十勝のTMRセンター同士が情報交換会

2016 年 11 月 23 日

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十勝TMRセンター連絡会議(山本利浩会長/広尾町・サンタドリームサプライ)は11月22日、帯広市で『第1回研修会』を開催し、十勝管内のTMRセンター14法人および関係者ら65名が参加した。

同連絡会議は、十勝管内でもTMRセンター稼働が増えているなか、「全道規模の北海道TMRセンター連絡協議会の研修会(札幌開催)に行きたいけれど時間などの都合で行けない」「十勝には十勝ならではの悩みがある」などの声が多いことから、今年3月に発足したもの。
管内各TMRセンターの課題解決のため、相互の情報共有化と生産技術の研鑽、会員間の交流を活発にすることを目的としている。

研修会の第一部では、根釧農試の金子剛氏が『TMRセンターのタイプ別経営状況』と題して、道内のTMRセンターの動向、問題意識、財務収支、単価などの調査研究を講演した。

研修会の第二部では、参加者が7班に分かれて意見交換会を行なった。
課題や悩みとして、TMR単価を下げるためにできること、センター役員が世代交代の時期に来ていること、粗飼料収穫作業に出役する人・出役しない人がいること、今年は粗飼料(とくにコーンサイレージ)が不足していること、土地面積が増えて管理作業の労働力も増えていること、構成員間で個体乳量差が10kg/日以上あること、カラスによるバンカーサイロの穴開けで莫大な損失が出ていることなどが報告され、それらの解決策や関連情報が活発に交わされた。

※詳細はDairy Japan 1月号で。

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