平成23年産牧草は天候、原発事故の影響で前年比3%減:農水省が公表

2012 年 4 月 11 日

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農水省は10日、平成23年産の飼料作物収穫量(速報値)を公表した。

それによると、牧草は2678万3000トンで、前年比3%の減となった。これは、作付け面積の減少にあわせ、10アール当たり収量が前年を下回ったことによる、としている。青刈りトウモロコシは、471万3000トンで、同2%増となった。10アール当たり収量が増加したため。ソルゴーは、93万9200トンで、6%減。作付け面積、収量ともに減少したため。

牧草の収量減少は、北海道では天候に恵まれおおむね良好だったが、その他の地域の春先の天候不順で生育の遅れ、東北・関東の一部で原発事故による給与自粛がとられたことなどによる、と分析している。牧草の10アール当たり収量は3550kg(全国の約7割を占める北海道の同収量は3360kg)。

トウモロコシ収量は10アール当たり5110kg(北海道は同5400kg)だった。

都府県別では、原発事故の影響を受けた福島県では、牧草が前年比11%(収穫量)、栃木が同62%(同)、千葉県が同69%(同)などと減少した。

乳用牛評価報告2012・4月国際評価についてのトピックス:家畜改良センター

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家畜改良センターは10日、乳用牛評価報告2012・4月(国際評価トピックスと概要)を公表した
これは4日付で公表した乳用牛評価報告2012?4月国際評価結果について、トピックスと概要を取りまとめたもの。

内容は、
1:2006年生まれの種雄牛の遺伝評価平均
2:主な形質で上位の国内牛
3:上位100以内の国内牛
を表にしたもの。
詳しくは、家畜改良センターのホームページからダウンロードできる。
http://www.nlbc.go.jp

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