センター

Filed under: — admin @ 5:35 PM ニュース

家畜改良センターは、2月28日、乳用牛遺伝的能力評価2012 2月の評価結果(国内種雄牛分)を発表した。

今回は9頭の新規種雄牛が入り、8頭が上位40位にランクインした。
なお、本評価結果をもとに、インターブルが算出を行う国際評価値については、平成24年4月3日を公表予定日としている。

評価結果は、同センターホームページからPDFファイルで入手できる。
*家畜改良センター:http://www.nlbc.go.jp

ホクレン家畜市場:2月の初妊牛平均価格は強含みで54万8000円

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

ホクレン家畜市場の初妊牛相場2月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

2月については、引き続き春産み中心の出回りとなっており、都府県を中心に導入意欲が活発化したことから、平均価格は54万8000円(前月比1万5000円高、前年比4万9000円安)と、強含みでの推移となった。

3月については、春産み需要の継続は見込まれるが、高値に対する警戒感もうかがえることから、現状を維持した相場展開が予測される。

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.