最優秀賞に高橋実さんと野口弘子さん:酪農青年女性発表大会

2014 年 7 月 23 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:00 PM ニュース
山形県の高橋実さん

山形県の高橋実さん

栃木県の野口弘子さん

栃木県の野口弘子さん

全国酪農青年女性会議および全国酪農業協同組合連合会は、7月17・18日、仙台市内で、第43回全国酪農青年女性酪農発表会を開催した。
酪農経営の部、酪農意見・体験発表の部で、それぞれ6名ずつ発表が行なわれた。その結果、酪農経営の部では「牛と共に歩む魅力のある酪農経営を目指して」を発表した山形県の高橋実さんが最優秀賞に選ばれた。また、土地制約の厳しい都府県、その中でもとくに野菜作の産地において、工夫次第で飼料自給率100%を実現できると実証した渡会智花さんの発表、「愛知で北海道―キャベツ産地で粗飼料自給率100%―」に対して、審査員一同から特別賞が授与された。
酪農意見・体験発表の部では、酪農との関わり、周囲とのつながり、活動の広がり、目標と夢の実現これらすべてを満たしているとのことで、「夫と共に…仲間と共に…夢に向かって…走っています♪」を発表した栃木県の野口弘子さんが最優秀賞に選ばれた。

削蹄勉強会開催案内

2014 年 7 月 22 日

Filed under: — maetomo @ 1:21 PM セミナー開催案内

 COW HAPPY株式会社は9月29日から10月3日まで、山梨県で削蹄勉強会を開催する。
 削蹄勉強会は、数種類の保定枠や電動切削機を使用し、機能的削蹄を学ぶことを目的としたもの。また、治療的削蹄について獣医師からの講習がある。
 基礎を中心に講習を行なうので、初心者でも参加可能。当日は女性スタッフもいるので、女性の参加も可能。
 なお、2007年に開催した第1回目以降の削蹄勉強会に参加した方は、1日当たり宿泊費(3食込み、1万8000円)で参加でき、参加日数も自由。
 9月上旬までに、下記連絡先まで申し込みのこと。

開催日程:平成26年9月29日から10月3日(昼まで)
開催場所:林削蹄所 〒407-0302 山梨県北杜市高根町浅川275
講習内容:機能的削蹄・講義・実技講習
参加費用:18万円(削蹄用具・宿泊費・食費)
定員: 18名(定員になり次第締め切り)
連絡先:
TEL&FAX 0551-48-3312
携帯番号 090-2418-8278 
e-mail:cowhappy18@gmail.com

未来はミルクの中にある:雪印メグミルク(株)秋季新商品発表会

2014 年 7 月 15 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:30 PM ニュース

1雪ミルク_1000ml
1恵 megumiガセリ菌豆乳仕立て_100g
1ネオソフト コクのあるバター風味_280g

雪印メグミルク(株)は、7月15日都内で、平成26年秋季新商品発表会を開催した。新商品発表会に当たり、取締役執行役員小西寛昭氏は「経営を取り巻く環境は変化が激しく、かつ厳しさを増すものと予想されるが、これらの新商品、改良品で、新たな需要喚起の起爆剤として市場に投入する。当社のコーポレートスローガン“未来はミルクの中にある”――これを具現化すべく、平成26年秋季は、ミルクの価値、ミルクの力を新商品として伝えていく。“新しいミルクとの出会いをあなたに”――これは、私達が商品とともに皆さまにお伝えしたいメッセージである」と挨拶で述べた。

新商品および改良品として、従来のミルクにはない、さらさらのおいしさを楽しめるシルクのような口当たりのミルク「雪ミルク」をはじめ、当社の人気商品である「恵megumi」シリーズの「恵megumiガセリ菌SP株豆乳仕立て」、コクとバター感にこだわった新しいネオソフト「ネオソフト コクのあるバター風味」、業務用製品としてはソフトチーズなのにこんがりとした焼き色がつく「こんがり焼けるチーズソース」等、さまざまな商品が紹介された。

「欧州のアニマルウェルフェア食品認証システムに学ぶ」公開学習会のお知らせ

Filed under: — djito @ 3:49 PM セミナー開催案内

牛や豚、鶏などが、生まれてから死を迎えるまでの間、ストレスから自由で、健康的な状態で飼養される「アニマルウェルフェア(家畜福祉)」を広めるには、一定の基準を満たした畜産食品を認証し、消費者の食卓に届けるシステムが欠かせない。

家畜福祉の取り組みが盛んなEUでは、業界団体や動物保護団体などが認証システムを創ってきた。
大手スーパーなどでも認証マークを付けた牛乳乳製品や卵、食肉が販売され、売り上げを年々伸ばしている。
社会全体でアニマルウェルフェアに適った酪農・畜産を支えているのである。

こうした営みについて、欧米のアニマルウェルフェア事情に明るい植木(永松)美希教授(日本獣医生命科学大学教授)が講演する。

●日時:8月1日(金)、 午後6時30分から8時30分(開場は午後6時)
●会場:「かでる2・7」750研修室(札幌市中央区北2西7)
●参加費:500円(資料代)
●講師:植木(永松)美希教授(日本獣医生命科学大学)
●主催:北海道・農業と動物福祉の研究会
●問い合わせ:滝川康治さん(mail=tkoji@rose.ocn.ne.jp)

放牧・新規就農をめざす学生による、夢実現のためのシンポジウム

2014 年 7 月 13 日

Filed under: — djito @ 3:09 PM ニュース

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酪農学園大学(北海道江別市)の学生有志による「放牧ネットワーク」(代表=福神早太さん、同大学3年生)は7月12・13日、同大学で「放牧酪農と学生の夢 IN 酪農学園大学」と題したシンポジウムを開催した。
学生、酪農家、研究者、関係機関など約80名が集まった。

放牧酪農を目指す十数名の学生による「放牧ネットワーク」は昨年発足し、放牧酪農の理解を深めるため、勉強会のほか他大学の学生との交流や、酪農家視察などの活動を行なっている。
その活動の一環として、夢をかなえるための一歩とするために、本シンポジウムを企画した。

初日は、「北海道における放牧酪農の魅力と可能性」と題しての講演会。
(株)宇野牧場(天塩町)の宇野剛司さん、(有)十勝しんむら牧場(上士幌町)の新村浩隆さん、小泉牧場(猿払村)の小泉浩さん、特別ゲストとして、なかほら牧場(岩手県)の中洞正さんが、放牧酪農を始めた経緯、放牧酪農のメリット、牛乳乳製品の製造・販売(六次産業)の魅力などを講演した。

翌日は、「酪農や放牧を学ぶ学生の夢」と題して、新規酪農を目指す4人の学生が、夢とそれに向けた取り組みを発表。
そして、発表者が抱えている疑問に、上記4名の放牧酪農家と、酪農学園大学、帯広畜産大学、北海道大学の専門研究者らがアドバイザーとして答え、また夢をかなえるためのアドバイスを語った。

石崎慎也さん(酪農学園大学4年生)は、放牧酪農と六次産業が夢。新規就農に向けた具体的な目標を持ちながら勉強をしている。
高橋朋子さん(帯広畜産大学2年生)は、酪農家になることが夢。人の役に立っている動物の役に立ちたいという。
名徳知記さん(北海道大学修士2年生)は、日本一の酪農家になることが夢。高所得を上げて、酪農が魅力的な職業であることを伝えたいという。
久我真雪さん(酪農学園大学1年生)は、放牧酪農で、牛が牛らしく健康で幸せに暮らせる牧場を作ることが夢。

アドバイザーからは、「具体的な夢を持つことは大事。新規就農に関する制度がいまだ未整理なので運に頼る面も多いが、夢として一番守りたいものは何かを考えておくことも必要」「配合飼料をゼロにすることは目的ではなく、目指す酪農に取り組んだ結果として配合飼料が少量になればよいと考えるほうが良い」などのアドバイスが送られた。

学生みずからが企画し、しかも同じ夢を持つ他大学の学生が連携した、このようなシンポジウム開催はめずらしい。
また、バックミュージックで発表者が登場し、スライドをバックに、突き出しステージでスポットライトに照らされて発表するという斬新なシンポジウム・スタイルも注目された。

8年ぶりの「国際農業機械展in帯広」開催中

2014 年 7 月 12 日

Filed under: — djito @ 7:30 PM ニュース

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「第33回国際農業機械展in帯広」が7月10日から開催されている。
主催は、ホクレン農業協同組合連合会、北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会。
初日の来場者は約4万人で、会期中に延べ約20万人が訪れることが見込まれている。
開催は7月14日まで。

この国際機械展は4年に一度、北海道十勝管内の帯広市で開催されるもの。
しかし前回の第32回は口蹄疫の発生で1年延期となり、その翌年は東日本大震災で中止となった。
したがって、今回の第33回は8年ぶりの開催となる。

今回の出展企業団体数は119と過去最大。
海外からは、韓国、中国、イタリア、ドイツ、フランスからも出展している。
展示機器の点数は約2000。
その特徴は、「更なる大型化が進んだ。そしてGPS、ロボット、コンピュータによる無人運転など、ITを駆使した機器が注目されている。さらにどれも鮮麗されたデザインで、いわゆるカッコイイ」と主催者は語る。

第16回畜産衛生に関する帯広ワークショップ:開催のご案内

2014 年 7 月 11 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 3:00 PM セミナー開催案内

第16回「畜産衛生に関する帯広ワークショップ」が8月24日、帯広市で開催される。今回は、泌乳牛の排卵同期化と定時人工授精の基礎的概念と今日までの進展について、ブラジルからマリオ・ビネリ博士(サンパウロ大学)を招き、講演が行なわれる。ビネリ博士は、翌日から帯広市で5日間開催される9th International Ruminant Reproduction Symposium での招待講演者でもあり、当該分野を総括する。本ワークショップでは、臨床獣医師への情報とメッセージが発信される。

テーマ:Fixed-time AI for lactating dairy cows: concept and update for improving fertility
(泌乳牛のための定時人工授精:受胎性改善のための概念と実際の展開)
開催日:平成26年8月24日13:30-17:00
場所:帯広畜産大学(〒080-8555 帯広市稲田町西2線11番地)講義棟 大講義室
参加費:3000円(受付時にお支払ください)
講演: 講演1 乳牛における定時人工授精の基礎的概念
    講演2 乳牛における定時人工授精の応用展開
        講師:マリオ・ビネリ博士(サンパウロ大学)
        通訳:松井基純 (帯広畜産大学)

【参加申し込み】下記ワークショップのホームページから、申込書をダウンロードし、
メール添付またはファックスでお申し込みください。

【申し込み・問い合わせ】
帯広畜産大学 臨床獣医学研究部門
畜産衛生に関する帯広ワークショップ事務局     
担当 松井基純 まで
電話:0155-49-5382 FAX:0155-49-5384 
E-mail:obihiroworkshop2014@gmail.com     
HP:https://sites.google.com/site/obihiroworkshop2014/home

第9回国際反芻家畜生殖科学シンポジウム:開催案内

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:00 AM セミナー開催案内

第9回「International Ruminant Reproduction Symposium(国際反芻家畜生殖科学シンポジウム)」が8月25~29日、帯広市で開催される。本国際シンポジウムは、反芻動物(とくにウシとヒツジ)の生殖科学の世界中の、ほぼすべてのリーダーが4年に1度参集して、最新の成果に基づいてアップデートを行なう場となり、それぞれの分野の35の招待講演と議論が活発におこなわれる。

9th IRRS 2014 ObihiroHP: http://www.irrs2014.jp/
会長:宮本明夫、事務局長:松井基純(帯広畜産大学)

【開催日】
8月25日19:00-22:00  ウェルカム・レセプション
8月26日8:20-19:10   セッション1~4
8月27日8:00-12:20  セッション5~6、午後は然別湖へエクスカーション、BBQ
8月28日8:00-17:30   セッション7~9、Lamming Lecture、19:00 ディナー
8月29日8:20-16:50   セッション10~13、閉会

【場所】ホテル日航ノースランド
【参加費】6万7000円(ウェルカム・レセプション、朝食、昼食、午前・午後のコーヒー等、シンポジウム・ディナー、総説集;Reproduction in Domestic Ruminants VIII を含む)
【申し込み】上記HPより登録、クレジット決済

【問い合わせ】
帯広畜産大学 臨床獣医学研究部門
9th IRRS事務局
担当 松井基純 まで
電話:0155-49-5382 FAX:0155-49-5384
E-mail:irrs2014obihiro@gmail.com
HP:http://www.irrs2014.jp/

「草地開発整備事業計画基準」:日本草地畜産種子協会

2014 年 7 月 8 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 7:08 AM 新商品

一般社団法人日本草地畜産種子協会は、草地開発整備事業に係る計画樹立および設計に必要な基本的事項並びに事業実施に当たって配慮すべき事項を示し、事業の円滑な推進を図るための「草地開発整備事業計画設計基準」の発行を行なっていたが、改訂版を7年ぶりに発行した。
本基準は、「計画の基本」「調査と計画」「基本施設」「利用施設」「経営の計画」「事業の効果」の6編からなっており、各編に基準の基本的な考え方について枠入りで示し、解説でその細部事項、運用上の留意事項などを示している。畜産関係補助事業の実施に必須の1冊である。

税込価格3240円(送料別途)。
注文、問い合わせは一般社団法人日本草地畜産種子協会・総務部まで。
TEL:03-3251-6501 FAX:03-3251-6507
Email:info@souchi.lin.gr.jp
HP:http://souchi.lin.gr.jp/

「これからの酪農経営と草地管理」:農文協

2014 年 7 月 7 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM 新商品

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農文協は「これからの酪農経営と草地管理」(佐々木章晴著)を発行した。急速に進むグローバル化のなかで、円安による飼料や化学肥料の高騰、また年内の交渉妥結を目標に動いているTPPなど、酪農経営が大きく圧迫されている。本書は、こうした厳しい状況に押しつぶされない安定した酪農経営は可能か、可能だとしたらどのようなイメージなのか、その裏付けとしての科学的根拠は何かについて、酪農家の方々の実践から出発して検討したものである。具体的には、実際の経営や草地土壌の調査をもとに経営の収支や土壌の違いを具体的に比較しながら、これからの安定酪農の方向性を示した内容になっている。

【問い合わせ】
農文協 編集部 農業書・園芸書グループ 丸山良一
TEL:03-3585-1147 FAX:03-3585-3668
http://www.ruralnet.or.jp/
〒107-8668 東京都港区赤坂7-6-1

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