安全なルーメン分解性蛋白質の濃縮源:オプチゲン

2014 年 8 月 20 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM ニュース,新商品

オルテック・ジャパン合同会社は反芻動物向け徐放性混合濃縮非蛋白性窒素(NPN)濃縮物である「オプチゲン」を発売した。すべてのルーメン微生物、とくに繊維分解菌は、その成長と機能を適切なものに整えるため、窒素を必要とする。オプチゲンはルーメンに窒素を継続的に供給し、これによりルーメン微生物の成長と機能が適切に保たれる。

【特長】
・繊維消化分解菌に対し、より長時間窒素を供給する。
・より多くの発酵性炭水化物を供給するため、産乳量がアップ。
・ルーメン機能がより効率的になり、微生物蛋白合成を促進。
・より効率の良い繊維でルーメンの健康維持が可能。
・夏季における飼料由来の熱生産を制御しやすくなる。
・環境中への窒素排出低減。

【問い合わせ】
オルテック・ジャパン合同会社
〒105-0011
東京都港区芝公園2-3-27 芝公園PR-EX6階
TEL:03-6450-1216 FAX:03-6450-1274

「和食と乳の研究会」発足:乳の学術連合

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:00 PM ニュース

一般社団法人Jミルクの外部連携組織である「乳の学術連合」は、和食の食材として「乳」を活用することの可能性や意義を、実証的に検証するとともに、そのエビデンスを明らかにすることを目的に、「和食と乳の研究会」を発足した。第1回の研究会は8月12日に開催され、第2回以降の研究会も継続的に開催していく予定。

わが国において、一般庶民の食生活場面で、乳の利用が始まったのは明治以降であり、ほぼ1世紀繁の歴史を持つ。しかしその利用実態は、例えば卵や牛肉が日本食の食材として定着している状況と比較すると、乳が日本人の食事のなかに文化的に融合しているとはいいがたく、すなわち食文化という側面において「乳の日本化」は道半ばである。
最近、和食のユネスコ無形文化遺産登録に見られるように、「和食」回帰の動きがあるが、こうしたなかで「和食に牛乳が合わない」という理由で学校給食での牛乳の提供を中止することを検討する事例が出てきた。このことも日本の食における乳の文化的ポジションを表現するものといえる。
こうした現状を踏まえ、わが国の食生活における乳利用について食文化的視点で検証し、「乳の日本化」のプロセスを戦略的にマネージメントする取り組みをスタートさせることが、わが国酪農乳業の持続可能性を強化するためにも重要なことと、乳の学術連合は考える。
以上の問題意識から「乳の学術連合」の領域横断的な学術研究の第一弾として「日本食と乳の文化的栄養学的融合に関する領域横断的研究」が、本年度より開始されることとなり、本研究会はその一環として、「和食に乳を組み合わせた調理における乳の成分及び物性の意義に関する研究」をテーマに研究を進めることとなっている。

米国産トウモロコシ作柄とトウモロコシ・DDGS需給セミナー アメリカ穀物協会

Filed under: — djito @ 11:12 AM セミナー開催案内

アメリカ穀物協会は9月8日に東京で、米国でのトウモロコシ主要生産州より5名の生産者と穀物サプライヤーCHS社より担当者を招き、標記報告会を開催する。

●日時=9月8日(月曜日)13:30(13:00開場)~16:30

●場所=ホテルオークラ東京・別館2階・オーチャードルーム
(東京都港区虎ノ門2-10-4)

●プログラム
・2014年米国産トウモロコシ作柄
ジェリー・メイン(アイオワ州)
ブランドン・ハンニカット(ネブラスカ州)
ダン・コール(イリノイ州)
ケビン・ハースト(ミズーリ州)
未定(オハイオ州)
・トウモロコシとDDGS需給(仮題)
ショーン・ブロードリック(CHS社)
・質疑応答

●申し込み
会社名(日本語と英語)、役職名(日本語と英語)、名前(日本語と英語)、電話番号、Emailアドレスを明記のうえ、8月29日(金)までに、Fax 03-6205-4960、またはEmail=grainsjp@gol.comで同協会へ申し込む。

今年も11月に帯広で「北海道酪農技術セミナー2014」開催

Filed under: — djito @ 8:27 AM セミナー開催案内

今回で第4回目となる「北海道酪農技術セミナー」が、11月に帯広市で開催される。

これは、酪農現場で活躍しているコンサルタント、大学、研究機関、メーカーなどの技術者から、現場で役立つ最新酪農技術を幅広く学ぶとともに、参加するさまざまな職種の人達と意見交換できることを目的とした北米タイプのセミナー。

酪農家、普及員、団体職員、獣医師、メーカー、営業マンなど、酪農に関わる全員が対象で、誰でも参加できる。

 

●開催日 2014年11月5日(水)~6日(木)

●場所 北海道帯広市/帯広市民文化ホール・大ホール(帯広駅南口から徒歩3分)

●参加費用

・セミナー参加費:一般1人6000円。学生1人3000円。夫婦は2人で8000円。

参加費には講習料、講演要旨1冊、期間中の飲み物代が含まれる。昼食代、懇親会代は含んでいない。

・懇親会参加費:1人5500円。

懇親会参加は任意なので、希望者は申し込み時に参加の有無を必ず明記する。

※参加費および懇親会費は当日会場にて現金で支払う。

●参加申し込み方法

住所、氏名、職業(所属先)、電話番号、ファックス番号、メールアドレス(携帯メールは不可、返信可能なものに限る)、懇親会参加の有無を明記して、下記にメール、またはファックスする。

なお、定員になり次第、受付を締め切る。

FAX:0155-60-2112 e-mail:Takenaka@company.email.ne.jp

●宿泊

各自で帯広市内のホテルに直接申し込む。

 

●企業協賛の募集

1)広告掲載スポンサー(20カ所程度)

1カ所5万円で講演要旨に広告を掲載する(A4の1/2サイズ・白黒)。1名分の参加費と懇親会費が無償となる。

2)展示ブース出展スポンサー(10ブース程度)

1ブース(1.8×0.9mの机1台と椅子2脚)10万円。2名分の参加費と懇親会費が無償となる。

3)物品提供スポンサー

ペン・ノート・袋などを提供。講演要旨に会社名が掲載される。

●問い合わせ

北海道酪農技術セミナー事務局(武中)

携帯:090-6873-0097 FAX:0155-60-2112

e-mail:Takenaka@company.email.ne.jp

 

●プログラム

■プレ・コンファレンス・ワークショップ

114日(火)

19:00~21:00 「Dairy Comp 305について」安富一郎(ゆうべつ牛群管理サービス)、奥啓輔(トータルハードマネージメントサービス)

115日(水)

09:20~10:50 「繁殖パフォーマンスを最大化するための最新情報」John Lee(ゾエティス・ジャパン)

11:00~12:30 「跛行による損失を少なくするための実践策」Dana Tomlinson(ジンプロコーポレーション)

12:30~13:30 昼食(各自)

■北海道酪農技術セミナー2014

13:30~13:40 開催の挨拶

《セッション1》栄養・繁殖――コーディネーター/黒崎尚敏(トータルハードマネージメントサービス)

13:40~14:40 「タンパクとデンプン:基礎理解と飼料設計への応用」大場真人(アルバータ大学)

14:40~15:40 「定時AIの理論と実践」安富一郎

15:40~16:00 休憩

《セッション2》飼養・哺育育成――コーディネーター/安富一郎

16:00~17:00 「牛と人と地域が変わる~カウコンフォートその大きな可能性~」中田悦男(宗谷農業改良普及センター)

17:00~18:00 「感染抵抗力を高める子牛の管理」大塚浩通(北里大学)

18:30~20:30 懇親会/ホテル日航ノースランド帯広

116日(木)

《セッション3》酪農経営・栄養――コーディネーター/鈴木保宣(あかばね動物クリニック)

09:15~10:40 「新規で酪農を始めた事例報告」ノベルズデーリー(清水町)・延与雄一郎、穴吹牧場(別海町)・穴吹威、蜂須賀牧場(天塩町)・蜂須賀俊光

10:40~11:00 休憩

11:00~12:00 「北米の家畜栄養学・最新情報」大場真人

12:00~13:00 昼食(各自)

《セッション4》疾病――コーディネーター/黒崎尚敏

13:00~14:00 「乳牛の周産期疾病と飼養管理」及川伸(酪農学園大学)

14:00~15:00 「周産期病予防の実際と効果」鈴木保宣

15:00~15:20 休憩

《セッション5》育種――コーディネーター/武中慎治(メイプルズクレストコンサルティングサービス)

15:20~16:20 「北米におけるジェノミックの現状~AI事業体と酪農家の認識~」細野淳(アルタジャパン)

16:20~16:30 閉会の挨拶

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