「移動式インバーター水冷扇」:三洋貿易

2014 年 2 月 3 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:10 AM ニュース,新商品

三洋貿易(株)は、「移動式インバーター水冷扇」を発売した。本機は蒸発式でミスとは発生せず、水の気化熱によって強力な冷風を送り出す装置。同時にマイナスイオンを発生させる。チリやホコリを取り除き、空気を浄化させる効果もある。移動式なので牛舎内の温度の高い場所へ移動でき、設備工事がいらない。自動給水機構を備えているので、面倒な補水作業も不要。貯水タンクに氷を入れることで、より高い冷却効果を得ることができる。畜舎の他にも各種農業施設、加工場、倉庫、オフィス、イベント会場など、さまざまな場所で利用できる。同社はこの他にも、「移動式送風機」も取り扱っている。

《問い合わせ》

三洋貿易(株)

東京都千代田区神田錦町2-11

TEL:03-3518-1074 FAX:03-3518-1232

HP:http://www.sanyo-trading.co.jp

液状混合飼料「ホコスター」:三洋貿易

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:00 AM ニュース,新商品

三洋貿易(株)は、各種ビタミン、ミネラル、鉄分をバランス良く配合したドリンクタイプの混合飼料「ホコスター」を発売した。

《特長》

・ナノサイズのビタミンは吸収速度が速く、またミネラルと鉄分はキレート処理によって吸収率が高い。

・出生直後の子牛、虚弱や導入によるストレス、分娩後の母牛等、ステージを選ばずに給与できる。

・与えやすいドリンクタイプ。

《問い合わせ》

三洋貿易(株)

東京都千代田区神田錦町2-11

TEL:03-3518-1074 FAX:03-3518-1232

HP:http://www.sanyo-trading.co.jp

自給飼料増産の現場報告 酪総研シンポジウム

2014 年 2 月 1 日

Filed under: — djito @ 10:29 AM セミナー報告

20140201

雪印メグミルク・酪農総合研究所は1月31日、札幌市で酪総研シンポジウムを開催した。
酪農家をはじめ関係機関、研究者ら約300人が参加した。
今回のテーマは昨年に引き続き「国産飼料を最大限に活かした酪農の再構築」。
自給飼料増産と活用の取り組みと課題を、以下の4名が講演した。

●「実証圃場」に好成果
同研究所・田中二三男所長は、「酪農総合研究所の自給飼料生産拡大の取り組みについて」と題して講演した。同研究所は平成20年より、酪農家をはじめJA、関係機関、関係会社の協力のもと、道内外に「実証圃場」を設定。自給飼料増産と、その利活用の優位性を検証し、そこで得た改善効果を地域に波及させている。事例の一つとして、草地20%更新や施設改善をしたところ、植生改善、収量の増加、サイレージ品質の向上などにより、2年間で売り上げが1800万円増えた実証農家を紹介した。

●酪農は水田も守る
千葉県香取市の酪農家・長嶋透氏(経産牛180頭)は、「牛乳の価値-インスピレーションのその後-」と題して講演した。同氏は3年前に、稲WCSの有用性にインスピレーションを感じ取り、稲WCS確保と利活用について日本酪農研究会で発表した。今回は、その後、地域あげての稲WCS生産・利用に発展し、さらに稲WCSを主体とするTMRセンターが稼働することを紹介した。同氏は、「稲WCSを利用することで、地域と共存しながら水田(国土)を守りながらの生乳生産につながる」と語った。

●こうすれば雑草は減る
十勝管内大樹町の酪農家・太田福司氏(経産牛170頭)は、「土・草・堆肥作り」と題して講演した。完熟堆肥作り、良質な草地作りで知られる同氏は、秘訣の一つとして、独自の草地更新方法を紹介した。それは、通常であれば1番草収穫後から播種まで約2カ月のところ、1年以上かけて雑草を徹底的に退治してから播種床作りを行なう方法。それにより雑草は極めて少なく、長持ちする草地となる。同氏は、「土作り、堆肥作り、草作り、牛作りの基本を守りつつ、後継者に喜んで引き継いでもらい、より魅力ある産業にしてもらいたい」と語った。

●土・草の改善で所得向上
根室管内のJA道東あさひ・小島友喜営農センター長は、「JAにおける植生改善の取り組みについて」と題して講演した。同JAは全道の約1割の生乳を生産し、草地も全道の約1割の約5万ha。自給飼料栄養価アップにより生乳の増産、農業所得の向上を目的に、草地植生改善5カ年計画を設け、草地更新事業(表層撹拌工法)1000ha、草地活性化事業(施肥・物理性改善・追播)1000haを年間目標として取り組み、着実に成果をあげている。同氏は、「土・草の改善により、足腰の強い酪農経営確立に向けて進めている」と語った。

初妊牛相場:55.4万円で強含み ホクレン家畜市場

2014 年 1 月 29 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM 業界情報

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ホクレン家畜市場の初妊牛相場1月集計分が、ホクレン酪農部・家畜販売課より発表された。

1月については、出回り資源が減少したことに加え、春産みが中心の取引となったことから、平均価格は55万4000円(前月比3万7000円高・前年比1万5000円高)と強含みでの推移となった。

2月については、引き続き春産み中心の出回りとなり、一定量の需要は見込まれることから、強含みでの推移が予測される。

アジアパシフィックレクチャーツアー:オルテック

2014 年 1 月 27 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:30 PM セミナー開催案内

オルテック・ジャパン合同会社は3月6日、都内で「アジアパシフィックレクチャーツアー」を開催する。「エピジェネティクス(DNA の配列変化によらない遺伝子発現を制御・伝達するシステムおよびその学術分野)と動物の成績(仮題)」と題した基調講演および、養豚・養鶏の畜種別に「繁殖のための栄養-ニュートリゲノミクス(栄養が遺伝子発現に与える影響関する研究)に基づいて(仮題)』をテーマとした技術セミナーを行なう予定。

また、昨年に引き続き「ケンタッキーナイト」と称された懇親会も同時開催する。本年は日本でも販売可能となった、オルテック社がケンタッキーで製造しているビールを参加者に披露する予定。

詳細は下記のとおり。

≪概要≫

日時: 2014年3月6日 13:00~17:00(12:00受付開始、17:15懇親会開始)

会場:品川グランドホール

〒108-0075東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー3F

参加料:無料(懇親会を含む)

≪プログラム≫

※スケジュール、プログラム内容は変更になる場合があります。予めご了承くださいませ。

13:00~14:00

「エピジェネティクス:概要と可能性(予定・仮題)」

講師未定(国内の大学から当該分野研究における第一人者の教授をお招きする予定です)

14:30~17:00

「繁殖のための栄養-ニュートリゲノミクス技術に基づいて(予定・仮題)」

講師(養鶏)アズィズ・サクラニー博士(オルテック社養鶏技術マネージャー)

講師(養豚)アート・フリオ氏(オルテック社養豚技術マネージャー)

※講演中は日本語通訳が入ります。

17:15~

懇親会「ケンタッキー・ナイト」

≪お問い合わせ≫

オルテック・ジャパン合同会社

マーケティングコーディネーター 石井 優

〒105-0011東京都港区芝公園2-3-27芝公園PR-EX6F

Tel:03-6450-1216 Fax:03-6450-1274

優良登録員12名を表彰 北ホル農協

2014 年 1 月 24 日

Filed under: — djito @ 6:16 AM ニュース

登録員表彰式2

北海道ホルスタイン農業協同組合と日本ホルスタイン登録協会北海道支局が主催する「第39回 優良登録員表彰式」が1月23日、札幌市内で行なわれた。
同組合は、北海道内で長年にわたり登録業務に精励している登録委員のなかから毎年、関係団体からの推薦を得て表彰している。

齋藤眞澄同組合専務理事は挨拶で、「酪農経営は厳しさを増すなかで当組合は、登録、体型審査、牛群検定の各事業の一層の推進を図るとともに、ゲノミック評価値の提供や、近交回避のための的確かつ使いやすい情報を登録農家に還元し、乳牛改良の基礎集団の構築と維持に努め、酪農経営を支援していく。酪農現場で活躍している登録員の皆さんに、登録の重要性と情報の活用について、より一層の普及啓発をたまわりたい」と述べた。

今年度の表彰者は以下の12名(敬称略)。
藤本勝久(石狩地区農業共済組合)
佐原健一郎(美瑛町農業協同組合)
佐伯勝則(ようてい農業協同組合)
亀尾孝幸(新函館農業協同組合)
坂下敏明(しずない農業協同組合)
三浦均(帯広大正農業協同組合)
戸水節雄(大樹町農業協同組合)
五十嵐正男(釧路地区農業共済組合)
松原清美(釧路丹頂農業協同組合)
門脇博(標津町農業協同組合)
中田敏之(オホーツク農業共済組合)
小山政憲(天塩町農業協同組合)

牛乳への共感的価値:Jミルク

2014 年 1 月 23 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 PM ニュース

一般社団法人Jミルクは1月23日、都内で、「牛乳乳製品に関する食生活動向調査2013」の主な10の知見を発表した。

Jミルクでは、牛乳乳製品の価値向上を推進するための基本情報を得ること、普及関連事業の効果検証の基礎とすることを目的に、平成24年度から「牛乳乳製品に関する食生活動向調査」を毎年度実施する継続調査として開始している。15~60歳代の男女1万人を対象としている。

25年度調査結果のうち、牛乳類飲用頻度は、「毎日」が30%、週1~6日が34%、「週1未満」が20%、「飲まない」が16%で、前年度と比較するとやや減少している。牛乳を飲む量や回数が減った理由として「価格の上昇」をあげる層が顕著に増加した。また、牛乳は米に次いで「国産優先意識」が持たれており、「明らかに高くても国産優先」「やや高くても国産優先」と答えた人の比率は53%、「同価格なら国産優先」を加えると、国産優先の比率は98%となった。

生活者の牛乳に関する「上限需要価格」を効果的に引き上げるのは「4大重点訴求機能の認知」や「美味しさ実感」といった機能的価値よりも、「酪農家への共感意識」や「牛乳に関する国産優先意識」などの共感的価値であった。牛乳の共感価値を高めるため、酪農家の日常的な努力への認知や、食の安全性への影響について訴求することが効果的と、Jミルクは発表した。

詳細は、後日Jミルクのホームページに掲載予定。

生乳生産、需要に追いつかず:Jミルク

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:20 PM ニュース

一般社団法人Jミルクは1月23日、都内で、「平成26年度の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しと当面する課題について」を発表した。26年度の生乳生産量は全国で735万4000t(前年比98.5%)と見込まれる。

25年度の生乳生産量は、北海道・都府県ともに、年度計では24年度を下回る見込みとなっている。酪農生産者戸数および乳牛飼養頭数が減少していることに加え、2~4歳程度の若牛の飼養頭数も24年度を下回って推移していること等が原因。

26年度も引き続き乳牛飼養頭数が減少傾向で推移すると見込まれること等から、このままの状態で推移すれば、26年度の生乳生産量は25年度を下回って推移すると見込まれる(年度計 全国735万4000t・98.5%、北海道383万4000t・99.4%、都府県351万9000t・97.6%)。

また、26年度の乳製品需要については、その他乳製品の需要が堅調であるとともに、脱脂粉乳・バターの需要量も前年度を上回って推移する見込みとなっており、見通されている乳製品生産量だけでは需要量を賄えない状況が見込まれる。

以上を踏まえJミルクは、「生乳需要に見合った安定的な生乳供給を図っていくためには、酪農生産者戸数の維持、乳牛飼養頭数の増加、新規就農の促進、経営規模の拡大といった取り組みを着実に推進するとともに、酪肉近代化基本方針の策定や「新たな酪農乳業対策大綱」の検証の議論と併せ、酪農乳業の競争力強化、適正かつ合理的な価格形成、後継牛の確保、適切な飼養管理、自給飼料増産等の、将来を見据えた酪農生産基盤強化のための総合的なビジョンを酪農乳業が一体となって描き、これを推進していくことが肝要である」と発表した。

北海道のナチュラルチーズや乳製品が大集合

Filed under: — djito @ 1:58 PM ニュース

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「ミルク&ナチュラルチーズ・フェア2014」が札幌市の東急百貨店で、
本日(1月23日)から1月29日まで開催されている。
1月16日から21日までは帯広市で開催され、そちらも大盛況だった。

同フェアは、北海道牛乳普及協会、ホクレン農業協同組合が主催し、今年で28回目の開催。
道産のナチュラルチーズをはじめ牛乳乳製品の食卓への定着と、より一層の消費拡大を目指すもので、今回は68の団体・個人が出展し、600を超す商品が展示販売されている。

開場前のオープンセレモニーで、同協会の瀧澤義一会長は、「このフェアは北海道の乳文化を紹介する一大イベントに育った。国産ナチュラルチーズにおいては北海道のシェアは91%であり、道産のライバルは道産という、相乗効果が発揮される分野に成長した」と紹介し、「このフェアを通じて、一人でも多くの消費者に道産乳製品が持つ品質の高さを伝え、継続性を伴う需要拡大に結び付く普及・啓発の場にしたい」と挨拶した。

開場と同時に、フェアを心待ちにしていた消費者が駆け寄り、バラエティ豊富なナチュラルチーズや牛乳乳製品のなかから、お気に入りの品を探して購入していた。

イービーフOLの販売促進:(株)イーアニマル

2014 年 1 月 22 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 5:00 PM キャンペーン

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(株)イーアニマルは、同社の製品である「イービーフOL」の商品発送時に帽子を添付することになった。「イービーフOL」の利用者から「肺炎と下痢が減っている」等の評価があり、これは、さらなる販売促進の一助としての取り組みである。なお、同じ仔牛用製品の「イーカーフS」も対象となる。

製品名:イービーフOL(液体単体飼料)

成分:乳清分離液、添加物として着香料

内容量:450cc

使用方法:新生仔牛1頭当たり0.1ccをミルクに添加する。3週間連続投与。

      素牛導入時に1頭1ccを7日間投与。

※仔牛10頭分のミルクの調整でイービーフを1cc添加する。e-beef2

ワンプッシュ1ccのポンプとボトルを準備している(無償)。

(株)イーアニマル 岐阜県山県市藤倉527

Tel.:0581-36-2358 Fax:0581-36-2359

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