細田氏・近藤氏・角倉氏に宇都宮賞
2014 年 3 月 1 日
宇都宮仙太郎翁顕彰会(北良治理事長)は3月1日、札幌市内で「第46回 宇都宮賞表彰式」を開催した。
宇都宮賞は、北海道酪農の父である宇都宮仙太郎翁の業績を顕彰し、かつ継承されることを念願し、翁の命日にあたる3月1日に功績者を表彰するもの。
今回の受賞者は以下のとおり。
●酪農経営の部―細田治憲氏(由仁町)
平成元年に、恵庭市から乳牛150頭とともに由仁町へ移転。
酪農は耕地面積に見合った規模が大切であるという信念のもと、高品質粗飼料確保のためアルファルファを積極的に栽培。
平成16年には、自家産牛乳を原料にしたアイス販売部門を牧場敷地内で開始し、地産地消にこだわった経営を展開している。
●酪農指導の部―近藤三男氏(興部町)
平成11年に、自給粗飼料を主体にした北海道で初めてのTMRセンターである、オコッペフィードサービスを設立。
平成17年には、育成牛を預託管理する、ファーイーストファームを設立。
平成18年に、北海道TMRセンター連絡協議会を立ち上げ、初代会長に就任。
●乳牛改良の部―角倉了一氏(大樹町)
全日本ホルスタイン共進会において6回連続出場を含む7回の出場という偉業を達成。
なかでも平成2年の第9回熊本全共では、自家産経産牛2頭がそれぞれ優等賞首席を受賞。
全道共進会においても過去32回出場し、1等賞受賞21頭という秀でた成績を収めている。
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