平成23年度酪農全国基礎調査結果をHPに公表:中央酪農会議

2012 年 6 月 11 日

Filed under: — admin @ 9:37 PM ニュース,業界情報

社団法人中央酪農会議は11日、同会議ホームページに平成23年度酪農全国基礎調査の結果を掲載した。

調査は平成23年8月1日時点で得た回答を分析したもので、全国3000農場を地域別に割りふり、任意アンケートした。

調査は「生乳の需給・流通構造並びに必要な政策的支援を方向付けるため、酪農経営の実態を明らかにするとともに、指定団体等による課題解決に向けた取組みに資するため、酪農家の経営計画(意向)を把握することを目的として実施した」としている。

詳しくは同会議HPからダウンロードできる: http://www.dairy.co.jp/

高校生の発想を活かしたスペシャルランチ:「6月は牛乳月間」(埼玉県)

Filed under: — admin @ 8:35 PM ニュース,業界情報

牛乳月間にちなみ、埼玉県深谷市のショッピングセンター・ハーズ内の「カフェ床とこ」のランチメニューとして、牛乳と地元野菜をたっぷり使ったスペシャル料理が提供されている。

埼玉県牛乳普及協会が毎年行なっている「牛乳料理コンクール」優秀作品を基に、プロのシェフがレシピを改良し、料理に仕立てたもの。今年は、6月末まで「コロコロみそドリア」がランチタイムのメニューに組まれている(写真)。

今回は、応募作品600点以上の中で優秀賞を受賞した県立松山女子高校の長南果歩さんのレシピが採用され、関係者や生産者団体らがプロジェクトを組み、試食と改良を重ねたもの。

県牛乳普及協会の岡部専務は「生産者や地域の販売者、学校などが連携して商品化できた。地域の皆さんに身近な食品として、牛乳や酪農を知ってもらいたい。お店にも普段から牛乳普及に理解をいただいており、感謝している」と語る。

埼玉県の人口は約720万人。消費者と生産者が混住する中で、地道に酪農生産者の想いを伝える動きで、牛乳月間時期だけで終わらせるには惜しい味と風味の逸品。

駐車場やカフェには、牛乳月間のポスターと、若手酪農家のメッセージ記事の大きなコピーが貼られ、レジの横にはミルク料理の無料のレシピブックが置かれている。スペシャルランチを食べ、アンケート用紙に回答すると、もれなく「MILK JAPAN」のハンカチがもらえる。(文責:関東支局)

*関連書籍
「バルクの先を追ってみよう ミルクの本2012」 本誌2012年6月増刊号
*関連ホームページ
ハーズ http://ha-z.ecnet.jp

「ふれあい牧場親子体験学習」参加者募集:帯広畜産大学

Filed under: — djito @ 5:28 PM イベント開催案内

帯広畜産大学は、7月8日(日)に畜産フィールド科学センターにおいて、公開講座「ふれあい牧場親子体験学習」を下記のとおり開催する。
なぜ乳牛は毎日50リットル以上もの牛乳を生産できるのか、顕微鏡を使った第一胃原虫の観察、手搾り搾乳など、講義と実習による体験型の学習講座。

■日時:7月8日(日)、9時から12時まで
■場所:帯広畜産大学畜産フィールド科学センター
■対象:小学校4年生から6年生の親子25組(先着順)
■申し込み締め切り:6月28日(木)
■参加費:無料
■テーマ:驚異の高泌乳、乳牛の身体の仕組み
■内容:
牛とのふれあい:子牛にミルクをあげよう、乳搾りをしてみよう、ブラッシングしてあげよう
学習:牛の胃をのぞいてみよう、牛の身体検査をしてみよう、牛が1日に食べるエサの量はどれくらい?
試食:畜大牛乳、アイスクリーム、牛乳とうふ

【問い合わせ・申し込み】
帯広畜産大学・地域連携推進センター(担当・高橋)
TEL 0155-49-5776 FAX 0155-49-5775
e-mail:syogai@obihiro.ac.jp

24年度計画生産目標数量は743万5000t

Filed under: — maetomo @ 9:20 AM ニュース

 中央酪農会議は6月8日、平成24年度生乳計画生産目標数量を発表した。発表によると全国の目標数量は743万5000tで23年度実績比102.8%。
 24年度計画生産目標数量は、中央酪農会議が指定団体ごとの23年度実績を取りまとめたうえで、4月20日までに特別調整乳数量の目安を提示し、希望する指定団体から数量申請を受け付けた。しかし、増減希望がなかったため、5月16日に販売基準数量と特別調整乳数量を配分。その後、5月末までに選択的拡大生産数量の配分申請を受け付けて、6月5日に配分した結果。
 いずれの指定団体でも前年実績を下回らない計画となった。

 このうち北海道は供給目標数量(販売基準数量と特別調整乳数量)が339万3000tで102.4%、選択的拡大生産数量が48万3000tの計387万7000t(102.7%)。都府県は供給目標数量355万tで103.0%、選択的拡大生産数量は8000tで計355万8000t(102.9%)となった。
 なお、計画生産目標数量は各指定団体の生産状況によって、9月末、12月21日締切で期中調整を行なう予定。

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