こだわりの牛舎設計

こんにちは。

本日は、岩手県のC牧場の様子をお伝えします。
C牧場はロボット搾乳牛舎で乳牛を管理しておりますが、牧場主さんは「牛の自然な生活」をとても大切にしており、フリーカウトラフィックを採用した牛舎設計となっています。
それに加え、放牧も取り入れている同牧場は、こういった管理形態により、ストレスが極力押さえられ、乳量や乳質に好影響をもたらしていると教えてくれました。

削蹄師だった経験を持つ牧場主さんの知恵と工夫で建設された牛舎は牧場主たくさんのこだわりが詰まっており、蹄病の低減にも力を入れています。

牧場の詳しい様子や取り組みはDairyJapan11月号で紹介しておりますので、皆様ぜひお楽しみに!

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チャレンジ回数がモノを言う

先日取材させていただいたT牧場さん。

後継者であるご兄弟が常にチャレンジを重ね、成長を続ける農場でした。
そこでの秘訣は「とにかくチャレンジ回数を増やすこと」だということです。
今よりも良い経営を実現するには、改善点を見つけてどんどん試して良い管理を求め続ける必要があります。

Tさんは「後継者だと、今までのやり方を変えるのに大変なことが多いと思うが、すべて自分がやってやるという気持ちでとにかく行動に移すことが大事」と言います。

ほんとにその通りだと思いました!私も自分の仕事に対して「~だからできない」という理由はすぐに思いつくんですけどね。笑
とにかく行動の一歩を動かしまくるというのは見習わなければと思いました。
熱意のある方々の話を聞くのは面白いと感じた取材でした。

 

 

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ジャージーのポテンシャル


こんにちは。相変わらず暑い日が続いているようです。私はコロナ禍をまたぎ、数年ぶりに米国へ出張中です。
米国での取材の模様は今後、月刊「Dairy Japan」で紹介していきます。
さて、そんな取材でお邪魔したニューヨーク州のロートンジャージー農場はジャージー種乳牛を95頭管理する農場です。写真を見ていただければ一目瞭然、牛体は汚れがなくとても丁寧に管理されていることがわかります。また、数人で視察しているなかにあっても、乳牛達はゆったりと横臥・反芻し、とても落ち着いている様子でした。
農場主のティムさんにお話を伺うと、牛群の平均乳量は32から34kg程度で最も乳量の高い乳牛の年間乳量は1万8000kgを超えると言います。乳脂肪は4.5%と高く、乳量もホルスタイン並。ジャージー種のポテンシャルを改めて知ることができました。
詳しくは今後のDairy Japanで!

牛舎の守り神?

皆さんこんにちは。

本日は、岩手県のK牧場に取材に行った際に見かけたモノをご紹介します。

取材中、フリーストール牛舎の片隅に見慣れない影が。近づいてみると「鳥?そんなはずない」と思いながらさらに近づいてみると予感は的中。それはまさしくフクロウでした。

もちろん置物で本物ではありませんが、かなりリアルな見た目をしています。

話を聞くと、牛舎の防鳥対策で設置したフクロウの置物だといいます。これ単体での効果はわからないということでしたが、牛舎はネットなどの対策も取っており鳥の侵入を防いでおりました。

鳥で鳥を防ぐという面白い発想でした。
その姿はどこか、牛舎を守る守り神のような眼差しで牛達を見つめているように見えました。

 

超巨大なサイロ

Dairy Japan9月号でカナダの粗飼料生産・輸出企業「Barr-Ag」社を紹介しています。取材時、何より驚いたのが「巨大すぎるサイロ」でした。
写真ではなかなか伝わりづらいかもしれませんが、よく見てみてください。

写真に入りきれていませんが、写っているのはコーンサイレージのスタックサイロです。
中央に人が確認できます。通常のバンカーサイロの何倍あるのか想像もつきませんでした。

同社の方にお話しを伺うと「サイロ詰めのときは、重機が砂場で砂遊びをしているようだ」と言っていました。
訪れたのは真冬でしたが、収穫期の様子も見てみたいものですね!


(写真提供=Barr-Ag社)