北海道らしい

[北海道らしい]

本日、浜頓別町に取材に来ています。浜頓別の皆様、よろしくお願いいたします。

札幌市から300km程度でしょうか。長距離の自動車移動にあまり抵抗を感じなくなってきました。

しかし冷静になって、一昨年まで住んでいた東京から300kmを考えると、愛知県までは行けそうですよ。なかなか遠いなと。

先日家のそばを散歩していた時、道端にアスパラが生えていました。「北海道らしいな」と思いましたが、道内でもなかなか無いことなような気がしますね。

まったく関係のない話で失礼しました。

最近見た「これは便利!」と思う機械を掲載します。

乾草ロールをカットしながら給飼する牽引型の機械です。繋ぎ牛舎で使用されていました。酪農の効率化にも何通りもあるものだなと実感しました。

 

 

 

 

「新しいから良い」だけじゃない

【新しいから良い、だけじゃない】

先日尋ねたM牧場の繋ぎ牛舎、年数が経った建物の外観とは裏腹に、中は明るく綺麗で、牛達が快適そうでした。

新しいから綺麗で快適であることは当たり前ですが、「年数を経ても綺麗で快適」なのは素晴らしいことだなと感じた瞬間でした。

帰り際の景色が美しく、思わず写真を撮ったので併せてアップします。

地の物副産物

以前訪れた川西郡のC農場にて、TMRに規格外の長芋が含まれているのを発見。

「周辺は長芋の産地で、近隣の長芋農家に廃棄品を分けてもらっている」とのことでした。牛はこれが大好きなんだそう。牛はかなりグルメのようです。

また、ある農場では、バナナの皮などが手に入るとのことで、「北海道でバナナ!?」と私は思ったのですが、生産者ではなく、物流拠点で廃棄になるものを譲り受けているようです。

農場、加工場、流通の拠点、食品副産物や規格外の農産物が発生する場所は意外と多いのかもしれないと思いました。棄てるものをエサに。お互いに良い活用ができているなと改めて実感。

それにしても、TMRに混ざっている長芋は、食べたくなるくらい美味しそうでした。

 

北海道でコンポストバーン

先日取材でうかがった農場の搾乳牛舎は、搾乳ロボット2台+コンポストバーンでの管理でした。

都府県での搾乳牛舎でコンポストバーンは何度か見ましたが、北海道では初めて出会うケースでした!

初めはトラブルを抱えながらも現在は順調に管理できているようですが、やはり冬場が寒すぎて、発酵熱が上がらないというのは悩みのタネのようです。

寒冷地域でのコンポストバーン管理で「うまくいっている!」という農場を探してみたくなりました。敷料が高い今、資材コストダウンにつながる糸口を見つけたいと思う昨今です。

どころで、農場を管理するNさんは、当初はフリ―ストールを計画していたそうですが、都府県での事例を知ってコンポストバーンにチャレンジしたとのこと。同じ酪農でも、ほかの地域から学べることがまだまだあるのではないかと思い、ワクワクしました。

 

腰痛の原因は……

最近、腰痛が気になる編集部員(29歳)です。

調べたところ腰痛の原因は腰だけではなく、肩や背中、太ももなど全身の筋肉のバランスが崩れていたり、腰以外の箇所が凝り固まっていることが原因なんだそうです。つまり、腰だけに湿布を貼っても根本の解決にはならないようです。人間の体は不思議です。

そして、先日の取材でも、全然違いますが似たような話を聞きました。「農場で悩んでいるところ(例えば分娩後の立ち上がり)は、その部分だけ改善しようとしてもうまくいかず、結局その前後の時期を含めた管理全体を見直すことで良くなっていく」ということでした。そしてその農場では、繁殖成績を良くするために、さかのぼって乾乳期管理から見直し上手く回るようになったそうです。

根気よく、真の原因を見定め、地道に改善を重ねていくことが必要ということですね(腰の話です)。

 

DairyJapanでもたびたび触れている話題ですが、とくに乾乳期の飼養スペースは広々としているのがその後の牛の健康に効くようです。