1月に「米国コーン・アウトルック・カンファレンス2016」開催 アメリカ穀物協会

2015 年 12 月 14 日

Filed under: — djito @ 6:27 PM セミナー開催案内

アメリカ穀物協会は2016年1月26日に東京アメリカンクラブ(東京都港区)で標記カンファレンスを開催する。同時通訳付きで、参加費は無料。

●日時:2016年1月26日(火曜日)
 カンファレンス:13:00(12:30開場)から17:30(予定)
 レセプション:18:00から20:00(予定)
●場所:東京アメリカンクラブ B2F「マンハッタン」
 東京都港区麻布台2-1-2 TEL 03-4588-0381
●プログラム
演題1「アメリカ穀物協会トウモロコシ収穫時品質レポート2015/16」
 ケアリー・シフェラス(アメリカ穀物協会)
演題2「米国トウモロコシ生産者の展望」
 フィル・ウェニッヒ(オハイオ州トウモロコシマーケティングプログラム)
 ジム・バーチマン(ウィスコンシン州トウモロコシ促進委員会)
演題3「トウモロコシ生産、需給見通しと米国農業政策」
 マーティ・ルーカ(プロエクスポーターネットワーク主席アナリスト)
パネルディスカッション「米国産トウモロコシの現状と今後の展望」
●申し込み方法
2016年1月8日までに、社名、役職、名前、TEL、Emailアドレス、レセプション参加/不参加を明記のうえ、FAX(03-6205-4960)かEmail(grainsjp@gol.com)で申し込む。
●問い合わせ
アメリカ穀物協会 浜本または小野澤(TEL 03-6206-1041)

仕事の質と精度を高めるセミナー サツラク青年同志会

2015 年 12 月 12 日

Filed under: — djito @ 5:51 PM ニュース

サツラク

サツラク農協のサツラク青年同志会(川口谷仁会長)は12月12日、札幌市の本所で「仕事の質と精度を高めるためには具体的に何が必要なのか?」をテーマとした講習会を開催した。
講師は、農場コーチングで知られる山本浩道獣医師(宮崎県)。

講習会は、グループワークという参加型セミナーというスタイル。
各班に模造紙が配られ、そこに問題点や課題、考えていることなどを、参加者同士が話し合いながら書き落としていく「マッピング」という手法で行なわれた。

具体的には、紙の中心に「質と精度を高める」と書き、その周囲に「できない理由」「技術」「仕組み」「コミュニケーション」「意欲」「意識」と放射状に書き入れ、それぞれについて参加者が話し合いながら、実情や今までに行なってきたこと、今後やりたいことなどを書き落としていくというもの。

最後に、各班が、書き込んだマッピングを掲示して、話し合った内容を紹介し合った。
・目標をクリアしたらボーナスがもらえる仕組みがあればいい。
・家族同士でも「ありがとう」と言うと、がんばろうという気持ちになる。
・収益を上げることを共通目標としたミーティングが必要。
・ホウレンソウ(報告・連絡・相談)がきちんとできる職場にする。
・経営主と従業員の連帯感を深めたい。
・子が親に指示したいときには「申し訳ないけど」「ちょっとお願いしたいんだけど」と言うとスムーズにいく。
—-などの報告に参加者は興味深く聞き入った。

牛の最適管理をクラウドと人工知能で実現するウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を発表 ファームノート

2015 年 12 月 7 日

Filed under: — djito @ 6:05 PM ニュース

スマートフォンやパソコンでの牛群管理ソフト開発・販売を手掛ける株式会社ファームノート(北海道帯広市、小林晋也社長)は、クラウドと人工知能を活用して、最適な牛の飼養管理を実現するウェアラブルデバイス「Farmnote Color」を発表した。

ウェアラブルデバイスとは、腕や頭部など、身体に装着して利用することが想定された端末(デバイス)のこと。
「Farmnote Color」は牛群管理システム「Farmnote」と連携した牛用のウェアラブルデバイス。
「Farmnote Color」は牛の首に装着して活動データをリアルタイムに集取する。
「Farmnote Color」がゲートウェイを通じて牛の活動データをクラウドに保存し、人工知能が解析した牛の状態、例えば、発情や疾病徴候をスマートデバイスに通知することで最適な飼養管理を実現できる。

事前注文受付開始は2016年3月1日、発売日は2016年6月1日を予定している。
詳しくは以下へアクセス。
http://farmnote.jp/color/index.html

広島大学が1月に酪農家および関係者向けの技術セミナー

2015 年 12 月 4 日

Filed under: — djito @ 8:35 AM セミナー開催案内

広島大学 日本型(発)畜産・酪農技術開発センターは1月22日に、酪農家および酪農関係者向けの「酪農技術セミナー」を開催する。
日程・内容は以下のとおり。

●日時:2016年1月22日(金)13:00から16:00
●場所:広島大学生物生産学部C206講義室
 アクセス:http://www.hiroshima-u.ac.jp/seisei/access/index.html
●参加費:無料

●セミナー内容
1「移行期の栄養管理」
講師:大場真人教授(カナダ・アルバータ大学 酪農栄養学)
2「移行期の暑熱ストレスと光周期管理」
講師:杉野利久准教授(広島大学大学院生物圏科学研究科 家畜飼養学)
3「子牛の栄養・飼養管理」
講師:大場真人教授
4 質疑応答

●参加申し込み先
広島大学日本型(発)畜産・酪農技術開発センター
事務局:友次亜希子(E-mail:tomotsu@hiroshima-u.ac.jp)
メールは表題に「酪農技術セミナー参加申し込み」と記載する。
内容には、所属、氏名、連絡先(E-mail)を記入する。
●参加申し込み締切日:2016年1月10日

●問い合わせ先
広島大学大学院生物圏科学研究科
杉野利久(TEL 082-424-7956 E-mail:sugino@hiroshima-u.ac.jp)

「近未来の酪農経営に備える~10年後のための酪農経営戦略~」全酪連 酪農セミナー2016/ワークショップ2016 開催案内

2015 年 12 月 2 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 AM セミナー開催案内,ニュース

 全酪連は2016年1~2月に、全国6会場にて全酪連酪農セミナー(平成27年度)を開催する。今回はコーネル大学名誉教授ラリー・E・チェイス博士を講師として招き、将来の酪農産業へ向けたメッセージに主眼を置いた「酪農現場に重要な技術(考え方)」という内容のセミナーを予定。また研究者・指導者を対象とした「次世代の農場現場指導のあり方」と題したワークショップも開催する予定。詳細は下記のとおり。

【日時・場所】
1月25日:熊本セミナー(火の国ハイツ)
1月28日:帯広セミナー(ホテル日航ノースランド帯広)
1月29日:全酪連ワークショップ(ホテル日航ノースランド帯広)
2月1日:岡山セミナー(岡山国際交流センター)
2月3日:名古屋セミナー(名古屋逓信会館)
2月5日:仙台セミナー(フォレスト仙台)
2月8日:那須セミナー(ホテルエピナール那須)
※各会場とも開会10:00、閉会16:00

【参加費】
1名5000円(テキスト・昼食代含む)

【対象】
酪農家・組合役職員・公的指導機関、研究者・獣医師・コンサルタント

【セミナー内容】
第1章 酪農産業の過去・現在・未来
第2章 農場経営
第3章 乾乳牛と子牛
第4章 高泌乳牛群の飼養管理

※お申し込み・お問い合わせは、最寄りの全酪連支所まで。

1月に札幌で「創立40周年記念 酪総研シンポジウム」

2015 年 12 月 1 日

Filed under: — djito @ 9:46 AM セミナー開催案内

雪印メグミルク 酪農総合研究所は1月29日に、札幌市で「日本酪農の可能性-人・牛・飼料-」をテーマに「創立40周年記念 酪総研シンポジウム」を開催する。
●日時:平成28年1月29日(金)13:00から17:00
●場所:第二水産ビル8階大会議室(札幌市中央区北3条西7丁目)
●内容
・講演1「規模拡大を目指した搾乳ロボット利用技術」
 道総研 根釧農業試験場 堂腰 顕氏
・講演2「これからの牛群検定情報の活用-今、乳検で出来ること-」
 北海道酪農検定検査協会 荒井 義久氏
・講演3「草地酪農を目指すTACSしべちゃの取り組み」
 TACSしべちゃ 龍前 直紀氏
・意見交換(質疑応答)
●参加無料、定員250名(定員になり次第締め切り)
●申し込み:酪総研HP掲載の「参加申込書」にてFAXで申し込む。
HP:http://rakusouken.net/
FAX 011-704-2417

【初妊牛相場】3カ月連続で60万円超え――ホクレン家畜市場

2015 年 11 月 30 日

Filed under: — djito @ 3:06 PM 業界情報

相場11

ホクレン家畜市場の初妊牛相場11月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

11月については、前月並みの出回り頭数となり、通常の更新需要を中心とした一定量の需要が確保されたことから、平均価格は60万3000円(前月比2000円高・前年比7万2000円高)と保ち合いでの推移となった。

12月については、出回り頭数は増加傾向が予測されるが、一部で春産みが出回り始めることにより都府県を中心に導入需要の活発化が予測されることから、保ち合いからやや強含みでの推移が予想される。

日本ならではのチーズを

2015 年 11 月 25 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:08 AM イベント,ニュース

二次審査の様子

二次審査の様子


最終審査の様子

最終審査の様子


受賞者の皆さん

受賞者の皆さん

一般社団法人中央酪農会議は11月24日、都内で第10回ナチュラルチーズコンテストを開催した。同コンテストは国産ナチュラルチーズの製造技術の向上と消費拡大を目的としたもの。今回は第10回を記念してフランスのチーズ製造技術者のイブ・マンソン氏の特別講演も行なわれた。また、審査・表彰式のほか、全国のチーズ工房から出展されたチーズが試食できる展示試食会も行なわれた。
今回の出品総数は148作品。そのうち三次審査で金賞10作品が選ばれ、最終審査により上位5賞が決定された。
受賞者および受賞作品名は以下のとおり。

【賞タイトル:受賞者名「受賞作品名」】
農林水産大臣賞:有限会社 エイチ・アイ・エフ「大きなチーズ」
農畜産業振興機構理事長賞:有限会社ハッピネスデーリィ「森のカムイ」
中央酪農会議会長賞:株式会社 箱根牧場「水牛乳で造ったリコッタ」
審査委員特別賞:有限会社 ランランファーム「牛鐘(カウベル)」
審査委員特別賞:有限会社 那須高原今牧場「りんどう」

チーズオフィス・ムー代表の村山重信審査委員長は「酪農家の皆さん達には今日の審査を励みにして、世界に羽ばたく作品を作っていただきたい。今日何より嬉しかったことは、他の国にはない作品に挑戦したいというトライアル部門から入賞作品が出たこと。ぜひ世界にはない、日本ならではの新しいチーズ作りに挑戦してほしい」と審査総括および感想を述べた。

現場での改善が最終目的:乳用牛ベストパフォーマンスセミナー

2015 年 11 月 20 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM セミナー報告,ニュース

一般社団法人家畜改良事業団は、11月19日、乳用牛ベストパフォーマンスセミナーを開催した。開会の挨拶で家畜改良事業団の信國卓史理事長は「今回のセミナーには広範囲の地域から、さまざまな職種の方々に出席いただいている。それぞれの持ち場で酪農の生産性の向上、生乳の増産に向けた取り組みを強化しようという強い気持ちの表れだと大変頼もしく感じる。この会議の最終目的は、ここで取り上げられることがきちんと現場に降ろされ、現場でそれぞれの改善が図られることである」と、同セミナーへの想いを述べた。また「牛群検定は酪農経営の技術的な向上を果たすうえでなくてはならないもの。経営の改善を図ろうとしたとき、それを阻害している問題は何かと言うことをきちんととらえることが出発点となる。そういう情報を提供する宝の山が牛群検定であろう」と今年で40周年を迎えた乳用牛群検定について述べた。

第一部では、畜産・飼料調査所御影庵の主宰、阿部亮氏が「乳用牛のベストパフォーマンス実現のために」と題して基調講演を行なった。阿部氏は酪農家戸数の減少、乳牛頭数の減少、生乳生産量の減少など日本酪農の趨勢をあげ、「現在のトレンドのままいくと、酪肉近の目標年度平成37年には乳製品向けの乳量が非常に少なくなってしまう」と指摘した。「現在の日本の乳牛は平均的に長命連産とは言えない。しかし経産牛1頭当たりの乳量が増加しているため、淘汰・廃用牛をいかに減らすかで変わってくる。また繁殖成績のバラつきの平準化、暑熱対策の実施、以上三つの改善が必要となる。現在のトレンドから脱却することができれば日本の酪農技術はもっと改善の余地があり、生乳生産の拡大に向かって新たな展望が開ける」と述べた。

第二部では、ベストパフォーマンス実現セミナーの優良事例、また乳用牛群検定40周年記念として、優良農家部門で栃木県の高瀬賢治氏、長野県の前田勉氏が、指導部門で鳥取県大山乳業農業協同組合の今吉正登氏が発表・表彰された。
第三部では帯広畜産大学の木田克弥教授が「乳用牛における繁殖成績王城のための飼養管理」を、北海道酪農検定検査協会の田中義春参与が「酪農現場における飼養管理指導の実際」を講演した。その後各講演者とホクレン農業協同組合連合会の吉田英雄氏、全国農業協同組合連合会の内田江一郎氏でパネルディスカッションが行なわれた。
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現場の疑問を丁寧に調査――北海道家畜人工授精師技術研修大会

Filed under: — djito @ 12:24 PM ニュース

北海道AI大会

北海道家畜人工授精師協会は11月19・20日、岩見沢市で「第71回 北海道家畜人工授精師技術研修大会」を開催し、全道から家畜人工授精師をはじめ研究者など約240名が参加した。
特別講演の後、26名の家畜人工授精師らが、酪農畜産現場で取り組んできた調査・研究を発表した。

研究発表の表彰は以下のとおり。
【優秀賞】
・「ピーク乳量に応じた授精開始適期の検討」岡田博史(十勝)
・「PGF2α製剤投与時の卵胞所見が受胎率に与える影響」浪岡徹(道南)
・「乳房の乳房下垂度を評価する新しい指標の検討と乳房下垂の要因についての一考察」山下祐輔(上川)
【努力賞】
・「酪農家の繁殖管理を改善するための繁殖診断法の検討」泉大樹(十勝)
【統計処理賞】
・「黒毛和種における在胎日数に関する一考察」川口正人(胆振)
【プレゼンテーション賞】
・「日本一の牛群造り」坂口謙一郎(十勝)
【奨励賞(学生)】
・「直径6mm以上の卵胞から吸引した牛卵子の形態」市毛里奈(石狩)

選考委員長の永野昌志氏(北海道大学准教授)は「農家からの疑問を丁寧に調べてデータを拾い上げてきた努力が伝わってきた」と審査講評した。

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