凍ったときの対策は?

Dairy Japan2月号で紹介予定の牧場さんの一コマです。
道東に位置し、冬場は-15~20℃も珍しくない地域。

ここでは牛舎設計時、スクレーパーで溜まった糞尿が凍らないようにピットの位置を深く設計しました。これのおかげで、液状で溜まった糞尿は凍らない。のですが……

そもそもスクレーパーで掻く段階で糞尿が凍ってしまい、シャーベット状のものがピットに落ちてしまうのだそう。
そして落ちた糞尿シャーベットは当然、融けません。糞尿をラグーンに送り出すのが非常に困難だったそうです。

こちらの牧場さんでは、パーラー排水と一緒に一気にフラッシュするという方法を取り、ピットに一加工したそうです。

現実問題、とくに寒冷地域においてはこのような問題は多いのではないかなと思いました。
皆さんはどうしているんだろう。また、同じ悩みを持っている人はどれくらいいるんだろう。
と気になりました。

 

 

【らくこね】自給飼料ロスをなくすために

【らくコネ】自給飼料ロスをなくすために

酪農学園大学 泉教授からのブログ更新です。

その年の酪農経営を左右するのがグラスサイレージの出来栄えかと思います。
もしサイレージ調製に失敗してしまったら……?

読んで改めて、恐ろしいなと思いました。

ルミノブログ11:自給粗飼料のロスを防ぐには?

人と牛の交差点

先日取材した牧場にて、不思議な作りの通路を発見。

農場主に話を聞くと、

人が通る通路は少し段がついて高くなっており、靴を汚さずに通ることができます。
牛はゲートのついた道を通りますが、ここが面白かったです。

地面側は通路が細くなっており、牛の肢幅ぶんだけのスペースがあればOKということで、狭く。そのぶん、人間が跨ぎやすくなっていました。
しかしゲートの幅は広くなっており、牛の胴体が通りやすい幅を確保しています。

牛と人間のことを理解しているからこそ実現した作りでした!

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