「稲WCS生産・給与マニュアル」第4改訂版をリリース:日本草地畜産種子協会
2012 年 4 月 12 日
社団法人日本草地畜産種子協会は、「稲発酵粗飼料生産・給与マニュアル」(平成24年3月版)を発刊し、同協会ホームページからダウンロードできるようにした。
これは、稲発酵粗飼料(稲WCS)の作付けが急激に拡大する中、これまでの技術開発の進展や専用品種の開発をはじめ、地域での取り組みの広がり、推奨農薬の見直し、支援施策の見直し等を反映させ、社団法人日本草地畜産種子協会が平成21年度から日本中央競馬会特別振興資金助成事業の助成を受けて実施した「粗飼料生産流通拡大調査研究事業」の成果としてまとめたもの(同書序文より)。
同マニュアルは平成11年に初版が発刊されて以来、4回目の改訂となり、全180ページ。稲発酵粗飼料は、平成12年の502haから平成23年には約2万3000haに拡大し、栽培地域の拡大、コントラクターの利用など多様化した。
国は水田の有効活用による食料自給力・自給率向上の推進力として、稲発酵粗飼料等の飼料作物を戦略作物と位置づけ、その振興を喫緊の課題としている。
同協会ホームページ http://souchi.lin.gr.jp
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