優良登録員12名を表彰 北ホル農協

2014 年 1 月 24 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM ニュース

登録員表彰式2

北海道ホルスタイン農業協同組合と日本ホルスタイン登録協会北海道支局が主催する「第39回 優良登録員表彰式」が1月23日、札幌市内で行なわれた。
同組合は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励している登録委員のなかから毎年、関係団体からの推薦を得て表彰している。

齋藤眞澄同組合専務理事は挨拶で、「酪農経営は厳しさを増すなかで当組合は、登録、体型審査、牛群検定の各事業の一層の推進を図るとともに、ゲノミック評価値の提供や、近交回避のための的確かつ使いやすい情報を登録農家に還元し、乳牛改良の基礎集団の構築と維持に努め、酪農経営を支援していく。酪農現場で活躍している登録員の皆さんに、登録の重要性と情報の活用について、より一層の普及啓発をたまわりたい」と述べた。

今年度の表彰者は以下の12名(敬称略)。
藤本勝久(石狩地区農業共済組合)
佐原健一郎(美瑛町農業協同組合)
佐伯勝則(ようてい農業協同組合)
亀尾孝幸(新函館農業協同組合)
坂下敏明(しずない農業協同組合)
三浦均(帯広大正農業協同組合)
戸水節雄(大樹町農業協同組合)
五十嵐正男(釧路地区農業共済組合)
松原清美(釧路丹頂農業協同組合)
門脇博(標津町農業協同組合)
中田敏之(オホーツク農業共済組合)
小山政憲(天塩町農業協同組合)

牛乳への共感的価値:Jミルク

2014 年 1 月 23 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 PM ニュース

一般社団法人Jミルクは1月23日、都内で、「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013」の主な10の知見を発表した。

Jミルクでは、牛乳乳製品の価値向上を推進するための基本情報を得ること、普及関連事業の効果検証の基礎とすることを目的に、平成24年度から「牛乳乳製品に関する食生活動向調査」を毎年度実施する継続調査として開始している。15~60歳代の男女1万人を対象としている。

25年度調査結果のうち、牛乳類飲用頻度は、「毎日」が30%、週1~6日が34%、「週1未満」が20%、「飲まない」が16%で、前年度と比較するとやや減少している。牛乳を飲む量や回数が減った理由として「価格の上昇」をあげる層が顕著に増加した。また、牛乳は米に次いで「国産優先意識」が持たれており、「明らかに高くても国産優先」「やや高くても国産優先」と答えた人の比率は53%、「同価格なら国産優先」を加えると、国産優先の比率は98%となった。

生活者の牛乳に関する「上限需要価格」を効果的に引き上げるのは「4大重点訴求機能の認知」や「美味しさ実感」といった機能的価値よりも、「酪農家への共感意識」や「牛乳に関する国産優先意識」などの共感的価値であった。牛乳の共感価値を高めるため、酪農家の日常的な努力への認知や、食の安全性への影響について訴求することが効果的と、Jミルクは発表した。

詳細は、後日Jミルクのホームページに掲載予定。

生乳生産、需要に追いつかず:Jミルク

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:20 PM ニュース

一般社団法人Jミルクは1月23日、都内で、「平成26年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しと当面する課題について」を発表した。26年度の生乳生産量は全国で735万4000t(前年比98.5%)と見込まれる。

25年度の生乳生産量は、北海道・都府県ともに、年度計では24年度を下回る見込みとなっている。酪農生産者戸数および乳牛飼養頭数が減少していることに加え、2~4歳程度の若牛の飼養頭数も24年度を下回って推移していること等が原因。

26年度も引き続き乳牛飼養頭数が減少傾向で推移すると見込まれること等から、このままの状態で推移すれば、26年度の生乳生産量は25年度を下回って推移すると見込まれる(年度計 全国735万4000t・98.5%、北海道383万4000t・99.4%、都府県351万9000t・97.6%)。

また、26年度の乳製品需要については、その他乳製品の需要が堅調であるとともに、脱脂粉乳・バターの需要量も前年度を上回って推移する見込みとなっており、見通されている乳製品生産量だけでは需要量を賄えない状況が見込まれる。

以上を踏まえJミルクは、「生乳需要に見合った安定的な生乳供給を図っていくためには、酪農生産者戸数の維持、乳牛飼養頭数の増加、新規就農の促進、経営規模の拡大といった取り組みを着実に推進するとともに、酪肉近代化基本方針の策定や「新たな酪農乳業対策大綱」の検証の議論と併せ、酪農乳業の競争力強化、適正かつ合理的な価格形成、後継牛の確保、適切な飼養管理、自給飼料増産等の、将来を見据えた酪農生産基盤強化のための総合的なビジョンを酪農乳業が一体となって描き、これを推進していくことが肝要である」と発表した。

北海道のナチュラルチーズや乳製品が大集合

Filed under: — djito @ 1:58 PM ニュース

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「ミルク&ナチュラルチーズ・フェア2014」が札幌市の東急百貨店で、
本日(1月23日)から1月29日まで開催されている。
1月16日から21日までは帯広市で開催され、そちらも大盛況だった。

同フェアは、北海道牛乳普及協会、ホクレン農業協同組合が主催し、今年で28回目の開催。
道産のナチュラルチーズをはじめ牛乳乳製品の食卓への定着と、より一層の消費拡大を目指すもので、今回は68の団体・個人が出展し、600を超す商品が展示販売されている。

開場前のオープンセレモニーで、同協会の瀧澤義一会長は、「このフェアは北海道の乳文化を紹介する一大イベントに育った。国産ナチュラルチーズにおいては北海道のシェアは91%であり、道産のライバルは道産という、相乗効果が発揮される分野に成長した」と紹介し、「このフェアを通じて、一人でも多くの消費者に道産乳製品が持つ品質の高さを伝え、継続性を伴う需要拡大に結び付く普及・啓発の場にしたい」と挨拶した。

開場と同時に、フェアを心待ちにしていた消費者が駆け寄り、バラエティ豊富なナチュラルチーズや牛乳乳製品のなかから、お気に入りの品を探して購入していた。

イービーフOLの販売促進:(株)イーアニマル

2014 年 1 月 22 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM キャンペーン

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(株)イーアニマルは、同社の製品である「イービーフOL」の商品発送時に帽子を添付することになった。「イービーフOL」の利用者から「肺炎と下痢が減っている」等の評価があり、これは、さらなる販売促進の一助としての取り組みである。なお、同じ仔牛用製品の「イーカーフS」も対象となる。

製品名:イービーフOL(液体単体飼料)

成分:乳清分離液、添加物として着香料

内容量:450cc

使用方法:新生仔牛1頭当たり0.1ccをミルクに添加する。3週間連続投与。

      素牛導入時に1頭1ccを7日間投与。

※仔牛10頭分のミルクの調整でイービーフを1cc添加する。e-beef2

ワンプッシュ1ccのポンプとボトルを準備している(無償)。

(株)イーアニマル 岐阜県山県市藤倉527

Tel.:0581-36-2358 Fax:0581-36-2359

細田治憲氏(由仁)・近藤三男氏(興部)・角倉了一氏(大樹)に宇都宮賞

2014 年 1 月 9 日

Filed under: — djito @ 9:02 PM ニュース

宇都宮仙太郎翁顕彰会は1月9日に理事会・評議員会を開催して、本年度「第46回宇都宮賞」の表彰者を以下に決定した。
●酪農経営の部 細田治憲氏(由仁町)
●酪農指導の部 近藤三男氏(興部町)
●乳牛改良の部 角倉了一氏(大樹町)
表彰式は、宇都宮仙太郎翁の命日に当たる3月1日に、札幌市で開催される。

初妊牛51.7万円で強含み

2013 年 12 月 27 日

Filed under: — djito @ 11:06 AM 業界情報

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ホクレン家畜市場の初妊牛相場12月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

12月については、出回り頭数が増加で推移したが、一部春産みの出回りも見られ、更新需要を中心に需要が活発化したことから、平均価格は51万7000円(前月比1万7000円高・前年比2000円高)と強含みでの推移となった。

1月については、出回りの中心が春産みとなり、都府県を中心とした更新需要の継続が見込まれることから、強含みでの推移が予測される。

今年の10大ニュースは?:家畜改良センター

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:00 AM ニュース

独立行政法人家畜改良センターは、「平成25年独立行政法人家畜改良センター10大ニュース」をホームページに公表した(http://www.nlbc.go.jp)。

10大ニュースは以下のとおり。

 

1 乳用牛(ホルスタイン種)のゲノミック評価を開始

2 遺伝的多様性に貢献するNew Sireの供用開始!

3 ホルスタイン種の受胎率を3.5%高める遺伝子群を同定

4 代謝プロファイルテストで黒毛和種の受胎率向上

5 牛トレーサビリティ制度の活用で牛の月齢確認が簡便に

6 豚凍結受精卵の受胎率向上による改良群作出を実用化!

7 銘柄鶏の開発普及に向けて新たなネットワークがスタート

8 センター岩手牧場が「農場HACCP」の認証を取得

9 待望の外国産種雄馬の初産駒供給開始

10 佐藤英明理事長が日本学士院賞を受賞

 

詳しい内容は独立行政法人家畜改良センターホームページを参照。

生乳生産、全国的に減少基調:Jミルク

2013 年 12 月 24 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM ニュース,業界情報

一般社団法人Jミルクは12月24日、都内で、平成25年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しと当面する課題について発表した。内容は以下のとおり。

 

25年度の生乳生産量は、直近10月までの実績を見ると、都府県だけでなく北海道においても7月以降、生乳生産が減少に転じ、その結果、全国ベースで5月以降は前年度を下回って推移している。乳牛資源が不足しているとともに、飼料価格も依然として高い水準にあるなか、猛暑や天候不順による自給飼料の作柄や牛体への影響等の要因も重なり、都府県、北海道ともに生乳生産において減少基調が継続している。今後も引き続き前年度を下回って推移すると見込まれ、これらの結果25年度計では、北海道3860千トン(前年比98.2%)、都府県3606千トン(前年比98.1%)、全国7466千トン(98.1%)と見込まれる。以上より、生乳生産基盤を確保・強化するための業界を挙げた対策の推進が26年度の喫緊の課題である。

牛乳類の消費は、出荷価格改定に伴う価格転嫁が進んでいるものと思われるが、これまでのところ、懸念されたほどには消費への影響が顕在化しておらず、牛乳および牛乳類全体では比較的堅調に推移している。今後は26年4月の消費税増税の影響も踏まえつつ、引き続き消費者への理解醸成および牛乳乳製品の価値請求を中心とした消費拡大の取り組みを業界全体で推進していくことが重要である。

牛乳類の不需要期における対応について、現在の需給状況を踏まえると、特定乳製品向処理量は、当面、前年度を下回って推移するものと見込まれる。しかしながら、近年における都府県の乳製品向処理可能量が減少していることに加え、今年度は年末年始については休日期間が比較的長いことなどから、年末年始や春休みなどの特定乳製品向処理が集中する期間においてはとくに、的確な配乳計画や処理計画を策定し、日々の需給動向や加工向処理の発生状況などの情報共有化に努めることが重要である。

酪農文化セミナー「牛に優しい牛舎は利益を生む」 GEAオリオン 2月に開催

Filed under: — djito @ 8:01 AM セミナー開催案内

GEAオリオンファームテクノロジーズ(株)とオリオングループは2月に全国4カ所で、「牛に優しい牛舎そして牛への福祉」と「正しい牛床マットの施工技術」をテーマに酪農文化セミナーを開催する。
講師は、動物行動学でありドイツ・Kraiburg社・研究開発部のアンナ・キャトリン・ボーベルグ博士。
内容は、1. 牛舎内の牛の行動、2. 敷料の少ない牛床管理の最新技術、3. コンクリート床とマット床のフロアについて、などが盛り込まれている。
受講料は無料。

●日時/場所/申し込み先
【岩手会場」2月4日(火) アピオ(岩手郡滝沢村砂込389-20)
 東北オリオン(株)・岩手営業所
 TEL 019-641-4545 FAX 019-641-3037
【千葉会場】2月5日(水) 成田Uシティホテル(JR成田駅前)
 関東オリオン(株)・千葉酪農営業所
 TEL 043-228-8501 FAX 043-228-4440
【岡山会場】2月6日(木) おかやま酪農協(津山市川崎94-1)
 中国オリオン(株)・津山営業所
 TEL 0868-22-1561 FAX 0868-23-5666
【福岡会場】2月7日(金) 久留米商工会館(久留米市城南町15-5)
 西日本オリオン(株)・福岡営業所
 TEL 0942-77-3991 FAX 0942-77-3993
※時間は、いずれも午後1時から3時まで。

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