2024年を振り返って

こんにちは。

2024年も残りわずかとなり、今回が今年最後のスタッフブログとなります。

今年も読者の皆様はじめ関係者の方々にたくさんのご支援をいただき、本当にありがとうございました。

2024年も「酪農業界にとって、さまざまな変化があった年だったと感じています。
先日、「全国の酪農家戸数(指定団体の受託農家戸数)が1万戸を切った」というニュースがありましたが、取材先の現場では、皆さんが日々工夫しながら前向きに取り組む姿をたくさん拝見しています。そのたびに私達も元気と勇気をいただいています。
私達は仕事は、皆様の経営に役立つ情報をお届けすることですが、現場でお話をうかがうたびに、皆様との「繋がり」を感じ、励まされています。

2025年が目前に迫っています。来年は、もっと多くの方々に「Dairy Japan」を知っていただき、酪農業界全体がさらに盛り上がる1年になることを願っています。
Dairy Japanはこれからも、皆様の経営に役立つ情報をお届けし、お力になれるよう努力してまいります。

今年も、本当にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それでは、皆様、良いお年をお迎えください。

凍ったときの対策は?

Dairy Japan2月号で紹介予定の牧場さんの一コマです。
道東に位置し、冬場は-15~20℃も珍しくない地域。

ここでは牛舎設計時、スクレーパーで溜まった糞尿が凍らないようにピットの位置を深く設計しました。これのおかげで、液状で溜まった糞尿は凍らない。のですが……

そもそもスクレーパーで掻く段階で糞尿が凍ってしまい、シャーベット状のものがピットに落ちてしまうのだそう。
そして落ちた糞尿シャーベットは当然、融けません。糞尿をラグーンに送り出すのが非常に困難だったそうです。

こちらの牧場さんでは、パーラー排水と一緒に一気にフラッシュするという方法を取り、ピットに一加工したそうです。

現実問題、とくに寒冷地域においてはこのような問題は多いのではないかなと思いました。
皆さんはどうしているんだろう。また、同じ悩みを持っている人はどれくらいいるんだろう。
と気になりました。