産業動物専門学術スタッフ(獣医師)募集:共立製薬(株)

2014 年 6 月 6 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM 業界情報

共立製薬(株)では、産業動物専門学術スタッフ(獣医師)を募集している。
同社は、1955年動物用医薬品専門企業として誕生。「人と動物と環境の共生をになう」の企業理念のもと、日本の動物医療のリーディングカンパニーとして活躍している。詳細は下記のとおり。

求人数:関東エリア(1名)、九州エリア(1名)
業務内容:弊社産業動物担当MRのテクニカルサポート
資格:獣医師
※養豚場に勤務経験のある獣医師はとくに優遇いたします。
勤務先:PA関東営業所:さいたま市大宮区大門町3-105 やすなビル
PA鹿児島営業所:鹿児島市中央町18番地1  南国センタービル3階

※給与、賞与その他は弊社規定に準じます。詳細はお電話ください。
連絡先:共立製薬(株)PA営業本部 TEL:03-3264-7559 (担当:桜井)

なお、同社PA熊本営業所は下記の通り移転することになり、移転に伴い、営業所名もPA鹿児島営業所に変更となる。
新) 共立製薬(株) PA鹿児島営業所
〒890-0053 鹿児島市中央町18番地1 南国センタービル3階
TEL:099-296-8661 FAX:099-251-3210

旧) 共立製薬(株) PA熊本営業所 
〒861-8011 熊本市東区鹿帰瀬町463-18
TEL:096-292-7211 FAX:096-292-7213

業務開始日: 平成26年6月16日より 

お問い合わせ先 03-3264-7559(共立製薬(株) PA営業本部)

(株)大正堂 創立30周年・創業90周年感謝祭

2014 年 6 月 5 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:30 PM イベント,ニュース

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栃木県を中心に北関東全域で動物油医薬品・資材のディーラーとしてシェアを誇る(株)大正堂(本社 栃木県那須塩原市 代表取締役会長 吉成 仁氏)が創立30周年・創業90周年を記念して、6月4日栃木県・敷島ファーム内において「感謝祭」を開催した。
当日は同社の提携する動物用医薬品メーカー・資材メーカー・商社による展示会場や加山雄三氏を招いてのコンサートなども開かれ地元の酪農生産者・関係者が多数来場し、創業90周年にふさわしい盛大なイベントとなった。イベント終了後は敷島ファーム内のホテル・フロラシオン那須にて記念パーティがおこなわれ、組合関係者、関連メーカー、獣医師など全国から多数の関係者がかけつけ記念すべき創立30周年・創業90周年を盛大に祝った。
(株)大正堂は、大正13年に合資会社 吉成大正堂として雑貨品・医薬品などの販売業として創業された。その後、栃木県内では開拓事業で酪農への入植が盛んになり、昭和28年に地元の獣医師のニーズもあったことから、動物用医薬品の販売を開始した。昭和59年に動物用医薬品のみを専門に販売する(株)大正堂を設立。栃木県内を中心に圧倒的な販売シェアを確立していたが、近年では群馬、茨城、と営業所を設け北関東全域に販売エリアを拡大。2013年にはさらに千葉営業所を設け動物用医薬品ディーラーとして更なる躍進を続けている。開会に先駆け代表取締役会長の吉成 仁氏より挨拶で「創業以来お客様の喜ぶ仕事を提供することをモットーとしてきた。今日まで歩んでこられたのもお客様である生産者、獣医師に支えられてきたことに尽きる。これからもお客様に誠意を尽くしていけば、そのまま答えは返ってくると信じて今後も変わらぬサービス提供に努めていきたい」と話した。同社では関東エリアでの業務拡大にともない若手の営業マンが多数採用し、記念パーティではひとりひとり自己紹介がされた。

新会長に羽田 誠一氏:日本アイスクリーム協会

2014 年 6 月 4 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 1:10 PM ニュース

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 一般社団法人日本アイスクリーム協会は6月3日都内で、定時総会および理事会を開催した。本総会および理事会では、平成25年度事業報告や平成26年度事業計画などを決めた。また、今回は役員改選期に当たり、会長には(株)ロッテアイス 専務取締役の羽田 誠一氏が選任された。
 総会後、懇親会の冒頭の挨拶で、新会長に選任された羽田 誠一氏は「会長職は初めてなので、大変緊張もしており、身が引き締まる状況である。アイスクリーム市場は苦しい冬の時代を乗り越え、売り上げが4000億円を超えている。直近の成長ぶりは目を瞠るばかりだと感じる。アイスクリームについては経験が浅いが、アイスクリームは無限の可能性を秘めていると認識している。今後高齢化などで新しい市場が創造できるのではないかと思う」と述べた。

跛行の観察眼を鍛えよう 雪印種苗/ジンプロ/酪農学園大学

2014 年 6 月 3 日

Filed under: — djito @ 8:08 PM セミナー報告

ジンプロセミナー

雪印種苗は6月3日、酪農学園大学で、「暑熱ストレスと跛行対策~フットシグナルの観察による跛行牛の早期発見~」と題したセミナーを開催した。
ジンプロ アニマル ニュートリション ジャパン インク、酪農学園大学が共催。
講師はジンプロ社で飼料栄養研究員を務めるダナ・トムリンソン博士。

同博士は、蹄病の発生は、暑熱ストレスを受けた1~2カ月後にピークとなることから、暑熱対策をはじめ、蹄病をいかに早く発見して処置するかが重要であり、その観察眼を鍛える必要があると語り、以下を解説した。

蹄病モニタリングとして有効なのは「ロコモーション(跛行)・スコア」。
そして、もう一つ、蹄病モニタリングのお勧めは「フットシグナル」。
これは牛が何か不快に感じていることを示すもので、跛行の徴候を早く発見できる。
しかも、繋ぎ飼い、フリーストール、フリーバーン、放牧など、いかなる飼養形態でも発見可能である。

正常であれば、両肢がしっかりと地面に着いており、肢幅と尻幅が同じ程度である。
また、蹄はほとんど外向き(外股状態)にならない(正中線からの回転角度が15度以内である)。
同角度が15~40度は蹄病の疑いあり、40度以上は確実に蹄病を起こしている。
イリノイ大学の研究によると、蹄が外向きになると、その回転角度が大きい牛ほど生産寿命が短くなる。

フットシグナルの観察
1 繰り返し片方の肢からもう片方の肢へと、常に繰り返し体重をかけ替える。
2 牛体の正中線に対して肢の向きが平行ではなく、開いている(外股)。
3 牛床や段差のある場所の縁に立っている。
4 肢を休ませる。常に片方の肢を、もう一方の肢の前方もしくは後方にずらして地面に着けている。
5 横に動くときに、両肢の負重のバランスが悪い。片方の肢を素早く動かして反対の肢をかばう。特定の肢に負重することを嫌がる。

牛乳の日で雪印こどもの国牧場で「牛乳まつり」を開催

2014 年 6 月 1 日

Filed under: — Ryoichi Maeda @ 3:58 PM 未分類

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6月1日の「牛乳の日」にちなんで、神奈川県・横浜市青葉区の「雪印こどもの国牧場」にて恒例イベントである「牛乳まつり」が開催された。今回も大人気の「搾乳体験」「バターづくり体験」など来場者参加型イベントがおこなわれ、募集と同時にすぐに定員締切となった。そのほか先着200名に「恵megumiガセリ菌SP株ヨーグルト ドリンクタイプ」、同じく先着300名に「雪印メグミルク」などの試飲会も行われたが、いずれも大勢の来場者で大盛況となり用意された試飲用のドリンクはたちまちになくなった。またこの日は、雪印種苗(株)によって、先着250名に花と野菜の種がプレゼントされた。また牧場特製のソフトクリームも相変わらず大人気であった。

今月の営農技術対策―北海道農政部

Filed under: — djito @ 9:26 AM ニュース

北海道農政部 生産振興局 技術普及課は、6月の営農技術対策を発表した。

家畜飼養における「今月の重点項目」は以下。
・放牧地は草勢に応じた管理を行ない、放牧草の利用効率を高め、乾物摂取量の増加を図る。
・一番草の収穫時期となるが、朝・夕の個体観察時間を確保し、発情牛の発見に努める。
・「飼養衛生管理基準」に基づき、衛生管理区域内での消毒等を徹底する。
・親子同居の繁殖雌牛では、BCSや子牛の発育に応じて配合飼料を調整する。
・肥育素牛の導入時は環境への馴致と十分な観察(牛体、疾病等)を行なう。

乳牛においては、「農場の衛生管理」として以下の注意を呼びかけている。
ア 気温が上昇すると、感染症が蔓延しやすくなる。作業者の感染予防意識を高め、「飼養衛生管理基準」に基づいた衛生管理対策を徹底する。
イ 衛生管理区域への部外者の立ち入りや車両の通行を制限する。管理区域と住居との間には消毒ラインを設け、畜舎等の出入り口に踏み込み消毒槽を設置し、長靴等の消毒を徹底するとともに、部外者専用の長靴などを用意する。
ウ ハトやカラス、キツネなど野生鳥獣の牛舎内への侵入を防ぐためネットを設置する。また、飼槽や水槽周辺の衛生管理に努める。

他にも、「放牧管理」「飼養環境の向上」「搾乳衛生の徹底」「繁殖管理の徹底」についても注意点をまとめている。

詳しくは北海道農政部 生産振興局 技術普及課のホームページへ。
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/gjf/index.htm

初妊牛相場:56.2万円で弱含み ホクレン家畜市場

2014 年 5 月 30 日

Filed under: — djito @ 5:31 PM 業界情報

初妊牛相場5月

ホクレン家畜市場の初妊牛相場5月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

5月については、夏産み中心の出回りとなり導入需要が落ち着いたことから、平均価格は56万2000円(前月比2万3000円安・前年比4万7000円高)と弱含みでの推移となった。

6月についても、引き続き出回りの中心が夏産みであり、都府県の導入需要が低い時期となることから、弱含みでの推移が予想される。

農場HACCP新たな認証農場

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM ニュース

公益社団法人中央畜産会は5月29日、新たに農場HACCP認証基準に適合し、認証農場として認証された農場のリストを発表した。発表によると、今回、8農場がHACCP認証農場として認証された。うち、酪農では群馬県の(有)井上牧場と、石川県の宮野牧場が認証された。

これにより、今年5月末現在における農場HACCP認証農場は計34農場(牛(乳用):5農場、牛(肉用):2農場、豚:14農場、鶏(採卵):12農場、鶏(肉用):1農場)となった。

学校給食での牛乳を中止する試みについて

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM ニュース

全国学校栄養士協議会および公益社団法人学校給食研究改善協会は「学校給食での牛乳の供給を中止する試みについて」の関連資料を公表した。
公表資料については下記HPよりご参照ください。

公益社団法人学校給食研究改善協会
http://www.gakkyu.or.jp
PDF:再構成版「学校給食における牛乳・乳製品のちから」
http://www.gakkyu.or.jp/overview/pdf/SUKOYAKA-007-2.pdf

日本の酪農を考える:中酪

2014 年 5 月 29 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 7:00 PM ニュース

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一般社団法人中央酪農会議(以下、中酪)は、5月29日、都内で、「牛乳月間“いま、日本の酪農を考える”~飼料価格の高止まり、国際化による不安などで岐路に立つ酪農~」をテーマとした記者説明会を開催した。中酪の迫田潔専務理事は「牛乳価格を昨年10月に改定し8カ月が経った。若干減ってはいるものの、大きな生産の減少もなく、価格も、売れ崩れを大幅に起していることはない。しかし、配合飼料価格の高止まり、相場の高止まり、また、円安も続いている。そういったなかで将来を見通せないこともあり、生乳生産量が減少しているのが現状である」と日本の酪農の現状を述べ、「業界の記念日である牛乳の日、牛乳月間を期に、今一度、日本の酪農や牛乳乳製品の重要性を生活者の方々に認識いただきたいということ、今後の酪農理解醸成についての取り組みについても説明させていただきたい」と挨拶した。

会見では中酪の内橋政敏事務局長が「日本酪農を取り巻く現状について」説明した。内橋事務局長は「昨年10月より牛乳価格が値上げされるとともに、今年4月から消費増税もあったが、消費者の方々には変わらず牛乳をご愛飲いただいている。しかし、乳価引き上げ後も全国で生乳生産量は大きく減少している状況である。こういったなかで飲用牛乳を安定的に供給するため、必要な乳製品を製造することが困難なため、国は不足分を輸入して対応すると発表した。全国の酪農家は、これからも生活者の食卓に安全で安心な牛乳を安定的に届けられるよう努力し、また、酪農教育ファームをはじめとして、酪農や牛乳の価値を高められるよう取り組みを継続する。生活者には酪農が置かれた現状を理解していただき、今後も変わらぬ牛乳のご愛飲をいただきたい」とメッセージを投げかけた。

また、(株)資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表が、「世界の中の国際乳製品需給の状況と日本酪農市場」についての説明を行ない、埼玉県秩父郡の吉田牧場の吉田恭寛氏は「酪農家や乳牛が一生懸命生産した牛乳がスーパーで安く売られているのは悲しい。われわれが得る利益から再生産が可能な適正な価格になってほしいと感じる。日本の酪農現場ほど、きれいで衛生的なものはなく、われわれの生産システムは世界に誇れる安心安全なものだと思っている。これらを維持させるには、消費者の方々に考えていってもらわなければいけない。私達酪農家が自信を持って牛乳を生産していくためには、経済的な安定はもちろん、私達の生産を支持してくれる消費者の声が非常に大切である。私達のモチベーションをあげるのは、やはり消費者の応援である。正しく私達の活動や酪農の生産現場のことが伝われば必ず牛乳の消費は減ることなく増えると、私達は感じている」と、生産現場の声を伝えた。

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