双方向コミュニケーションで牛乳需要を喚起 MILK JAPAN
2010 年 8 月 25 日
社団法人中央酪農会議は8月25日、今年度から3カ年展開する新たな牛乳需要喚起事業「MILK JAPAN」の詳細を発表。昨年度まで5カ年間取り組んできた「牛乳に相談だ。」キャンペーンの反省を踏まえた新事業は、メインターゲットを30代の若い主婦層に置き、酪農家や関係団体らとの双方向型コミュニケーションを進めるとしている。
MILK JAPANのコンセプトは「牛乳が日本を元気にする」とし、子育てを支援する新しい社会的な運動を巻き起こしたい考え。前田浩史事務局長は「若い世代の主婦ほど牛乳の常備率が低いことがわかった」と説明し、そうした層の牛乳に対する価値意識や行動を変化させ、牛乳消費につなげたいとしている。目標については「消費拡大はむずかしいかもしれないが、牛乳消費のマイナストレンドを止めたい」としている。
MILK JAPANはターゲットとなる若い主婦層とのコミュケーションを考え、携帯サイト、小売り店頭、街頭イベント、酪農教育ファーム、などを舞台に展開する。
事業費は年間約6億円。財源は全額、酪農家からの拠出金だ。
※詳しくはDairy Japan2010年10月号で紹介します。
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