「今、乳房炎と言えばこの人」──世界が注目する若手研究者が登壇
2025 年 7 月 14 日
デイリーコンサルティング株式会社は8月29日、酪農科学セミナーをオンラインで実施する。
酪農現場にとって最も深刻な疾病のひとつ、乳房炎。その最新研究をけん引する注目の研究者、Dr. Wielandが来日セミナーで講演する。
今回のセミナーには、コーネル大学アニマルサイエンス学科長のトム・オバートン氏、獣医学部学科長のジェス・マッカート氏が「今、乳房炎と言えばこの人」と推す気鋭の若手研究者を招聘。現場の課題に真正面から向き合う、最先端の科学を共有する貴重な機会となる。
出荷できるか否かを左右する「乳房炎」という経済リスク
「牛乳」という畜産物を扱う酪農において、乳房炎の経済的損失は他の疾病とは桁違いだ。いかに飼養環境が整備され、テクノロジーが導入されたとしても、乳房炎の完全なコントロールは実現していない。
このセミナーでは、現場で即役立つ対応策や、世界最先端のモニタリング手法、米国での成功事例などが紹介される予定だ。質疑応答も充実しており、参加者が抱えるリアルな疑問に、Dr. Wielandがライブで答える。
セミナーの主な内容
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乳房炎の基本
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なぜ乳房炎は今なお発症するのか?その原因を最新知見とともに紐解く。
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予防のポイント
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パーラーやロボット搾乳のプロセスにおける衛生管理。牛・環境・マネジメント・栄養という四つの要因から予防策を探る。
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新技術の紹介
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米国で導入が進む乳房炎モニタリングシステムを紹介。早期発見・対応の実際を知る。
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実例から学ぶ
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対策によって体細胞数や発症率の改善を実現した牧場の事例を共有。
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質疑応答
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参加者の疑問に、その場で直接回答するインタラクティブなセッション。
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申し込み方法
申し込みは以下のチケットページから