第34回関東しゃくなげ会研修会開催
2013 年 6 月 21 日
関東しゃくなげ会は6月20日に都内で第34回研修会を開催した。テーマは「産業動物臨床獣医療の最新情報!! 繁殖障害の取り組み第一歩」だった。
研修会では、「胚移植における黄体機能維持を目的としたインターフェロンτの利用」(独立法人畜産草地研究所・高橋ひとみ主任研究員)、「乳牛における子宮内感染細菌の実態とその問題」(北海道農業共済組合連合会・鈴木貴博技術副主幹)、「臨床現場における子宮洗浄と繁殖成績」(千葉県農業共済組合連合会・西部家畜診療所・見学一宏氏)の講演が行なわれた。このなかで見学氏は、卵胞嚢腫や低栄養性の卵巣静止など明らかに別の原因を持つものは対象外だが、子宮内洗浄は多少の時間と労力が必要となるが、効果としては「究極の」繁殖障害治療であると、自らの見解を話した。
講演後は、総合討議および質疑応答、また日本全薬工業(株)の、離乳後の子牛のための混合飼料「カーフサポートエナジー」の説明が行なわれた。
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