工夫された牛舎エアコン

こんにちは。
本日東京は32℃予想となっていて、すでに夏本番のような陽気です。
皆様、熱中症などにご注意ください。

本日は埼玉県I牧場での一コマをご紹介します。
牛舎にエアコンを導入している同牧場の哺育舎ではエアコンダクトに数個の穴が空いています。
子牛ペン1カ所につき一つの穴が設けられていて、そこが送風口になっていました。

夏には冷風が送られ、冬には暖房に切り替え、温風が送られるそうです。
時期に関係なく大活躍しているそうです。

I牧場ではほかにも数多くの暑熱対策に取り組んでいました。
その詳細はDairyJapan7月号でご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

バッチミルキング方式

 弊社がお届けする新しい酪農専門ウェブサイト『らくコネ』では、随時お役立ち情報を発信しています。本日(5月31日)は「ミニ酪農講座」の新コンテンツ、「杉野の部屋vol.2」をアップしました。広島大学の杉野利久先生と鈴木直樹先生が体細胞について解説しています。ぜひご覧ください。

https://rakuconne.net

 さて先日、三重県のA牧場さんにお邪魔しました。テーマは暑熱対策で、A牧場でもユニークな換気システムを取り入れたり、遮熱塗料で輻射熱を抑えるなどさまざまな取り組みをしていて、とても興味深く拝見しました。
そんなA牧場で、私自身初めて目にしたのは「バッチミルキング方式」です。 一般的には搾乳ロボットシステムを導入する際は、フリーカウトラフィックや誘導型のトラフィックで牛舎をデザインし、乳牛の自主性に任せて搾乳しますが、バッチミルキング方式は搾乳ロボットをミルキングパーラーのように利用する方式です。A牧場では8台の搾乳ロボットで1日3回搾乳。
お話しをお聞きし、また施設や搾乳を見させていただき、「搾乳ロボットを使いたいけど牛舎は従来のものを使いたい」「乳牛にはPMRではなくTMRを給与したい」といったケースで使い勝手が良いのではいかと感じました。
機械の性能や牛舎のデザイン、作業動線、それぞれを単独で考えるのではなく、トータルで農場デザインを考えることが今の酪農で大切なことだと再認識しました。

人も暑熱対策を

こんにちは。

本日の東京都内の最高気温は30℃と予想されていました。
5月だというのにこの気温では、先が思いやられます。
夏本番が近づくにつれて、各所でこうした気温の話題が増えてきますね。

さて、同時に毎年悩みのタネになる「暑熱対策」。
DairyJapan7月号の特集では、暑熱対策について触れていますので皆様ぜひ御覧ください。

熱中症に気をつけなければいけないのは牛だけではなく、人にも注意が必要です。
埼玉県のI牧場では2年前にパーラー内に従業員用の扇風機を設置したそうです。

これに限らず、こまめな水分補給と適度な休息をとりながら作業をして、熱中症対策しましょう。

カンタン暑熱対策

先日取材に訪れたG牧場。

夏場、窓から入る日光の熱が牛舎内の温度上昇に大きく影響を与えていると感じたYさんは、対策として軽いベニヤ板を窓の大きさに合わせてはめ込んでいました。

これが簡単で安価なうえにかなり効いているようで、「あるとないとでは全然違う」と絶賛!

すぐに試せるグッドアイデアでした。使用しないときは窓の下に立てかけてありますが、お子さん達のお絵描きボードとしても活躍しているようです。

また、窓は常に綺麗に掃除しているYさん。「光を取り込みたいときは、やはり汚れているよりも光が入ってくるし気持ちが良い」とのことでした。

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広告効果バッチリ

先日、岡山県のT牧場にお邪魔しました。取材前に着替えてきてくれたTさん。とてもインパクトの高いTシャツを着ていたので写真を撮らせていただきました。

地元の蒜山農業協同組合が販売する「蒜山酪農カフェオレ」そのままのデザインTシャツ。とくにインパクトが大きかったのは写真のバックプリントでした。

「チラシを刷って配るのも良いけど、これなら着ているだけで宣伝になる」とTさん。

成分表をバックプリントにするアイディアに感服しました。