分娩牛を見守るための観察室

2013 年 3 月 15 日

Filed under: — maetomo @ 8:35 PM 未分類

写真奥に見えるのが分娩房観察室です

根室管内にあるI牧場は現在、繋ぎ牛舎で酪農を営んでおり、
さらなる繁殖成績の向上を目指し、日頃から牛をよく観察し、
牧場内で一丸となって繁殖に取り組んでいます。

I牧場では、後継者がしっかりと実力をつけてきたこともあり、
今後を考えて乾乳牛舎を新築しました。
さすが今後を考えているだけあり、話を聞くと、
「この乾乳牛舎は、そのままフリーストールの本牛舎にも進化させられる」とのこと。
今は乾乳牛舎として使われていますが、繋ぎからフリーストールへという、
後継者の飼養管理の発展の手助けとなるであろう、
“将来の展望の可能性”の意味も込めたバトンとしての牛舎となっています。

そんな乾乳牛舎には分娩房がきっちりと整備されています。
(写真を撮ったときは分娩牛がいなかったので残念でした…)
そのすぐそばには、乾乳牛舎を建てる際に設計された
「分娩房観察室」がたたずんでいます。
Iさんは、「この観察室があれば、分娩する牛の観察もできるし、
家にいるよりも、牛を常に気にかけていられる」と、
昼夜を問わず、分娩牛を見守ることができる観察室はとても素晴らしい設備です。
きっとIさん達に見守られながら、元気な子牛が誕生していくことでしょう。

フェルミエチーズが人気:千葉市・三越デパートで開催

Filed under: — admin @ 7:28 PM イベント,ニュース

千葉市内の大手デパート「三越」で13日から開かれている
千葉・房総物産展に「千葉フェルミエ(酪農家産)チーズネットワーク」会員の
チーズが展示即売されている。

15日には県内4工房+チーズケーキが並んでいた。
同県の太田和牧場(南房総市)、高秀牧場(いすみ市)、関牧場(同)、
知久牧場(野田市)のチーズなど。
お客さんへの対応は、交代で各牧場が当たる。

この日、自家産チーズを展示販売した知久さん(野田市)は、
「お客様から、商品について生の声を聞けるのが嬉しい。
技術を磨いて、さらに良いチーズをつくっていきたい」としている。

同物産展は18日まで開かれている。
*参照:Dairy Japan2012年7月号付録DVD

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