雪印こどもの国牧場で「牛乳まつり」開催

2013 年 5 月 25 日

Filed under: — Ryoichi Maeda @ 3:58 PM 未分類

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5月25日(土)、神奈川県・横浜市青葉区の雪印こどもの国牧場にて、同牧場と雪印メグミルク(株)共催による「牛乳まつりが」開催された。当イベントは6月の牛乳月間に先駆けた消費拡大イベントで、今回の開催で4回目を数える。この日は、さまざまなイベントが用意され、参加型の乳搾り体験、バター作り教室に人気が殺到した。バター作り体験では子供だけではなく大人も一緒になって、特別牛乳「サングリーン」の入ったペットボトルを夢中になって振り続け、出来上がったバターの試食に感激していた。この他にも食育の紙芝居、牧場スタッフがガイド役の牛を見ながらの牧場視察イベントなども行われたほか、試食コーナーでは、この春の新商品でごはんにふりかける「雪印Cheese deこめるんパッ!」試食会もあり、来場者の大好評を得た。

今年の春は遠かった

2013 年 5 月 24 日

Filed under: — maetomo @ 5:33 AM 未分類

札幌では、例年より1週間以上遅れた桜も
週末、無事に見ることができました。
札幌市内の花見で有名な北海道神宮や円山公園は、
今年も花見客で大いに賑わっていました。
ちなみに、円山公園の入園者数は延べ1万人を越え、
平成18年以降で1日の入園者数は最高になったそうです。

気温があまり上がらず、春が遠く感じましたが、
これからは夏に向かっていきます。

北海道の酪農家さんも、畑に入り始めています。
これから本格的な畑作業になります。
春は遠かったですが、夏は天候に恵まれることを祈っています。
農機に乗る機会も増えてきますので、
くれぐれも農作業事故にはお気を付けください。

「CNCPS バージョン6.1」「AMTS」「NDS」を詳しく解説―全酪連

2013 年 5 月 21 日

Filed under: — djito @ 6:27 PM セミナー報告

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全酪連は21日、前日に札幌市で開催した「酪農セミナー2013」に引き続き、
「ワークショップ2013」を開催した。

同ワークショップは3部構成で、
マイク・ヴァンアンバーグ氏(米国コーネル大学・畜産学部・准教授)が、
●「コーネル正味炭水化物・蛋白質システム(CNCPS)の最新情報とその将来」
●「子牛の初期栄養管理と長期的な生産性」を講演し、
後藤貴文氏(九州大学・大学院農学研究院・准教授)が、
●「黒毛和牛における“強化”哺育の可能性と代謝インプリンティング」を講演した。

ヴァンアンバーグ氏は、栄養評価モデルであるCNCPSの統括者であり、
バージョンが5から6、さらに6.1へと変更した理由や、変更項目などを詳しく解説した。
また、そのCNCPS バージョン6.1を組み入れた飼料設計ソフトである
「AMTS」「NDS」ついても紹介した。

哺育・育成の最新知見を紹介―全酪連

2013 年 5 月 20 日

Filed under: — djito @ 8:32 PM セミナー報告

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全酪連は全国4カ所(熊本・神戸・福島・札幌)で「酪農セミナー2013」を開催した。
今年のテーマは「“強化”哺育パート3」で、講師はマイク・ヴァンアンバーグ博士(米国コーネル大学・畜産学部・准教授)。
同博士は平成17年に、日本で初めて“強化”哺育・育成システムを紹介し、6年前には、その続編を紹介した。
そして今回は、この6年の間で、さらに蓄積された情報を紹介した。

セミナーは以下の5章で構成され、それぞれで、最新のデータと新たな知見が紹介された。
第1章 初乳におけるルール
第2章 生物学的に正常な給与と栄養要求
第3章 乳腺発達のレビューとアップデート
第4章 子牛により多くの代用乳・全乳を給与したことによる結果
第5章 目標発育システムと初産分娩月齢

詳報はDairy Japan 7月号で。

分娩事故率は何%?

2013 年 5 月 17 日

Filed under: — maetomo @ 6:16 AM 未分類

既報(5月14日付「DJニュース」)の「子牛管理技術研究会」で、
「育成期の課題と対策を考える」と題したプレゼンがあり、
十勝管内での「死産・流産の発生実態」が報告されました。
過去1年間の牛群検定情報データを集計したものです。

それによると、十勝管内での死産・流産発生率(乳用種と肉用種の合算)は、以下です。
初産:10.3%
2産:6.2%
3産以上:6.6%
合計:7.6%
これは、「膨大な損失」とのことでした。

Dairy Japanの電子書籍「分娩事故を防ぐためのポイント」(好評発売中)では、
「分娩事故率が5%を超える農場の分娩管理には問題がある」と解説しています。
お宅の、分娩事故率は何%ですか?

平成25年度 帯広畜産大学「生産獣医療技術研修」募集

2013 年 5 月 16 日

Filed under: — djito @ 11:09 AM セミナー開催案内

帯広畜産大学は「生産獣医療技術研修」の受講者を募集している。同研修は、受講者の経験年数に応じて「基礎コース」と「発展コース」に分け、さらに希望者には「フォローアップ研修」を行なう。
■期間:
基礎コース=8月5-9日、発展コース=8月26-30日
■場所:
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター
■募集人数:
基礎コース=牛群検診未経験の産業動物臨床獣医師(20名程度)
発展コース=同経験を有する産業動物臨床獣医師(20名程度)
■研修内容:
●基礎コース(牛群検診の基本技術)=乳牛の飼料・栄養に関する用語解説、飼料品質評価の方法、生産獣医療の概念、ボディコンディション・スコア判定法、飼料給与診断と飼料設計、カウコンフォート、乳検データの読み方、代謝プロファイル・テストの概念と方法、牛群検診の方法と診断、飼料給与診断と飼料設計、乳牛の繁殖に係る最近の話題、牛群検診の総合診断と結果の説明演習、総合質疑
●発展コース(牛群検診の実践技術)=乳検データの活用方法、泌乳曲線解析と生産性評価、飼料の品質鑑定、飼料給与診断と飼料設計、牛群検診の進め方、牛群検診の実習(一般農家)、NRC2001による飼料給与診断と飼料設計、代謝プロファイル・テスト結果の診断、飼料給与診断と飼料設計の実際、わかりやすい報告書の記述方法、農家への結果説明と指導の実際、事例発表会、総合質疑
■受講料:
3万円(集合研修の教材費)または6万3000円(希望者のみ、集合研修の教材費+フォローアップ研修の血液検査料)
■問い合わせ:
《研修内容に関すること》
帯広畜産大学 畜産フィールド科学センター 教授 木田克弥
TEL 0155-49-5652 FAX 0155-49-5654
E-mail:kidak @ obihiro.ac.jp
HP:http://www.obihiro.ac.jp/~fcasa/extension.html
《受付に関すること》
帯広畜産大学 地域連携推進センター 夏井
TEL 0155-49-5776 FAX 0155-49-5775
E-mail:syogai@obihiro.ac.jp
■申込期限:7月12日

プロバイオティクス製品などが好調で大幅増益:明治

2013 年 5 月 15 日

Filed under: — maetomo @ 3:03 PM ニュース

 明治ホールディングスは5月14日、都内で平成25年3月期決算を発表した。発表によると同期の連結売上高は1兆1265億円(前期比101.6%)、営業利益258億円(同28.1%)と増収・大幅増益だった。
 同社は市乳、とくにヨーグルト、プロバイティクス製品が堅調に推移し増収増益を牽引した。同期のヨーグルト部門の売上は1414億円で123.5%、プロバイオティクス製品は570億円で153%と好調だった。25年度もプロバイオティクス市場は伸長すると見込まれ、同社も「R1ヨーグルト」「LG21」などの拡売を視野に入れている。
 24年度の集乳量は北海道が86万1000t(103.7%)、都府県が51万9000t(101.5%)で全国で138万t(103%)だった。

原料乳コストなどを吸収できず減益:森永乳業

Filed under: — maetomo @ 2:57 PM ニュース

 森永乳業は5月14日、都内で、平成25年3月期の決算を発表した。発表によると、同期の売上高は約5920億円(前期比102.2%)、営業利益102億円(前期比77.1%)で、増収減益だった。また、同期の連結経常利益は、前期と比べ26億円減の106億円だった。
 ヨーグルトやプリン、流動食が好調で売上は拡大したが、原料乳価格の上昇、競争激化による販売促進費の増加ぶんなどをカバーできず、減益となった。
 同社は、ヨーグルトやチーズでの売上拡大、商品構成の改善、販売促進の効率改善等で、25年度は売上高5980億円、営業利益115億円の増収増益を見込んでいる。
 また、三浦幸男専務取締役は会見で、「25年度は輸入原材料価格が上昇基調にあることから、当社グループの原材料コストも上昇する見込み。これを吸収するため、収益力の向上につながる売上拡大とローコストオペレーションなど自助努力を進めることを重点課題として取り組む」と述べた。
 なお、24年度の集乳量は全国で82万5000t(101.7%)、北海道49万8000t(104.2%)、都府県32万7000t(100.9%)だった。

子牛の事故低減につなげる:子牛管理技術研究会

2013 年 5 月 14 日

Filed under: — djito @ 8:01 AM ニュース

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「子牛管理技術研究会」の定期総会および勉強会が13日、帯広畜産大学で開催された。
同研究会は、「子牛の適切な管理方法について探求し、その技術を農家および畜産関係者に情報発信して普及・啓蒙することにより、子牛の事故低減につなげること」を目的として、昨年(平成24年)8月に設立されたもの。

今年度第1回目の勉強会として、この日、以下のプレゼンテーション3題が行なわれ、活発な議論が交わされた。

プレゼン1「NOSAI保険データを使った子牛死亡率に関する回帰分析」
門平睦代氏(帯広畜産大学・畜産フィールド科学センター・家畜防疫研究室・教授)

プレゼン2「育成期の課題と対策を考える」
古川研治氏(十勝農業協同組合連合会・酪農畜産課)

プレゼン3
「子牛におけるiSTAT血液検査結果の簡単なまとめ」
栗栖睦幸氏(十勝NOSAI・上士幌家畜診療所・獣医師)

その後、定期総会で役員の改選が行なわれ、石井三都夫氏(帯広畜産大学・臨床獣医学研究部門・予防獣医療学分野・准教授)が会長に就任した。
石井氏は、「この会を続けていくために、会員の皆さん全員で盛り上げていきたい」と語った。

掃除しながらの牛観察がミソ

2013 年 5 月 10 日

Filed under: — maetomo @ 5:53 AM 未分類

北海道内でも今ではフリーストール牛舎が全体の2割を超えてきています。
そんななか、搾乳ロボットを導入する酪農家さんも増えてきており、
搾乳の省力化に一役買っています。

宗谷管内のMさんは、繋ぎからフリーストールに移行しました。
搾乳の時間が省け、時間に余裕ができ、
「帰ろうと思えば10分で帰れる」のですが、
「時間ができたら、そのぶん他のことを見つける。基本的に掃除」
と言い、掃除を毎日するようにしています。

Mさんは「掃除をしながらロボット牛舎の牛を見る」とのことです。
ただ、牛を観察するのではなく、掃除をしながら行なうのがミソですね。

これをすれば、牛の発情も、牛舎の汚れも
見逃すことがなくなるのでしょうね。

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