乳用牛評価報告2010-8月(国際評価トピックスと概要)を公表
2010 年 8 月 30 日
(独)家畜改良センターは、平成22年8月3日付け公表の乳用牛評価報告2010-8月(国内種雄牛)をもとに、インターブルが行った国際評価結果について、トピックスと概要を取りまとめた。
参考までに、一部抜粋したものはこちら。
なお、詳細な資料を家畜改良センターホームページ( http://www.nlbc.go.jp/ )に掲載している。
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Comments (0)(独)家畜改良センターは、平成22年8月3日付け公表の乳用牛評価報告2010-8月(国内種雄牛)をもとに、インターブルが行った国際評価結果について、トピックスと概要を取りまとめた。
参考までに、一部抜粋したものはこちら。
なお、詳細な資料を家畜改良センターホームページ( http://www.nlbc.go.jp/ )に掲載している。
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Comments (0)8月13日に配信した「日射病・熱射病の発生状況」の《続報》です。
今年は8月上旬・中旬とも、蒸し暑い日が続きました。
その影響が乳牛に出てしまいました。
乳成分や体細胞数にも、7月から影響が出ています。
7月の合乳の乳脂率は3.785%(前年同期は3.872%)、乳蛋白質率は3.149%(同3.216)と低くなっています。
7月の合乳の体細胞数は、10万以下が2.6%(前年同期は4.3%)、10万から20万以下が52.4%(同60.9%)と減り、20万から30万以下が42.1%(同32.8%)と増えています。
さらに心配なのは繁殖です。
早期の回復を祈るばかりです。
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Comments (0)社団法人中央酪農会議は8月25日、今年度から3カ年展開する新たな牛乳需要喚起事業「MILK JAPAN」の詳細を発表。昨年度まで5カ年間取り組んできた「牛乳に相談だ。」キャンペーンの反省を踏まえた新事業は、メインターゲットを30代の若い主婦層に置き、酪農家や関係団体らとの双方向型コミュニケーションを進めるとしている。
MILK JAPANのコンセプトは「牛乳が日本を元気にする」とし、子育てを支援する新しい社会的な運動を巻き起こしたい考え。前田浩史事務局長は「若い世代の主婦ほど牛乳の常備率が低いことがわかった」と説明し、そうした層の牛乳に対する価値意識や行動を変化させ、牛乳消費につなげたいとしている。目標については「消費拡大はむずかしいかもしれないが、牛乳消費のマイナストレンドを止めたい」としている。
MILK JAPANはターゲットとなる若い主婦層とのコミュケーションを考え、携帯サイト、小売り店頭、街頭イベント、酪農教育ファーム、などを舞台に展開する。
事業費は年間約6億円。財源は全額、酪農家からの拠出金だ。
※詳しくはDairy Japan2010年10月号で紹介します。
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Comments (0)日本学術会議第二部農学委員会風送大気物質問題分科会・日本沙漠学会は25日、東京大学農学部で公開シンポジウム「口蹄疫発生の検証およびその行方と対策」を開催した。
このシンポジウムは、このたびの口蹄疫の発生原因や予防対策、経過・事後処理、今後の対策、反省を踏まえ追跡・究明するとともに、今後の科学的対応への参考・教訓とすることを目的として開催されたもの。
真木太一氏(筑波大学北アフリカ研究センター客員教授/九州大学名誉教授)は冒頭で、「わが国は約10年間、口蹄疫の清浄国であったが、ついにワクチンも使う結果となってしまった。非常に残念なことだが、今後、短期・長期的対応策が不可欠である」と述べた(写真)。
本シンポジウムの講演内容は、
「黄砂によって輸送される病原性物質―アレルゲンと口蹄疫ウイルス」
筑波大学・北アフリカ研究センター/礒田博子氏、山田パリーダ氏、森尾貴広氏
「黄砂の長距離輸送と宮崎県内での口蹄疫発生の気象的特性」
筑波大学・北アフリカ研究センター/真木太一氏、(独)国際農林水産業研究センター/八田珠郎氏、(独)農業環境技術研究所/杜明遠氏、九州大学大学院農学研究院/脇水健次氏
「2010年宮崎に発生した口蹄疫について」
(独)農業・食品産業技術総合研究機構・動物衛生研究所・企画管理部/津田知幸氏
「口蹄疫ウイルスの性状とその病性について」
帝京科学大学・生命環境学部/村上洋介氏
「近年、英国・韓国およびわが国で発生した口蹄疫について―とくに感染経路を中心に―」
東京農工大学大学院・農学研究院農学府農学部・獣医学科/白井淳資氏
講演者の一人である津田知幸氏は、「今回の口蹄疫で、ワクチン接種処分を含め約29万頭の家畜が犠牲になるという、わが国の畜産史上未曾有の被害をもたらした。今なお発生農場では大量の糞尿が残されており、これらの処分が完了し、家畜の再導入が開始されるまでは防疫措置が完了したとはいえない。今後、畜産再開を見届けながら、今回の防疫について、より詳細な検証を進めていかなければならない」と述べた。
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Comments (0)「根釧パイロットファームの光と影」という本が発刊された(北海道新聞社)。
著者は芳賀信一氏。
根釧パイロットファーム入植者の一人であり、根釧パイロットファーム開拓農協理事、中春別農協組合長理事を務められ、そして天皇杯を受賞されたことでも知られる方だ。
ロマン、希望、挫折、悪夢、再建…本のタイトルにもあるように「光と影」で知られる根釧パイロットファーム。
著者は、国家の一大事業の渦中に生きた農民の一人として、そのなかで経験した「光と影」を極めて冷静に振り返り、綴っている。
現場と机上計画のギャップ、機敏な計画修正の必要性、現場から声を発することの大切さ、仲間の尊さ等々、酪農において今も忘れてはならない事柄が各頁から読み取れる。
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Comments (0)(独)家畜改良センターは、平成22年8月3日付け公表の乳用牛評価報告2010-8月(国内種雄牛分)をもとに、インターブルが行った国際評価結果を公表した。
乳用牛評価報告 参考情報(海外種雄牛:総合指数上位40位)
※8月17日、表中「分娩難易」の値に誤りのあったことが判明。
上記の乳用牛評価報告は訂正後のもの。
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Comments (0)残暑お見舞い申し上げます。
北海道は例年にない、湿度が高く暑い日が続いています。
そこで気になるのが、乳用牛の日射病・熱射病の発生状況です。
北海道農政部の資料によると、6月も7月も日射病・熱射病の多発が続いていることがわかります。
ヒトも牛も、くれぐれも体調管理にお気をつけください。
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Comments (0) 酪農教育ファーム活動のさらなる充実を図る研究会として、羽豆成二氏(帝京短期大学前教授)をはじめとした設立呼びかけ人により、「日本酪農教育ファーム研究会」が8月6日に発足した。
「わが国で酪農教育ファーム活動が始まって10年が過ぎました。今、酪農のもつ教育的価値を生かした実践は、それを実践する教師、その舞台となる牧場を営む酪農家とともに確実に増えています。今後は、その活動の質を高めると同時に、これまで積み上げてきた優れた実践を他の地域にも生かせるように、全国の酪農教育ファーム活動を推進し、その成果を共有できるシステムを確立することが早急な課題となっています。」と本会会長の國分重隆氏は日本酪農教育ファーム研究会設立宣言を発表し、今後の酪農教育ファーム活動にさらなる意欲を示した。
本研究会は、(社)中央酪農会議と全国の教育関係者により構成され、今まで全国各地で地域ごとに行われていた酪農教育ファーム活動を全国ネットワーク化することで、活動を篆刻的に推進するし、食と教育の両立を目指すことを目的に設立された。初年度会長には國分重隆氏(新宿区立東戸山小学校・校長)が選出された。
本研究会の呼びかけ人代表・羽豆成二氏は「酪農教育ファーム活動は、まだ広く認知されていない。五感をフルに活用する本物とのふれあいにより、命の学びを伝えることを狙いとし、酪農と教育の一体化を目指す。子どもの心と体のバランスの育成に重点を置く」と話した。
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Comments (0)ご好評をいただいております本誌シリーズ「これでいいのかな? うちのやり方」。
来月(9月)号のテーマは「TMR調製のやり方」です。
原料の投入の順番は? という質問に、いろいろなお答えをいただきました。
以下は、その一部です。
配合飼料、グラスサイレージ、コーンサイレージです。
サイレージ(グラス、コーン)、生パルプ、ルーサン乾草、配合飼料、単味飼料、添加材です。
濃厚飼料、ビタミン・ミネラルなど(計量して、群ごとのバケツに入れて置いておく)、その次にサイレージです。
まずロール(ラップ)サイレージをそのまま1個。ロールが切れて細かくなってから、配合、コーン圧ペン、グラスサイレージです。
また失敗談としては、以下のようなものもありました。
ロールのネットを切らずに(外し損ねて)、ストンと落としちゃうことがたまにあります。
ヤバいって思うけど、ネットは見事に細かく切れちゃうんです。
9月号をお楽しみに。
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Comments (0) 日本政策金融公庫は8月3日・4日、東京ビッグサイトで第5回「アグリフードEXPO2010」を開催した。
当日は全国各地で自農場ブランド商品を展開する農業者や、地元生産物を活用した多様なこだわり食品を製造する食品メーカーらが出展。広域的な販路拡大を目指した。
酪農乳業関係者の出展も多数あり、出展する酪農家の一人は「生産者は最終的には消費者に向けて生乳を出荷している。だからこそ、こうした場で消費者に向けてアピールすることが必要だと思っている」と話す。
食の安全・安心への関心が高まるなか、国産農産物に対する消費者の注目は高く、多くの消費者が会場を訪れていた。
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