農・食と消費が直接交流する 「農業フロンティア2012」が開催される

2012 年 12 月 1 日

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農水省主催の「食と農林漁業の祭典」は2月にキックオフし、11月に多くの行事が集中的に開かれた。そして今年最後のイベントとして「農業フロンティア2012」が1日(土)、東京都有明の東京ビッグサイトで開かれ、多数の農業者や消費者が集まった。

会場は、直売:日本のおいしさ体験ゾーン(各地の食材や郷土料理の販売など)、先端技術展示・体験ゾーン、農育・食育ゾーン、動物ふれあいゾーンなどに分かれ、各企業・団体・研究所などが展示や即売を行なった。

酪農では、関東生乳販連が子牛との触れ合いやホットミルクの販売、成田ゆめ牧場が動物との触れ合い、畜産草地研究所がチーズホエー飲料やGABA含量の高いチーズの試飲・試食、JA茨城みずほがドリンクヨーグルトなどを紹介した。

付帯行事として「農業・農村を核としたビジネスプランコンテスト・決勝大会」が行なわれた(主催:農業技術通信社)。
同コンテストには10題の発表があり、北海道の耕種農場である柳原農園は「国産、飼料用トウモロコシの生産」と題し、麦、大豆の連作障害の防止に、飼料用トウモロコシの子実部分だけを収穫し、畜産農家へ提供し、茎葉部分は畑に還元し土壌改良を行なっている事例を報告し、今後の国産飼料穀物への展開などを述べた。

同イベントは2日(日)も開かれる。(文責:関東支局)

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