生産費高騰に対して今できることは?

先日、酪農家さんとの話の中で「エサ代が年間で600万円以上上がった」という声を耳にしました。これは、日本人の平均年収より高いです。人が一人雇えるほどの値上がりは、一経営体にとっては非常に大きいです。

では、それに対して業界では何ができるでしょうか。たびたび耳にする「酪農乳業界が一丸となって」という言葉の中には誰の、どのような行動が必要なのでしょうか? 役割ごとに考えてみました。

 

酪農家は

今できる管理面、ロスを見つけ、ロスをなくすにはどうするか考え、実践する(こういう時にDairyJapanは役に立ちます)。

今、生乳1Kgが何円で買われ、一方で、生乳1Kgを作るには何円の飼料やコストがかかっているのかを改めて知り、外に強く発信する。

 

組合組織、指定団体は

酪農家がおかれている現状を正しく把握する。

乳業メーカーに対しての乳価交渉

根本的に出口対策となる策の模索

 

乳業メーカーは

酪農家がおかれている現状を正しく把握する。

積みあがる脱脂粉乳、バター在庫の新たな出口、消費方法を考え、実践する。需要がコロナ禍前に戻らなかった場合に備えた対策を考える。

 

酪農家がいなければ乳業メーカー、組合は成り立たないですが、逆もしかりですね。今一度、各々の状況を理解し、大勢が意思を発することで、変わるきっかけが生まれるのではないかと思います。

皆さんが考えつく対策やお考えも、ぜひ教えてください。

今日は牛乳の日!

【今日は牛乳の日!】

6月になりました。2022年も折り返し点が見えてきました。早いものです。

今日は牛乳の日、そして今月は牛乳月間です。

「牛乳、飲みましょう!」という発信も重要ですが、生乳消費増に向けて、農場レベルでできることがないか考えていました。

例えば、最近は、コーヒーなどはブランドから生産者(焙煎者・販売者)の思いやソウルを載せた売り方が流行しており、消費者も、ただ単に買うだけでなく、そのコーヒーに込められたストーリーも一緒に買うような動きがあると感じています。

生乳に対する生産者の思いやストーリーならば、酪農家の皆さんに勝るものはないと思います。牛を健康に、愛情をもって育て、安全な生乳を搾ろうと日々頑張る皆さんの姿は、私達が農場に取材に行って肌で感じているので間違いないです。

「牛乳は”愛”でできている」と教えてくれた酪農家さんの言葉を思い出しました。

酪農家の顔や人柄が見えることでより、牛乳に親しむ人も増えるのではないでしょうか。

これから先も牛乳を美味しく飲んでもらうために、生産者の皆さんからもぜひ、生乳生産や酪農に関する発信をしてみてはいかがでしょうか!

 

牧場の経営理念は?

【牧場の経営理念は?】

人を雇用する企業であれば、その企業は社会にとってどのような役割を担うのか?という企業理念が存在しますよね。

先日伺ったK牧場では、従業員を複数雇用しており、事務所に入ると目立つところに「経営理念・行動目標」の額が飾ってありました。

そもそも、「生乳を搾り消費者に美味しい牛乳乳製品を提供する」ことが牧場の大きな目的ではありますが、「経営理念」があると、従業員がなんのためにその牧場で仕事をがんばるのかという目的が生まれ、モチベーションにつながります。

これだけが要因ではないと思いますが、実際に理念、目標を掲げているK牧場では、従業員一人一人の当事者意識が強く、意欲的な姿勢を感じました。

従業員を抱える牧場の皆さん、牧場がうまく回る重要ポイントの一つかもしれません!

牛床に何敷く?

【牛床に何敷く?】

取材で全国を回っていると、様々な経営形態の農場に行くわけで、一軒一軒全然違うわけですが、地域? 考え? によってまちまちなのが、牛床だと感じています。

繋ぎ牛舎やフリ―ストールの場合、北海道では麦稈が、都府県ではおが粉が多いですが、そのほかにも、もみ殻、戻し堆肥、コーヒー粉などさまざまです。併せてよく耳にするのは、「おが粉はクレブシェラが」という声。確かによく聞きます。

それに対しても、あらかじめ殺菌処理をするもの、石灰を混ぜるものなどありますね。先日伺った農場では、おが粉に混ぜる石灰の量を数倍にしてみたら上手くいったとのことでした。「熱くなって乳房に良くないんじゃ?」と思ったそうなのですが、試しにやってみたら好調だそうです。

皆さんのマイベストベッド、どんな形態でしょうか。オススメ教えてください。

チーズ作りに興味のある方、朗報です

【チーズ作りに興味のある方、朗報です】

明日の夜で急遽ですが、スペシャルなチーズ職人によるスペシャルなトークライブの開催お知らせです。

アメリカ・ウィスコンシン州で3月1~3日に開催された「ワールドチャンピオンシップチーズコンテスト(WCCC)2022」の受賞工房からお招きします。

・三良坂フロマージュ(広島)松原 正典(JCA理事)
「アカショウビン」 「富士山・炭」
・IL FIORETTO(イル・フィオレット)(大阪)山口 幸男氏
 「黒花 ~こっか~」★シルバー受賞(部門2位)
・ニセコチーズ工房(北海道)
 ・近藤 裕志氏 「ブルーチーズ 二世古 空【ku:】」(北海道)
日時:4/25(月)19:30〜 (21:30終了予定)
   ZOOMによるオンライン開催
  *メールアドレスに当日のZOOMの参加方法をお知らせします。
   お申し込みはYAHOOチケットサイトのパスマーケットからお願いします。
参加費 JCA会員・賛助会員  1,000円
    JCA会員ではない方  2,500円
    学生の方     500円
 *令和4年度新入会員の方も会員価格となります。
  会員申込は https://j-c-a.or.jp/entry