取材先で出会ったこちらの牛、日本短角種という和牛の一種で、飼養頭数が少なく珍しい牛なのだそう。肉質は赤身が強く、黒毛和種のように脂の乗りは良くないため、「和牛」というジャンルではあまり価値を見出されてこなかった牛です。
牧場主のNさんは、この牛を健康に育て、脂は多くないもの新たなジャンルの美味しい牛肉を作り上げることを目標にしていました。今までは価値がないとされていた生産物も、求める人に届くように工夫することで、新しい価値を生み出すことができるのかと感動しました。
【複数人で働くヒケツ】
先日お邪魔したA牧場。大規模になり、従業員を含め10名以上で経営している牧場さんです。
スムーズに業務を回すポイントの一つに「物の住所を決め、いつ誰が使う場合でも確実に使えるようにすること」と話してくれました。
細かいところですが、「あれどこにやったかな」「あれってどこにありましたっけ?」というロスを減らすことは、単純に効率を高めるだけでなく、全員が気持ちよく働ける=良い職場作りの一環なのだなと感じました。
このような小さなルールや共通認識が、やがて農場全体の環境の良さや作業効率の高さにつながってくるとのことでした。実際に農場はどこも綺麗で、気持ちの良い空間でした。
素敵な考えだと思ったので、シェアします!
詳しくはDairyJapan9月号をご覧ください。
昨日、DairyJapan連載記事「NEO酪農家」で取材をさせていただいた方々数名をお呼びし「今、どうしている?」などの近況報告を含めたフリートークセッションを行ないました。
近隣地域の酪農家同士はもちろんよく繋がり情報交換をしていることと思いますが、世代別で、かつ地域を超えたつながりはなかなかできにくいのではと思い開催しました。北海道・福島県よりご参加いただき、先輩酪農家として、弊誌でおなじみ朝霧メープルファーム(静岡県)の丸山純氏にもご参加いただきました。
NEO酪農家達から今抱える課題や目標に向かっての進み方などさまざまな話題を共有していただき、有意義な時間になりました。丸山氏からは「自分の後の世代にここまで熱意のある人達がいることを知らなかった。」と前向きなコメントを頂き、われわれ編集部も、もっと若い世代から業界を盛り立てていかなければと身が引き締まりました。
今後も「NEO酪農家」は続きます。皆さん要チェックです。ぜひ私を取材してくださいという若手の方(20代・熱意のある方)。ご連絡お待ちしています。
[北海道らしい]
本日、浜頓別町に取材に来ています。浜頓別の皆様、よろしくお願いいたします。
札幌市から300km程度でしょうか。長距離の自動車移動にあまり抵抗を感じなくなってきました。
しかし冷静になって、一昨年まで住んでいた東京から300kmを考えると、愛知県までは行けそうですよ。なかなか遠いなと。
先日家のそばを散歩していた時、道端にアスパラが生えていました。「北海道らしいな」と思いましたが、道内でもなかなか無いことなような気がしますね。
まったく関係のない話で失礼しました。
最近見た「これは便利!」と思う機械を掲載します。
乾草ロールをカットしながら給飼する牽引型の機械です。繋ぎ牛舎で使用されていました。酪農の効率化にも何通りもあるものだなと実感しました。