乳和食のすすめ

2014 年 8 月 21 日

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第61回日本栄養改善学会学術総会と一般社団法人Jミルクとの共催で、8月21日横浜市内で、標記の学会にてランチョンセミナーを開催した。
本セミナーでは料理家・管理栄養士の小山浩子氏が「牛乳と和食のしあわせな出会い おいしく減塩・乳和食」について講演した。また、公益社団法人日本栄養士会理事および緑風荘病院栄養室健康推進部の西村一弘主任が「病院給食における「乳和食」応用効果の検討」について講演した。

本公演で小山氏は、1.ミルクをだしにする、2.ミルクで割る・のばす、3.ミルクでゆでる・ゆで戻す、4.ミルクで溶く、5.ミルクにお酢を加える、以上五つの牛乳を使った減塩法が紹介された。会場では乳和食弁当が振る舞われ、聴衆者達からは“おいしい”という声が飛び交った。
また西村氏は、乳和食を実際に病院給食として提供している事例を紹介した。西村氏は「今後到来する超高齢化社会において、在宅医療を行なう方々は乳和食を取り入れてほしい。少量で栄養価の高い食事の提供、また高齢者に受け入れやすい和食として、そして一般の家庭でも手に入りやすい牛乳で作る乳和食は、とても有効だと思う」と述べた。

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