乳検40周年記念大会 優秀検定員、優良検定農家、優良検定指導者を表彰

2016 年 2 月 29 日

Filed under: — djito @ 7:02 PM ニュース

検定員中央研修会

北海道酪農検定検査協会および乳用牛群検定全国協議会は2月29日、札幌市内で「検定員中央研修会」を開催した。
牛群検定農家および検定員はもとより、乳検関係者ら、約400名が参加した。
乳検は今年度で40周年を迎えたことから、各種の表彰、乳用牛ベストパフォーマンス実現セミナーなど、記念事業を併催した。

検定員中央研修会では、「なぜ、今ベストパフォーマンスなのか」と題して、農水省畜産振興課の藁田純課長が講演。酪農・乳業をめぐる情勢、TPP関連対策の概要、牛の能力を発揮するために必要なこと、などを解説した。

その後、平成27年度、優秀検定員、優良検定農家、優良検定指導者の表彰式が行なわれた。
受賞者は以下のとおり。

【優秀検定員(8名、敬称略)】岩瀬一寿(美瑛町乳検組合)、三浦やよい(日高町乳検組合)、石坂景子(豊頃町乳検組合)、千葉一男(鶴居村乳検組合)、志田一子(道東あさひ農協)、福江智子(北見市乳検組合)、田宮哲(佐呂間町乳検組合)、瀬尾匠(宗谷南乳検組合)

【優良検定農家(13名、敬称略)】市川勝利(石狩南地区乳検組合)、小川繁雄(中空知乳検組合)、ベイリッチランドファーム(美瑛町乳検組合)、畠山洋弥(ようてい乳検組合)、佐橋和哉(長万部町乳検組合)、堀弘幸(胆振東部乳検組合)、小池孝義(静内乳検組合)、友夢牧場(新得町乳検組合)、廣瀬女公美(阿寒乳検組合)、中川佳代(道東あさひ農協)、越智豊(湧別町乳検組合)、栗城一貴(北宗谷農協)、富樫直敏(幌延町乳検組合)

【優良検定指導者(5名、敬称略)】山崎明夫(そらち南乳検組合)、宮崎茂(ようてい乳検組合)、西部潤(十勝農協連)、高橋英穂(計根別農協)、伊藤正英(猿払村乳検組合)

家畜共済事業の健全な発展を:家畜診療等技術全国研究集会

2016 年 2 月 19 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:10 PM ニュース

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全国農業共済協会は2月18~19日都内で、平成27年度家畜診療等技術全国研究集会を開催した。同研究集会は、産業動物の臨床技術の向上と損害防止の推進を図り、家畜共済事業の健全な発展を目的としており、今年度で42回目の開催となった。 今回は、全国から選出された21題の研究発表並びに講演が行なわれ、研究発表には審査により農林水産大臣賞、吉田賞、奨励賞、農林水産省経営局長賞、全国農業共済協会長賞がそれぞれ贈られた。
今回の農林水産大臣賞は「牛の閉塞性胆汁うっ滞に対して胆嚢十二指腸吻合術を行った7例の比較考察」を発表した北海道の田中優樹氏(NOSAIオホーツク 湧別家畜診療所)が受賞した。吉田賞は「股関節脱臼における非観血的整復術と予後判定の検討」を発表した千葉県の中村友彦氏(ちばNOSAI連)が受賞。奨励賞は「過肥および暑熱期分娩牛に対する無乾乳分娩の有用性」を発表した静岡県の伊藤拓也氏(NOSAI静岡県東部 家畜診療所)と、「生乳の腸間膜根捻転の発生および整復方法について」を発表した千葉県の五島可祥氏(ちばNOSAI連 南部家畜診療所)が受賞した。

牛の繁殖成績を向上させよう!:家畜人工授精優良技術発表全国大会

2016 年 2 月 17 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:30 AM ニュース,発表会

一般社団法人日本家畜人工授精師協会は、2月16日都内で、第44回家畜人工授精優良技術発表全国大会を開催した。同大会は、昨年に引き続き「牛の繁殖成績を向上させよう!」をテーマとし、繁殖成績の改善に資するとともに優秀繁殖技術の普及啓発を図ることを目的とする。
今回は家畜人工授精において第一線で活動している10名が全国から集まり、優良技術の発表を行なった。

本大会の優秀賞である西川賞は「JA家畜人工授精師として地域の和牛振興に携わって」を発表した山口県の中山友希氏と、「ピーク乳量に応じた授精開始適期の検討」を発表した北海道の岡田博史氏が受賞した。
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ミルクのおいしさとたのしさで、笑顔あふれる毎日に:雪印メグミルク(株)

2016 年 2 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM ニュース,新商品

 雪印メグミルク(株)は、2月9日都内で、平成28年春季新商品発表会を開催した。新商品発表会にあたり、取締役執行役員の板橋登志雄氏は「“内臓脂肪を減らす”という明確な機能性をパッケージに標記し、昨年の秋に販売開始した『恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト』の売上は好調に推移しており、平成27年第3四半期における100人当たりの平均購入金額は(出典:SCI-P)、個食タイプが6.5倍以上、ドリンクタイプが3.5倍以上の数値を示した」と、同製品において今後も積極的かつ継続的なマーケティング施策展開や売り場活動に最大注力をするとした。また「わが国の酪農を取り巻く環境は、TPP交渉による乳製品の関税低減・撤廃、世界的な乳資源需給、為替の動向、エネルギーコストなど、非常に厳しいものだと認識している。同社は貿易自由化の流れに関わらず、国内酪農を基盤とし、ミルクの付加価値を具現化した商品を市場に投入していくことで酪農生産への貢献を果たしていく」と述べた。
 同社は重点新商品として、“リラックスした集中”を持続させ、仕事や勉強をはかどらせてくれる“デスクトップラテ”を商品コンセプトとした「BOTTLATTE カフェラテ/ロイヤルミルクティー」を紹介した。ほかにも健康・美容イメージから注目高まるアーモンドをヨーグルトとおいしく食べるヨーグルト「アーモンドブレイク ドライフルーツミックス/バニラ×ストロベリー」や、さわやかなシャドルネが香るデザート系のクリームチーズ「雪印100 クリームチーズ シャドルネ」などが紹介された。

BOTTLATTE カフェラテ

BOTTLATTE カフェラテ


アーモンドブレイク/バニラ×ストロベリー

アーモンドブレイク/バニラ×ストロベリー


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「平成27年度畜産技術セミナー」開催案内

2016 年 2 月 2 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:30 PM セミナー開催案内

筑西市畜産振興協議会、茨城県西肉用牛肥育技術研究会、独立行政法人 家畜改良センター茨城牧場は、2月26日茨城県内で「平成27年度畜産技術セミナー」を開催する。同セミナーは、わが国の畜産経営を取り巻く現状を的確に把握し、持続的で強い畜産経営を目指すことを目的としている。

【会場】
「ホテルニューつたや」茨城県筑西市南町乙907-1
【日程】
2月26日(金)13:30-17:00
【講演】
1.「最近の畜産情勢と環太平洋パートナシップ(TPP)協定対策について」農林水産省関東農政局生産部畜産課長・和田剛氏
2.「豚流行性下痢(PED)について」
茨城県県西家畜保健衛生所衛生指導課係長・水野博明氏
3.「牛の異常産について」
茨城県県西家畜保健衛生所防疫課係長・古谷道栄氏
【事例発表】
・「再生産できる農業経営」
(株)大嶋農場 代表取締役・大嶋康司氏

【参加申し込み方法】
事前に下記の問い合わせ先まで、居住市町村または所属、氏名および連絡先を知らせる(参加無料)。

【問い合わせ】
独立行政法人 家畜改良センター茨城牧場(担当:菊地)
TEL 0296-37-6511 FAX 0296-20-3020

搾乳ロボット、乳検活用、TACSしべちゃ—-酪総研シンポジウム

2016 年 1 月 30 日

Filed under: — djito @ 11:09 AM セミナー報告

酪総研シンポ

雪印メグミルク 酪農総合研究所は1月29日、札幌市で「酪総研シンポジウム」を開催した。
テーマは「日本酪農の可能性–人・牛・飼料–」で、全国から370人が参加した。

根釧農業試験場・堂腰顕主査は「規模拡大を目指した搾乳ロボット利用技術」と題して、搾乳ロボットを導入する際の条件や注意点などを解説した。
ロボット搾乳不適応牛がいることから後継牛の確保が必要であること、フリーストール牛舎設計の失敗はロボット搾乳の失敗に直結すること、高精度な個体情報データを活用しながら牛の観察に注力することがロボット搾乳成功のポイントであることなどを解説した。

北海道酪農検定検査協会・荒井義久部長は「これからの牛群検定情報の活用–今、乳検でできること」と題して、北海道酪農と牛群検定事業の現状、牛群検定の役割、乳検データの活用、ゲノミック評価、またスマートフォンやタブレットなどでもデータ活用できる「牛群検定WebシステムDL」などを紹介した。
さらに、死産の傾向を示し、死産は後継牛と生乳生産確保に大きな問題となっていることをデータをもとに解説した。

釧路管内の標茶農協雪印種苗・標茶町が出資して設立し、昨年4月より搾乳を開始したTACSしべちゃ・龍前直紀場長は「草地酪農を目指すTACSしべちゃの取り組み」と題して、目標年間出荷乳量2400tに向けて順調に進捗していることや、粗飼料自給率100%に向けた取り組みなどを紹介した。
表層攪拌法による草地更新でオーチャードグラス、ペレニアルライグラス、アルファルファへ植生改善した手応え、雪腐れ防止対策としての殺菌剤散布、播種時期を広げるフロストシーディング法などの取り組みも紹介した。

【初妊牛相場】ついに70万円超え―ホクレン家畜市場

2016 年 1 月 29 日

Filed under: — djito @ 7:07 PM 業界情報

相場01

ホクレン家畜市場の初妊牛相場1月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

1月については、出回り資源が減少するなか、春産み中心の出回りとなり都府県を中心に需要が活発化したことから、平均価格は71万5000円(前月比5万4000円高・前年比13万7000円高)と一段高での推移となった。

2月については、引き続き春産み中心の出回りとなり、更新などを含めた需要が一定量見込まれることから、高値維持が予測される。

優良登録員10名を表彰 北海道ホル農協

2016 年 1 月 21 日

Filed under: — djito @ 7:07 PM ニュース

登録員表彰式S

北海道ホルスタイン農業協同組合と日本ホルスタイン登録協会北海道支局は1月21日、札幌市内で「第41回 優良登録員表彰式」を開催した。
同組合は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励している登録員を毎年、関係団体からの推薦を得て表彰している。
今年度の表彰者は以下の10名(敬称略)。

工藤克典(石狩地区NOSAI)、田島俊一(後志NOSAI)、玉井清二(十勝清水町農協)、小川浩諭(士幌町農協)、林孝志(北海道ひがしNOSAI)、種田伸作(摩周湖農協)、上田隆(道東あさひ農協)、坂本斉(オホーツクNOSAI)、佐藤達也(オホーツクNOSAI)、石野克利(北宗谷農協)

「JNCサイエンティフィックキャンプ」開催案内

2016 年 1 月 20 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:00 AM セミナー開催案内

日本ニュートリション(株)は、2月に機能性飼料をテーマとした「JNCサイエンティフィックキャンプ」を開催する。第一回の今回は、ドイツに所在するフィトバイオティクス社と共同で、新商品「サングロビットエクストラ」の紹介を含め、ファイトジェニックス(植物由来機能性飼料)やアルカロイド(植物由来含窒素塩基性物質)の紹介をする予定。詳細は下記のとおり。

【東京会場】
日時:2月16日 13:00~17:00(セミナー終了後に懇親会) ※定員200名
場所:砂防会館 別館シェーンバッハ 利根
住所:〒102-0093 東京都千代田区平河町2-7-5(本館) TEL:03-3261-8386
【鹿児島会場】
日時:2月17日 13:00~17:00(セミナー終了後に懇親会)※定員50名
場所:鹿児島東急REIホテル アルテミス
住所:〒890-0053鹿児島県鹿児島市中央町5-1 TEL 099-256-0109
【札幌会場】
日時:2月19日 13:00~17:00(セミナー終了後に懇親会)※定員50名
場所:札幌コンファレンスホール コンファレンスB
住所:〒060-0062北海道札幌市中央区南2条西2丁目富樫ビル6F TEL 011-252-2112

参加費:無料(懇親会は一人5,000円)

・申込方法:別紙の申込書に必要事項を記入したうえ、FAXにて申込む。

【プログラム】
・日本ニュートリション株式会社・フィトバイオティクス社紹介
・機能性飼料、ファイトジェニックス(植物性由来機能性飼料)、アルカロイドについて
・サングロビットエクストラ紹介、畜種別知見の紹介など

※詳細プログラムについては参加申込者に別途案内する。

【問い合わせ】
日本ニュートリション株式会社セミナー事務局榎田まで
TEL 03-5771-7890 FAX 03-5771-7894 E-mail:seminar@jnc.co.jp

「WEBリニューアル記念プレゼントキャンペーン」実施中 コーンズ・エージー

2016 年 1 月 19 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM キャンペーン

コーンズ・エージーは、WEBサイトのリニューアルを記念して、
プレゼントキャンペーンを実施している。
抽選で、ドイツファールやフェラーリのグッズ、搾乳ロボットのガイドブックなどが当たる。
応募は以下のサイトへ。
http://www.cornesag.com/news/201601/001223.html
応募締切は1月31日

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