家畜改良センター「今年の10大ニュース」

2014 年 12 月 26 日

Filed under: — admin @ 11:43 AM ニュース

家畜改良センターは12月25日、平成26年度の業務において、「家畜改良センター10大ニュース」として発表した。それらは以下のとおり。

1.ホルスタイン種雄牛遺伝的能力評価1位選抜
センター生産のホルスタイン種雄牛「NLBC ペリクレース オーソン ET」が8月の遺伝的能力評価(総合指数)において、第1位で選抜。これは、センター生産の種雄牛では、6年ぶりの第1位となり、初登場での第1位はセンター初。

2.肉質や肉量に優れた「勝忠福」など黒毛和種の種雄牛が上位選抜
センター生産の黒毛和種種雄牛3頭が(「勝忠福」「北晴茂」「幸忠栄」)、産子の肥育成績を調べる現場後代検定において選抜。

3.体外受精卵により作出された褐毛和種の種雄牛が初めて選抜
体外受精卵を活用して作出した褐毛和種の種雄牛「菊鶴ETI」が、現場後代検定において選抜。体外受精卵活用で生産された種雄牛が基幹種雄牛として選抜されるのは初。

4.龍軍鶏ごろうの試験販売に向けた生産を開始
「龍軍鶏(たつしゃも)ごろう」の試験販売に向けた生産を開始。「龍軍鶏ごろう」は、新しい日本の鶏を目指して開発した新品種。

5.ホルスタイン種の繁殖形質の遺伝的能力評価を開始
近年のホルスタイン種の繁殖性低下(受胎率等)を、遺伝的に改良するため、雌牛の受胎率と、分娩してから受胎するまでの日数(空胎日数)をもとに種雄牛の繁殖形質の遺伝的能力評価を開始。 (more…)

初妊牛相場:53.8万円とやや値上がり――ホクレン家畜市場

2014 年 12 月 24 日

Filed under: — djito @ 9:41 AM 業界情報

初妊牛相場12月

ホクレン家畜市場の初妊牛相場12月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

12月については、出回り頭数が増加するなか、一部で春産みが出回り始めたことに加え、通常の更新需要が重なり、平均価格は53万8000円(前月比7000円高・前年比2万1000円高)とやや値上がりした。

年明け1月については、春産みが出回りの中心となり、都府県を中心とした需要が活発化する時期となることから、強含みでの推移が予想される。

1月に「米国コーン・アウトルック・カンファレンス」 アメリカ穀物協会

2014 年 12 月 18 日

Filed under: — djito @ 11:59 AM セミナー開催案内

アメリカ穀物協会は、1月20日、東京で「米国コーン・アウトルック・カンファレンス」を開催する。
今回は、1)2014年米国産トウモロコシ収穫時品質レポートの内容報告、2)世界と米国のトウモロコシの需給の現状と将来展望、3)米国農業政策の現状と将来展望、4)主に穀物貿易を中心として米国と日本の農業政策のあるべき接点についての講演を行なう。
参加費無料、同時通訳付、昼食付。

●日時:2015年1月20日(火曜日)10時(9時半開場)から16時(予定)
●場所:ホテルオークラ東京 本館1階 曙の間(東京都港区虎ノ門2-10-4)
●内容:
演題1「米国農業政策の現状と将来展望(仮)」
 プロエクスポーター主席 アナリストマーティ・ルーカ氏
演題2「日本と米国の農業政策の接点?穀物政策を中心にして(仮)」
 コンチネンタルライス有限会社 代表取締役・茅野信行氏
演題3「米国トウモロコシ生産農家から(仮)」
 アイオワ州トウモロコシ生産者 グレッグ・アルバー氏、ジム・グライフ氏
演題4「2013年米国産トウモロコシ収穫時品質レポート」
 アメリカ穀物協会グローバルトレード・マネジャー アルバロ・コルデロ氏
演題5「世界と米国のトウモロコシ生産・需給と作付予想(仮)」
 ボッコーニーグループ P.・スコット・シーラー氏
●申し込み/問い合わせ:アメリカ穀物協会・浜本氏または小野澤氏
TEL 03-6206-1041、Email: grainsjp@gol.com

「オルテック アジアパシフィック レクチャーツアー」開催案内

Filed under: — admin @ 11:10 AM イベント開催案内,セミナー開催案内

オルテック・ジャパンは来年も恒例である「オルテック アジアパシフィック レクチャーツアー」を開催する。
今回は「炎症と健康:オメガ3脂肪酸の抗炎症性作用」と題した基調講演、有機ミネラルに関する基礎講演及び畜種別セッションを実施する。

●プログラム
「ミネラルの栄養 ―基本的知識」
 講師 堀米永一、倉内亜弥子(オルテック・ジャパン 営業マネージャー)
「ミネラルを活用する ―畜種別のミネラルの重要性」
 講師(養鶏) アズィズ・サクラニー(オルテック社養鶏技術マネージャー)
 講師(養豚) アート・フリオ(オルテック社養豚技術マネージャー)
「炎症と健康:オメガ3脂肪酸の抗炎症性作用」
 講師 有田 誠博士(理化学研究所 統合生命医科学研究センター チームリーダー)
「有機ミネラル源の識別」
 講師 リチャード・マーフィー(オルテック社 ダンボイン研究所長、有機ミネラル研究開発責任者)
懇親会「ケンタッキー・ナイト」

●参加費:無料

詳しくはこちら

全共に向けて「電動運動機」 デーリィ商事

2014 年 12 月 17 日

Filed under: — djito @ 9:54 AM 新商品

電動運動機S

株式会社デーリィ商事は、全国の酪農家からの要望・問い合わせに応え、「電動運動機(安全装置付・左右回転無段変速)」の販売を開始した。
本機で、規則正しく歩行訓練を行なうことで、育成、共進会などでの好結果や、運動不足からくる繁殖障害の予防が期待される。また、自然に健康管理ができ、美しい体型を整える。
本機は、危険防止クラッチ付き(牛が転んだときにクラッチが切れる)、左右回転スイッチ付き、1回に4頭繋ぎで場所をとらない、備え付けが簡単で移動が自由、などの特長がある。
【問い合わせ】
株式会社デーリィ商事
札幌市南区澄川3条4丁目
TEL 011-823-6350 FAX 011-811-1618
http://www.dairy-shoji.com

酪農学園の学生が育てた短角牛を使ったハンバーグ

2014 年 12 月 12 日

Filed under: — djito @ 2:29 PM ニュース

酪農学園大学(北海道江別市)の肉牛農場では、約60頭の黒毛和種や日本短角牛種などを飼育している。
ビール粕やふすま、小麦など、地域にある飼料を有効活用しながら、肉質の良い牛の飼育について研究している。

このたび産学連携の取り組みとして、札幌市のハンバーグレストラン「竈(かまど)円山」(http://kamado.info)の協力により、同農場の短角牛2頭分のひき肉を使った炭火焼ハンバーグが、同店の本店と千歳空港店で提供されることになった。
販売開始は12月15日からで数量限定。

「学生達にとっては、自分達が育てた牛の肉が、どこでどのように消費者に提供されるのか、肉の評価はどうなのか、などを把握し、それらを研究にフィードバックする良い機会となる」としている。

混合不活化ワクチン「ボビバック®B5」新発売:共立製薬(株)

2014 年 12 月 8 日

Filed under: — admin @ 8:00 AM 新商品

s「ボビバックB5」
共立製薬(株)は、12月8日、牛用ワクチンであるボビバック・シリーズとして、「ボビバック®B5」を新発売した。
本品は、牛伝染性鼻気管炎、牛ウイルス性下痢-粘膜病(BVDV)、牛パラインフルエンザ、牛RSウイルス感染症を予防する混合不活化ワクチン。
近年の国内流行BVDV1型の1a型から1b型への推移に注目し、国内のBVDV発症牛より分離した1b型BVDVを使用。より野外の流行に沿うよう開発された。

【特長】
1. ワクチン製造用株はすべて国内分離株
2. 牛RSウイルスは山形分離株を使用
3. 多様性のあるBVDVを広くカバー
4. 国内流行BVDV1型の推移に合せ、1b型ウイルスを使用

【成分・分量】
液状不活化ワクチン 2mL(1頭分)中:
牛伝染性鼻気管炎ウイルス No.758KS株
(不活化前ウイルス量)107.5TCID50以上
牛ウイルス性下痢ウイルス(1型) HK286KS株
(不活化前ウイルス量)106.0TCID50以上
牛ウイルス性下痢ウイルス(2型) HK060KS株
(不活化前ウイルス量)105.9TCID50以上
牛パラインフルエンザ3型ウイルス BN1-1KS株
(不活化前ウイルス量)107.4TCID50以上
牛RSウイルス 山形KS株
(不活化前ウイルス量)106.1TCID50以上

【用法・用量】
・2mLを3~5週間隔で2回、筋肉内注射
・追加免疫用として本ワクチンを使用する場合には、半年~1年毎に2mLを筋肉内注射

【包装】
1セット10頭分 液状ワクチン20mL 1バイアル

【問い合わせ】
共立製薬(株)PA営業本部
TEL:03-3264-7559

第1位はNTP+4118で、キングスランソム B ルーブル

2014 年 12 月 4 日

Filed under: — admin @ 4:43 PM ニュース

上位10位

家畜改良センターは、インターブルが行なった2014-12月国際評価結果に基づいて、乳用牛評価報告2014-12(海外種雄牛)をとりまとめ、公表した。
この評価報告には、総合指数(NTP)の上位40位が記載されている。
詳しくは、家畜改良センターHPをご覧ください。なお、同HPでは、評価結果をダウンロードできる。

1月に札幌で「酪総研シンポジウム」

2014 年 12 月 1 日

Filed under: — djito @ 12:58 PM セミナー開催案内

雪印メグミルク(株)酪農総合研究所は、以下の日程で「酪総研シンポジウム」を開催する。
今回のテーマは「乳牛飼養管理技術の向上-日本型飼養管理の方向性-」。
●日時:平成27年1月28日(水)13:00~17:00
●場所:第二水産ビル8階大会議室(札幌市中央区北3条西7丁目)
●講演プログラム:
1. 「我が国酪農施策の展開方向について-飼養管理及び飼料生産を中心として-」
農林水産省 生産局 畜産部 畜産振興課長 小林 博行氏
2. 「乳牛のモニタリングの活用事例」
雪印種苗(株)北海道統括支店 技術推進室長 松本 啓一氏
3. 「濃厚飼料削減への近道-基礎から飼料給与への応用-」
酪農学園大学 農食環境学群 循環農学類 ルミノロジー研究室 准教授 泉 賢一氏
●参加無料、定員200名(定員になりしだい締め切り)
●参加申し込み方法:酪農総合研究所のホームページ掲載「参加申込書」にてFAXする。
HP=http://rakusouken.net FAX 011-704-2417

初妊牛相場:53.1万円で保ちあい――ホクレン家畜市場

Filed under: — djito @ 11:39 AM 業界情報

11月相場

ホクレン家畜市場の初妊牛相場11月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

11月については、出回り頭数は前月並みとなり、回転需要を中心に一定の需要が確保されたことから、平均価格は53万1000円(前月比5000円安・前年比3万1000円高)と保ちあいでの推移となった。

12月については、一部春産みが出回り、出回り量の増加が見込まれるが、都府県を中心に一定量の需要が予測されることから、保ちあいでの推移が予想される。

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