分科会に分かれて意見交換―北海道TMRセンター連絡協議会

2014 年 7 月 31 日

Filed under: — djito @ 7:38 PM ニュース

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北海道TMRセンター連絡協議会(近藤三男会長)は7月31日、札幌市内で「第7回 夏期研修会」を開催した。
道内のTMRセンター会員はじめ、関係機関、関連企業などから約200人が参加した。
今回の研修テーマは「良質自給飼料確保に向けた生産技術の向上を目指して」。

初めに、農水省畜産振興課の松本賢英課長補佐が「飼料をめぐる情勢」について報告。
その後、「土地・生産」「飼料」「機械」の三つの分科会に分かれて、それぞれで講演、賛助会員である関連会社からの技術・商品紹介、そしてディスカッションが行なわれた。

土地・生産分科会の討論では、リードカナリーグラスの寝ワラ利用、簡易草地更新機械の導入、コーン畑のシカ対策、草地更新時のペレニアルライグラスやオーチャードグラスの播種量、糞尿処理などが話題となった。

飼料分科会の討論では、乳酸菌、アルファルファおよびオーチャードグラスの利用、バンカーサイロの踏み込み、コントラのオペレーター、夏場のTMRの変敗と添加剤などが話題となった。

機械分科会の討論では、高性能で高価な作業機械が実作業に見合っているか、作業前後に機械を点検整備することの重要性、作業機械の基本構造を理解していないがゆえの故障、冬期間に機械会社で修理技術を研修することの有効性などが話題となった。

初妊牛相場:52.6万円で弱含み ホクレン家畜市場

Filed under: — djito @ 6:10 PM 業界情報

7月相場

ホクレン家畜市場の初妊牛相場7月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

7月については、暑熱期を迎え都府県を中心に事故への警戒感から引き合いが弱まったため、平均価格は52万6000円(前月比1万1000円安・前年比2万4000円高)と弱含んでの推移となった。

8月については、秋産み以降の出回りとなることから、一定量の需要が期待され、保ち合いでの推移が予想される。

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