グランド・チャンピオン牛は大久保牧場(清水町):北海道B&Wショウ

2015 年 5 月 24 日

Filed under: — djito @ 3:26 PM 共進会,未分類

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「2015年 北海道ブラック アンド ホワイト ショウ」(北海道ホルスタイン改良協議会主催)が5月23・24日、安平町早来の共進会場で開催された。
全道からホルスタイン種500頭、ジャージー種33頭がエントリーし、乳牛の資質を競い合った。
審査員は岩見沢市・瀬能牧場の瀬能剛氏。

グランド・チャンピオンに輝いたのは、十勝管内清水町の大久保大輔氏出品、5歳クラス1位でシニア・チャンピオンのOK アドベント ライオネル(父:KHW カイト アドベント RED ET)。
審査員の瀬能氏は、「多産を経ても崩れない、すばらしい乳房である」と絶賛した。

リザーブ・グランド・チャンピオンは、十勝管内清水町の(有)田中牧場出品、シニア3歳クラス1位でインターミディエイト・チャンピオンのTMF セプテナー チーズ アトウツド ライズ ET(父:メープルダウンズアイ GW アツトウツド ET)。

※写真:グランド・チャンピオン(右)とリザーブ・グランド・チャンピオン

香取市WCS生産者・コントラクター・利用者交流会

2015 年 5 月 19 日

Filed under: — AsanoHiroko @ 2:03 PM セミナー報告

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 香取市耕畜連携農業推進協議会は5月19日、香取市山田公民館ホールでWCS生産者・コントラクター・利用者交流会を開催した。
 同協議会は千葉県香取市の畜産農家、耕種農家が共同で立ち上げたもので、今回の交流会には地域の酪農家、耕種農家をはじめ関係者ら100名以上が参加した。

 雪印メグミルク(株)社外取締役・日和佐信子氏を招いて講演が行われ、同氏は「消費者が国内農業に期待すること〜飼料用稲WCSの果たす役割〜」と題し、「消費者が抱える食品への数々の不安材料に対して生産者、メーカーがどう対応していくか、健康志向の傾向が強くなっているが、生産者、メーカーは様々な消費者の期待に応える必要性、食糧自給強化の重要性、生産現場と消費者間の正確な情報伝達などから課題である」とした。
 その他に同協議会より香取市内の稲WCSの生産状況や需給状況、作付状況などの報告がなされた。

 午後からは会場を移し、地域の農産物をPR・直売している風土村にて、稲WCSを給与した牛肉の会食なども行わた。

牛が嫌なものをなくすことに投資せよ GEAオリオンが酪農文化セミナー

2015 年 5 月 15 日

Filed under: — djito @ 6:18 PM セミナー報告

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GEAオリオンファームテクノロジーズ(株)は、福岡県、埼玉県、北海道で「酪農文化セミナー」を開催。
本日(5月15日)、帯広会場で行なわたセミナーを取材した。

講師はオーストリアで蹄と繁殖を専門とするコンサルタント獣医師のマイケル・フレック氏で、乳牛の三大疾病である「跛行、繁殖障害、乳房炎の予防」をテーマとした。
同氏は、「乳牛は歩行・採食・横臥がセットであり、それらを“乳牛の生産システム”としてトータル管理しなければならない」と前置きし、「その生産システムをうまく回すためには、乳牛が嫌がる部分を改善するための投資をすべきである」と語った。

●観察ができなければ酪農はうまくいかない
乳牛の生産システムを良好に維持するためには、「乳牛の観察が第一であり、それができないと酪農はうまくいかない」と同氏は断言。
そして、年間の跛行発生率を10%以内とするためには、乳牛の後肢を常に観察し、両肢が平行を崩し始めたら「助けてくれ」というサインであり、その都度、早いうちに削蹄すべきであることを強調した。
さらに、分娩前6~8週間のうちに全頭(未経産も)を削蹄すること、通路の衝撃をなくすことなどを推奨した。
また、体細胞数10万以下を維持するためには、乾乳2週間前および分娩後にPLテスターで乳房炎感染チェックすること、分娩前6~8週間のうちに全頭を毛刈り、尾毛刈り、乳房毛刈りすることを推奨した。

※詳報はDairy Japan 7月号で。

コストアップ影響吸収できず:雪印メグミルク

Filed under: — Yayoi Uruno @ 11:30 AM ニュース,業界情報

 雪印メグミルク(株)は5月14日、都内で平成27年3月期決算説明会を開催した。発表によると同期の連結売上高は5498億1600万円(対前期増減率+0.9%)、営業利益93億8100万円(同△16.5%)と、増収減益だった。セグメント別に見ると、乳製品は、増収減益、飲料デザート類は減収増益、飼料種苗は減収増益、その他は増収減益となった。業績予想と比較すると、売上高はほぼ計画どおりの結果となったが、営業利益は未達となった。
 前期と比較すると、資材単価差などと乳価差を併せたコストアップ影響の合計額に対し、価格改定による販売単価差容量変更の効果を含むコストダウンの合計額が下回り、コストアップのすべてを吸収しきれなかったことが主な減益要因としてあげられる。
 また、今後の取り組みとして、事業構造改革、戦略投資設備の最大活用、成長分野の事業拡大、機能強化と体制整備をあげた。具体的には、機能性ヨーグルトなどの販売を拡大し高付加価値商品の売り上げ構成比の向上を目指す、需給ひっ迫に対応した乳資源の戦略的配分によりプロダクトミクスの改善に取り組む、販売物量増加による生産性向上、さけるチーズ、小型ボトルタイプのドリンクヨーグルトといった主力品の売上拡大で生産能力増強の効果最大化、乳酸菌戦略によるヨーグルトの拡売などがあげられた。

プロバイオティクスで売上大幅伸長:明治

2015 年 5 月 13 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:10 AM 業界情報

 明治ホールディングス(株)は5月12日、都内で平成27年3月期決算説明会を開催した。発表によると同期の連結売上高は1兆1611億5200万円(対前期増減率+1.1%)、営業利益515億4300万円(同+41.2%)と、増収・大幅増益だった。
 区分別に見ると、乳製品事業では、売上高6348億円(対前期増減率△0.6%)となった。プロバイオティクスなどの主力製品の売り上げが大幅に伸長したが、販売子会社の一部事業を整理した影響によりほぼ前期並みとなった。市乳では、ヨーグルト市場が2014年度はほぼ前年並みの成長となるなか、同社は市場以上の伸びで推移し、前年同期比を上回った。とくにプロバイオティクスは健康志向が高まるなか、積極的なマーケティング展開による商品価値の認知が進み、また、2014年7月発売の「明治プロビオヨーグルトR-1」ブランドの新商品が寄与し、大きく伸長した。「おいしい牛乳」は継続的なコミュニケーション施策による需要の拡大に成功し、すべてのラインナップで金額、数量ともに前期を上回った。チーズ、マーガリンなどの加工食品はほぼ前年同期並みとなった。市販用チーズは主力のスライスチーズ群や北海道十勝シリーズのカマンベール群やスマートチーズ群が好調に推移し、全体として前期を大幅に上回った。市販マーガリンは、市場低迷の影響により前期を下回った。
 乳製品事業の営業利益は322億円(対前期増減率+27.1%)で、前期を大きく上回った。プロバイオティクスが大幅に売り上げを伸ばしたことに加え、低採算事業の見直しを進めたことでプロダクトミクスが改善し、増益となった。
 なお、平成27年3月期の集乳量は全国で134万2000t(前年対比98.9%)であった。うち北海道が86万t、(同100%)、都府県が48万2000t(同96.8%)であった。

搾乳時間を短縮すると出荷乳量が増える コーンズ・エージーが乳房炎セミナー

2015 年 5 月 12 日

Filed under: — djito @ 5:09 PM セミナー報告

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(株)コーンズ・エージーフューチャーカウジャパン(株)およびアルファテクノロジー社(米国)と共催で、北海道と栃木県で「新技術を利用した乳房炎管理セミナー」を開催中。12日の帯広会場を取材した。
講師は「ザ・乳房ドクター」として著名なアンドリュー・ジョンソン博士(米国/獣医師)。
同博士は「どの牧場も、その大小にかかわらず、体細胞数20万未満のバルク乳を生産することができる。要は、取り組みの姿勢だ」と前置きし、乳房炎の三大原因(乳房炎トライアングル)である牛・搾乳機器・人における最新知見と事例を紹介した。

●まず肢の汚れを見よ!
「牛に耳を傾けよ! 牛達は常に真実を語っている」というのが同博士の哲学の一つ。
そこで、まず牛の肢に注目して、牛の肢が汚れていたら清潔環境に問題があり、乳房炎感染リスクが高いと認識することが重要だとした。
糞が落ちているストール数を5%以下にすべきであると目標を示した。
ポリパイプ製のブリスケットロケーター(ボード)は牛にとって心地良く、前後・高さの位置調節が可能であり、お勧めであるとのこと。

●搾乳時間は短いほど良い
搾乳時間は短いほど良く、搾乳時間を早めるための要因として、適切な乳頭刺激、過搾乳しないことをあげた。
ちなみに同博士の顧客牧場では、乳流量1.1kg/分になったら1秒後に自動離脱するように設定している。
そうすることで、日乳量41kgの牛群での1回当たりの搾乳時間は3.8?4.3分になったとのこと。
残乳は4分房合わせて500ml未満であれば問題ない。

●ユニット装着は90~180秒後に
最新の研究よって大きく変更された搾乳手順として、前搾りからユニット装着までのラグタイムは90~180秒であることを詳しく解説。
そうすることで搾乳時間が早まり、出荷乳量が増えることを示した。
さらに、搾乳手順の一貫性を向上させ、優れた成果をもたらす新アイテムとして、乳頭洗浄システムの「ティートスクラバー」を紹介。
プレディッピングや乾燥の必要がなく、作業負担を軽減し、好結果をもたらすことなどを特長としてあげた。
また、フューチャーカウの「ティートスクラバー」と競合品の違いを指摘し、あらゆる点でフューチャーカウシステムに軍配が上がるとした。

※詳報はDairy Japan 7月号で。

「2015年米国産トウモロコシに関するセミナー」6月に開催 アメ穀

2015 年 5 月 11 日

Filed under: — djito @ 4:38 PM セミナー開催案内

アメリカ穀物協会は6月15日に東京都内で、米国のトウモロコシ主要生産3州より7名の生産者を招き、「2015年米国産トウモロコシに関するセミナー」を開催する(逐次通訳付、参加費無料)。
アイオワ州とオハイオ州の生産者から、トウモロコシの最新の生育状況についての説明の後、全生産者によるパネルディスカッションを行ない、本年度の米国産トウモロコシの現状のほか、米国農業政策や技術革新のトウモロコシ生産への意義や効果について、トウモロコシ生産者からの思いを掘り下げる。

●開催日時:6月15日(月)14:00(13:30開場)~16:00(予定)
●開催場所:ホテルインターコンチネンタル東京ベイ(東京都港区海岸1丁目16-2)4階「カールトン」
●申し込み方法:社名(英語と日本語)、役職(英語と日本語)、名前(英語と日本語)、TEL、Emailを記入のうえ、6月5日までに、FAX(03-6205-4960)またはEmail(grainsjp@gol.com)で。
●問い合わせ:アメリカ穀物協会TEL 03-6206-1041(浜本・小野澤)

アグリテクニカ2015開催案内

2015 年 5 月 1 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM イベント開催案内

DLG(Deutsche Landwirtschafts Gesellschaft:ドイツ農業協会)では、農業機械・機器、および管理技術に関する国際展示会アグリテクニカ2015「AGRITECHNICA2015」を、11月10~14日(プレビューデイ:8、9日)、ドイツ連邦共和国ハノーバー市ハノーバー国際見本市会場で開催する。

アグリテクニカは、1985年から隔年開催している国際展示会であり、ドイツ国内外から2900を超える出展者が、新製品・イノベーションを発表、またさまざまなトピックスをピックアップしたテクニカル・プログラムを企画している。
また、7月16日には京王プラザ札幌にてオフィシャル・イベント「アグリテクニカプレビューイン札幌」を開催する予定。

【問い合わせ】
DLGサービス
日本サービス窓口(合同会社アグサプライ内)担当:上村
TEL 0153-74-9027 FAX 0153-72-9197
e-mail:expo@hdp-farm.com

平成27年度 帯広畜産大学「生産獣医療技術研修」募集

Filed under: — djito @ 9:16 AM セミナー開催告知

帯広畜産大学は「生産獣医療技術研修」の受講者を募集している。
同研修は、受講者の経験年数に応じて「基礎コース」と「発展コース」に分け、さらに希望者には「フォローアップ研修」を行なう。
■期間:
基礎コース=8月3日~7日まで、発展コース=8月24日~28日まで
■場所:
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター
■募集人数:
基礎コース=牛群検診未経験の産業動物臨床獣医師(20~40名程度)
発展コース=同経験を有する産業動物臨床獣医師(20名程度)
■研修内容:
【基礎コース(牛群検診の基本技術)】
乳牛の飼料・栄養に関する用語解説、飼料品質鑑定法、アニマルウェルフェアとカウコンフォート、乳検データの見方と活用、乳牛の健康評価スコアリング、飼料給与診断と飼料設計(CNCPS)、牛群検診・代謝プロファイルテストの原理と活用、牛群検診結果の説明、総合質疑
【発展コース(牛群検診の実践技術)】
事例演習:牛群検診の流れ-MPTと牛群検診の準備から指導まで、貯蔵飼料の品質鑑定、飼料給与診断と飼料設計、牛群検診現地実習、飼料給与診断と飼料設計(CNCPS)、代謝プロファイルテストの診断、牧草の特徴と見分け方、乳牛疾病と酪農経営、農家への結果説明と指導の実際、事例発表会、総合質疑
■受講料:
3万円(集合研修の教材費)または6万7500円(フォローアップ希望者、集合研修の教材費とフォローアップ研修の血液検査料)
■問い合わせ:
《研修内容に関すること》
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター 教授 木田克弥
TEL 0155-49-5652 FAX 0155-49-5654
E-mail:kidak @ obihiro.ac.jp
HP:http://www.obihiro.ac.jp/~fcasa/extension.html
《受付に関すること》
帯広畜産大学 研究支援課 若木
TEL 0155-49-5776 FAX 0155-49-5289
E-mail:syogai@obihiro.ac.jp
■申込期限:7月3日

【初妊牛相場】58.7万円とやや強含み――ホクレン家畜市場

Filed under: — djito @ 9:07 AM 業界情報

相場04月

ホクレン家畜市場の初妊牛相場4月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

4月については、一部夏産みが出回る時期となったが、初妊牛の出回り頭数が微減推移と春産みの最終手当需要が重なり、平均価格は58万7000円(前月比7000円高・前年比2000円高)とやや強含みでの推移となった。

5月については、出回りの中心が夏産みとなり分娩事故を警戒する時期となることから、導入需要は都府県を中心に減退傾向となるため、弱含みでの推移が予想される。

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