やはり避けられない? 22年度“減産”計画生産
2009 年 12 月 18 日
中央酪農会議・理事会(12月17日)は「需要が伸びないなかにあって、このままでは22年度は相当程度に減産せざるを得ない」と来年度の計画生産の骨子について認識を一致させた。
12月17日の第304回理事会後の記者会見で門谷廣茂専務理事は21年度の需給見通しについて、「生乳生産は計画目標を下回る見込みだが、需要はそれをさらに下回ると見込まれる」と説明し、生乳供給が過剰であることを示した。また、その結果がバター・脱脂粉乳の在庫積み増しであり、需給ギャップは20万tを超えるとした。
22年度も需給の伸びが期待できないとして、自然体では減産が避けられない。
22年度計画生産が決定するのは来年2月。その間、中央酪農会議と各指定団体は生産者の経営安定化と生産基盤維持のための“知恵”を出し合い、ダメージを最小限にしたい考え。
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