酪農学園・とわの森三愛高校の飼養牛がEXを獲得

2010 年 9 月 28 日

Filed under: — djito @ 4:52 PM ニュース

酪農学園・とわの森三愛高等学校(北海道江別市)の飼養牛「OFJ フアイナリストET」が、9月に実施された体型審査で90点(エクセレント)を獲得した。
本牛は2004年2月21日生まれで、今年6月に3産目を分娩。
2008年兵庫県B&Wショウ・チャンピオンなどのショウ歴を持っている。
父はロイレーン ジヨーダンET、母はピーエフ ダンデイー ジユエリー。

本牛が同高校に来たのは、昨年8月。それまでの所有者であったOJFシンジケート(兵庫県)が、同高校に寄付したことからだ。
「ご厚意にお応えすることができた。生徒たちの励みと誇りになっている」と農場長の大中隆教諭は喜びを語ってくれた。

同高校の農場では現在、経産牛5頭、育成牛6頭が飼養され、アグリクリエイト科(酪農経営科)の生徒たちは日々、これらの牛たちを管理しながら実践技術の習得に励んでいる。

「チーズ万博2010 お好きなだけチーズとワイン」、開かれる

2010 年 9 月 25 日

Filed under: — admin @ 9:06 PM ニュース

9月25日(土)、東京・ホテルメトロポリタンエドモントンを会場に、
「チーズ万博2010」が開かれ、チーズ愛好家ら約1200名が集った。
主催はチーズプロフェッショナル協会(CPA)と国産NC振興全国協議会。
魅力あふれるチーズをもっとたくさん食べてもらいたい、
チーズを楽しく食べる場を提供したいというのが、今回の狙い。

出展は、全国の工房や乳業会社からチーズ84社・295品、ワイン45社・145品。
内容は、チーズ&ワインやチーズ料理の試食、および「チーズと私」をテーマにした
本間るみ子氏(フェルミエ社長)と服部幸應氏(料理研究家)のトークショウ、
チーズ造り実演など。

主催者挨拶で、実行委員長の村山重信氏(CPA会長)は、
「今まで、このようなチーズを中心にしたパーティはなかった。
今日は日本のチーズ市場始まって以来、初めてのパーティだ」と語った。
来賓の農水省・田名部匡代政務官は、
「チーズ消費は伸びているとはいえ、海外と比べるとまだ少ないのが現状。
日本人の味覚に合ったチーズづくりに、しっかり取り組みたい。
酪肉近でも生産体制、高付加価値化をめざしている」などと述べた。

なお農水省統計では、日本人一人当たりのチーズ消費量は年間2kgである。

「黒穂病」は大丈夫?

2010 年 9 月 24 日

Filed under: — maetomo @ 6:00 AM 未分類

北海道農政部によると、9月15日現在のサイレージ用トウモロコシの生育状況は平年よりも11日早めに推移していて、収穫作業も7日早めに進んでいるそうです。

昨年は各地で「すす紋病」の被害が多かったトウモロコシ。
今年のように暑かった場合の病気発生はどうなのでしょうか?

専門家に尋ねたら、連作している場合、「黒穂病」が心配されるそうです(写真)。
「黒穂病」は土壌菌によるもので、多発した場合は3年以上の輪作が必要だそうです。

東京・有楽町で栃木県「那須高原ミルク街道」がプレゼンテーション

2010 年 9 月 17 日

Filed under: — admin @ 6:28 PM キャンペーン

9月16日、17日、東京JR有楽町駅前「ふるさと情報プラザ」で、
栃木県の「那須高原ミルク街道推進協議会」が牛乳や地元食材などの
展示即売などを行なった。
テーマは「ようこそ!ミルク王国へ 那須高原ミルク街道フェア2010」。

同協議会は、生乳生産額が290億円(平成20年:農水省)と本州1位の栃木県で
とくに酪農の盛んな那須塩原市と那須町を結ぶ県道近くの
酪農家、道の駅、直売所、レストランなどが集まって、
地元のおいしい「食」を中心に、地域の資源と連携した「おもてなし事業」。
事務局は市農務畜産課。

今回は、地域自慢のミルクやアイスクリーム、ワインなどを展示即売。
バターづくり体験やクイズなどもあり、
初日の雨天にもかかわらず、2日間、昼休みや帰宅時間には
オフィス街のサラリーマンなどで賑わった。

160頭の姿と番号が右脳に焼き込まれている!?

Filed under: — maetomo @ 6:03 AM 未分類

経産牛160頭を飼養する十勝管内のKさん。
Kさんの頭の中には、経産牛1頭1頭の姿が焼き込まれています。
番号を聞けば、その牛の姿が頭に浮かぶし、その逆も同じで、遠くで発情があっても、それは何番の牛か即、答えられます。
乳検のときは、牛を見た瞬時に番号を検定員さん伝えることもできます。

その理由については、「覚えようと思って覚えたわけではなく、自然と頭に入るんです。牛が好きなことは間違いないけれど…」とKさんは笑いながら首を傾げます。
ちなみにKさんは、暗算も強いそうです。

事業計画変更に伴い、補助金収入約500万円減少

2010 年 9 月 16 日

Filed under: — admin @ 10:26 AM ニュース

(社)全国農協乳業協会は9月8日、東京で平成22年臨時総会を行ない、その開催結果の概要を公表した。
本総会の議案は「平成22年度事業計画及び収支予算変更の承認の件について」となっており、6月8日に開催された通常総会後、新たな補助事業「農村漁村6次産業化対策事業 農林水産物輸出課題解決対策事業」を実施することから、事業計画及び収支予算の変更について審議が行われ、結果原案通りに了承されたと発表した。

変更内容は、
1. 牛乳乳製品消費拡大特別事業(収支予算の変更)
 農畜産業振興機構が公募により選定した団体のうち、同協会が2つの事業の事業実施主体となった。当初の交付予定額の合計は8504万9千円だったが、農畜産業振興機構との協議により、6500万円に変更となったため、収支予算を変更する。
2. 農村漁村6次産業化対策事業に係る農林水産物輸出課題解決対策事業(事業計画の追加、収支予算の追加)
 農林水産省が輸出関連の補助事業を公募したことから、同協会は会員が牛乳乳製品の海外輸出を積極的に行なっていることや、輸出に取り組みたい会員、さらには本事業に取り組もうとしていた会員があったことから本事業に応募し、事業実施主体候補者に選定されたため、事業計画及び収支予算を追加する。事業予算は1489万8千円。

なお、本議案の全文はこちら

日本ミルクコミュニティー「ガセリ菌SP株」プレスセミナー開催

2010 年 9 月 15 日

Filed under: — admin @ 3:46 PM セミナー報告

日本ミルクコミュニティー(株)は9月14日、東京で「ガセリ菌SP株」プレスセミナーを開催した。同社は、日本の肥満治療の第一人者である磯子中央病院副院長の土田隆氏とともに、共同で乳酸菌研究を行なってきた。この度、本研究内容が栄養研究において世界的に著名な学術雑誌「European Journal of Clinical Nutrition」に掲載されたことで本プレスセミナー開催に至った。
本セミナーでは、土田氏による講演と、タレントや女優として活躍し「癒し系」タレントとして人気を集めている本庄まなみさんをゲストに迎えたトークセッションが行なわれた。

雪印メグミルク(株)ミルクサイエンス研究所主幹の中島肇氏(農学博士)は冒頭で「ガセリ菌SP株含有のヨーグルトを摂取すると、内臓脂肪面積・皮下脂肪面積がともに減少する。今後もこの菌に関して研究を進めていきたい」と挨拶した。
共同研究者である土田隆氏は講演で、人間の体における消化についてわかりやすく解説し「肥満による病気というものは昭和61年にはわかっていた。昔に比べ物を噛まなくなったため、大量に食べることが可能になった。さらに運動する必要がない社会になったため太るのは当然」とした。そこで、ガセリ菌SP株について「この菌により小腸の動きをスムースにし、通過時間を短くすることで、過剰な脂肪が体内に吸収されにくくなると推測できる。その結果が内臓脂肪・皮下脂肪のデータとして表れている。夕食前に摂取するのが効果的」とした。

その後のトークセッションでは、ゲストの本庄まなみさんの質問に対し、中島氏・土田氏の両者が答え、本庄まなみさんは「ガセリ菌SP株について知識が増えた。家族全員が健康で元気に過ごせるように、これからもたくさんヨーグルトを食べていきたい」とセミナーを締めくくった。

平成22年度優秀畜産表彰中央情報交流会の開催案内

Filed under: — admin @ 2:29 PM 未分類

(社)岐阜県畜産協会と(社)中央畜産会は10月15日(金)、平成22年度優秀畜産表彰中央情報交流会を岐阜県岐阜市で開催すると発表した。
本事業は「畜産経営改善のための支援・表彰事業」(日本中央競馬会特別振興資金助成金事業)で受賞した生産者や学識経験者等を招き、畜産が抱える今日的問題への対応等について意見、情報交換を行うもの。
今回は「酪農経営の生産性向上を求めて」をテーマに掲げ、具体的な実践事例の紹介を通じ、課題を検討することで生産性の向上に資することを目的としている。
なお、開催要領の全文はこちら

プレミアムミルクキャンペーン実施のご案内

2010 年 9 月 14 日

Filed under: — admin @ 11:11 AM キャンペーン

(社)全国農協乳業協会はこの度、日頃より「生乳鮮度重視牛乳」をご愛顧いただいているお客様に感謝を込め、期間中に対象商品を購入した方限定にプレゼントキャンペーンを実施する。本キャンペーンは今年度で3年目となる。詳細を下記に示す。

●名  称:生乳鮮度重視牛乳「プレミアムミルクキャンペーン」
●期  間:2010年10月1日から11月30日まで
●実施内容:「生乳鮮度重視牛乳」をお買い上げいただいた方を対象としたクローズドキャンペーン
●対象商品:「生乳鮮度重視牛乳 販売商品一覧表」の通り
●応募方法:期間中に対象商品をご購入いただき、商品の「生乳鮮度重視マーク」を1000mlパックは1枚、それ以外の商品(500ml・300ml、ビン等)は2枚を専用応募はがきに貼って、氏名、郵便番号、住所、電話番号を明記の上応募。専用応募はがきは協会ホームページ(10月1日公開)からもダウンロードできる。
●応募締切:2010年11月30日(火)当日消印有効
●賞  品:RITZENHOFFミルクグラス 100名様
●告知方法:専用応募はがき(店頭設置用)

中酪副会長に尾形文清・九販連会長

2010 年 9 月 13 日

Filed under: — admin @ 3:38 PM 未分類

 中央酪農会議は9月10日、東京で第308回理事会・臨時総会を開催した。
 臨時総会において、茂木守会長は「今夏の酷暑により乳牛事故も例年になく多発し、生産基盤へのダメージも懸念されている。また、農協組織等の人員配置の転換などから組織機能の弱体化が進行したことや社会環境のさまざまな変化により、生乳の価格形成や安全・安心対策の強化、計画生産が酪農経営に及ぼす影響がますます強くなっている。将来の酪農経営の安定化を考えた今後の方針を早急に検討すべき」と挨拶した。また10月から本格的に開始する牛乳消費拡大事業・MILK JAPANについては「牛乳を通じて母子の子育て支援をすることで、親子や母親同士のコミュニケーションによる草の根運動を展開し、広く日本全体・社会全体を活性化する運動とする」と述べた。
 来賓の農林水産省・倉重泰彦牛乳乳製品課長は平成23年度概算要求に関して「戸別所得補償制度が大きな論点。用途別取引を行う現行の制度つまり補給金制度を維持したうえでさらなる充実を図る。チーズ対策に関しては、拡大奨励金という形ではなく、根っこから出す方針に転換する。要求額については、平成22年度一般会計予算が28億円、農畜産業振興機構(ALIC)からの予算額が58億円(生クリーム含む)であるのに対し、今後チーズに関して中長期的に助成を行なっていくことが重要であることから、23年度は約88億円を一般会計で要求をしている。これによって、国際需給におけるチーズ価格の乱高下に対応したい」とした。
 
 今回の理事会で役員改選が行われ、副会長には尾形文清氏(九州生乳販連代表理事会長)が選任され、理事には川竹正一氏(全共連常務理事)、倉橋準典氏(近畿生乳販連代表理事会長)が新しく選任された。
 
 また、中酪は口蹄疫支援互助金の募金状況について、全国で総額3846万5189円の募金があったと報告した。これに、九州生乳販連が独自に実施した募金と合わせた5846万5189円を、8月31日(火)、宮崎県経済連に贈呈したとした。これは宮崎県の再建酪農家に対し補助的に使用され、用途は宮崎県に一任するとした。

次ページへ »

Copyright (C) 2005 Dairy Japan Corporation. All Rights Reserved.