牛乳中の放射性物質17都県で検出下限値以下
2012 年 2 月 29 日
一般社団法人 日本乳業協会は2月29日、会員乳業が行なった牛乳中放射性物質検査の結果を公表した。検査は17都県・110工場・117製品と17都府県以外・14工場・14製品。検査対象の牛乳は、主に学校給食向け牛乳。いずれの製品も検出下限値(1kg当たり10ベクレル以下)を下回った。
乳業協会では「自治体によってモニタリング検査され、安全が確認された原乳を使っているので製品は安全で検査の必要はない」との立場を示しているが、今回、「モニタリング検査の検証」と「新規制値適応に先立てて基準適合を確認する」ことを目的に自主検査を行なった。
4月1日に新たな食品中放射性物質規制値が適用され、牛乳は一般食品よりも厳しい1kg当たり50ベクレルとなる。今回の検査では検出下限値を、牛乳よりさらに厳しい飲料水の規制値である10ベクレル以下とした。
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