平成23年度の生乳生産量は753万3851トン(速報値):前年比1.3%の減少

2012 年 4 月 25 日

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農水省は25日、牛乳乳製品の月別統計(速報値)を公表した。それによると、平成23年度の全国の生乳生産量は753万3851トンで、前年比9万7453トン(同1.3%)の減少となった。生乳生産量は平成8年度に865万9000トンとピークとなり、その後は減少基調にある。

平成23年度の用途向け内訳は、
1:牛乳等向けは408万2808トン、
2:乳製品向けは338万7420トン、
3:その他6万3623トン。

製品別では、牛乳は308万5641klで前年比1.2%伸び、そのほか乳飲料が129万6817kl、はっ酵乳も89万6160klと伸びている。

詳細は、本誌6月号で。

TPP交渉への参加表明を阻止を求める

Filed under: — maetomo @ 2:52 PM ニュース

全中など9団体は4月25日、東京・日比谷野外音楽堂でTPPから日本の食と暮らし・命を守り「交渉参加表明」を阻止する国民集会を開催し、政府によるTPPについての十分な説明がなく、さらに国民議論も進まない中での交渉参加表明を阻止するようアピールを採択した。集会には農業・漁業関係者ら4000名が参加した。

集会では4月30日に予定されている日米首脳会談で野田首相がTPP交渉への参加声明を出さないよう求めたほか、東日本大震災と原発事故からの復旧復興が最優先であり、政府はそれらに全力で取り組むよう求めた。

主催者はTPPによって農業や漁業が大きな影響を受けるだけでなく、医療や保険、食の安全など国民生活全体に大きな影響があるとして、これまでも街宣活動や集会を開いてきた。

米国カリフォルニアで6年ぶりにBSE牛が発生:USDA(米農務省)が発表

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米国カリフォルニア州中部の乳牛でBSEが確認された。USDAの主任獣医師Jhon Clifford氏が、24日(現地時間)ワシントンで説明した。米国の牛でBSEが発見されたのは6年ぶり。

Clifford氏によると、感染牛はレンダリング施設で発見された。食肉の流通網には入っておらず、破棄されるという。

米国でBSE感染が確認されたのは今回で4例目。2003年にカナダ産の牛に感染が見つかったのが最初で、直近では2006年3月に確認されていた。

Clifford氏は「農務省は米国の牛の健康状態と、牛肉・乳製品の安全性に自信を持っている」と述べ、感染牛の年齢と出生地は調査中と説明。同省は感染が確認された場所を特定しなかった。(文責:関東支局)

USDAホームページ WWW.usda.gov/

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