日本ミルクコミュニティー「ガセリ菌SP株」プレスセミナー開催
2010 年 9 月 15 日
日本ミルクコミュニティー(株)は9月14日、東京で「ガセリ菌SP株」プレスセミナーを開催した。同社は、日本の肥満治療の第一人者である磯子中央病院副院長の土田隆氏とともに、共同で乳酸菌研究を行なってきた。この度、本研究内容が栄養研究において世界的に著名な学術雑誌「European Journal of Clinical Nutrition」に掲載されたことで本プレスセミナー開催に至った。
本セミナーでは、土田氏による講演と、タレントや女優として活躍し「癒し系」タレントとして人気を集めている本庄まなみさんをゲストに迎えたトークセッションが行なわれた。
雪印メグミルク(株)ミルクサイエンス研究所主幹の中島肇氏(農学博士)は冒頭で「ガセリ菌SP株含有のヨーグルトを摂取すると、内臓脂肪面積・皮下脂肪面積がともに減少する。今後もこの菌に関して研究を進めていきたい」と挨拶した。
共同研究者である土田隆氏は講演で、人間の体における消化についてわかりやすく解説し「肥満による病気というものは昭和61年にはわかっていた。昔に比べ物を噛まなくなったため、大量に食べることが可能になった。さらに運動する必要がない社会になったため太るのは当然」とした。そこで、ガセリ菌SP株について「この菌により小腸の動きをスムースにし、通過時間を短くすることで、過剰な脂肪が体内に吸収されにくくなると推測できる。その結果が内臓脂肪・皮下脂肪のデータとして表れている。夕食前に摂取するのが効果的」とした。
その後のトークセッションでは、ゲストの本庄まなみさんの質問に対し、中島氏・土田氏の両者が答え、本庄まなみさんは「ガセリ菌SP株について知識が増えた。家族全員が健康で元気に過ごせるように、これからもたくさんヨーグルトを食べていきたい」とセミナーを締めくくった。
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