乳和食のレシピ本、世界第2位受賞

2014 年 6 月 13 日

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料理本「目からウロコのおいしい減塩 乳和食」(著者:料理家 管理栄養士・小山 浩子氏、監修:公益社団法人日本栄養士会名誉会長 神奈川県立保健福祉大学学長・中村 丁次氏、協力:公益社団法人日本栄養士会、一般社団法人Jミルク)が、グルマン世界料理本大賞2014 イノベーティブ部門で第2位を受賞した。
グルマン世界料理本大賞は、1995年にエドゥアール・コアントロー氏によって設立された、世界で唯一の料理本に与えられる賞である。この賞は専門家により厳しく審査され、また受賞作品は世界的な注目を集めることから「料理本のアカデミー賞」ともいわれる。
本書は著者の20年以上にわたるミルク料理の研究成果であり、和食に牛乳をうまく融合させ、おいしい和食の減塩料理が確立できた点が革新的であると世界で認められ、応募総数、過去最高の2000冊以上、187カ国からのエントリーがあったなかで、イノベーティブ部門世界第2位を受賞した。

Jミルクは「この度の受賞は国産牛乳の価値や魅力の再認識、また和食と乳の融合と発展にもつながり、今後の活動に大きな弾みをつけることができると、大変嬉しく思う」と発表した。

酪農家・牛・牛乳乳製品を1番良く知る小学生になろう

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6月13日、新宿区立鶴巻小学校で「毎日給食で飲む牛乳の大切さや理由を考える特別授業~第30回わくわくモーモースクール~」が開催された(主催:関東生乳販売農業協同組合連合会ほか)。
本授業には栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都から計18名の酪農家が、また(株)明治、森永乳業(株)の乳業メーカーも集まり、酪農家の仕事、牛乳が生産される仕組み、学校で牛乳を飲む理由などを1~6年生約136名の児童を対象に伝えた。子ども達は実際に牛に触り、搾乳体験や哺乳体験、またバター作り体験、牛乳からできる乳製品はどのようにできるのかなど、さまざまな話を酪農家や乳業メーカーから直接聞き、牛乳の大切さを学んだ。子ども達からの質問も多く、なかには「牛はどうして“牛”っていうの?」といった難しい質問もあがった。
埼玉県の酪農家・吉田 恭寛さんは「乳牛、酪農家、乳業メーカー、たくさんの人の努力があって、牛乳が自分たちのもとへ届けられているのだということを知ってほしい。地道ではあるが、乳牛、酪農家、乳業メーカー自らが子ども達のところまで足を運んで伝えることは重要だと思う」と話した。また新宿区立鶴巻小学校の國分 重隆校長は「子ども達にとって牛乳の役割が非常に大きいことを、子ども達は知らない。今回の特別授業をとおして酪農家さん、乳業メーカーの方々から直接お話を聞き、飲んでいる牛乳はどのようにして自分達のもとに届けられるのか知ってほしい。そして学んだことを自分達から発信し、将来自分達が親になったときに子ども達にこの経験をとおして培った意識を伝えてほしい」と児童達への想いを話した。

乾乳期栄養管理と子牛事故対策:関東しゃくなげ会

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右から川島 千帆先生、小原 潤子先生、播谷 惠子先生

右から川島 千帆先生、小原 潤子先生、播谷 惠子先生

関東しゃくなげ会は6月12日都内で、第35回研修会を開催した。テーマは「産業動物獣医療の最新情報!!~乾乳期栄養管理と子牛事故対策~」だった。
研修会では、「乳牛の分娩前後の栄養状態と分娩後の繁殖機能回復」(帯広畜産大学畜産フィールド科学センター・川島 千帆先生)、「子牛への初乳給与と初乳製剤の使い方」(北海道立総合研究機構 畜産試験場 家畜衛生グループ 研究主査・小原 潤子先生)、「哺乳子牛下痢症の多発農家と未発農家における飼養管理の比較」(ちばNOSAI連・播谷 惠子先生)の講演が行なわれた。発表者全員が女性というのは始まって以来だという。
講演後の総合討議および質疑応答では、会場からも、さまざまな意見が飛び交った。また、日本全薬工業(株)の庵原 信子氏から、溶解性に優れた初乳パウダー「カーフサポートダッシュ」、離乳後の子牛のための混合飼料「カーフサポートエナジー」の説明が行なわれた。

牛臨床セミナーのご案内:共立製薬(株)

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共立製薬(株)は、7月に以下の2つの「牛臨床セミナー」を開催する。

《2014年 牛臨床セミナー》

■日時ならびに会場
1.2014年7月8日(火) 13:00~17:00
ポールスター札幌 札幌市中央区北4条西6丁目 TEL 011-330-2532
共催:ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン(株)/共立製薬(株)
2.2014年7月9日(水) 13:00~17:00
帯広東急イン 北海道帯広市西1条南11-2 TEL 0155-27-0109
共催:ベーリンガーインゲルハイム ベトメディカ ジャパン(株)/共立製薬(株)
後援:十勝獣医師会

■講演テーマ/講師
・「牛腸炎治療におけるメロキシカムの効果」:松田 敬一 先生(NOSAI宮城)
・「牛の分娩後におけるPGF2α製剤使用法の検討」:石井 三都夫 先生(石井獣医サポートサービス/前 帯広畜産大学 准教授 獣医学博士)

■参加費:無料(昼食をご用意しております)
■問合せ先:
共立製薬(株) PA営業本部 TEL 03-3264-7559

《KS牛臨床繁殖セミナー》

■日時ならびに会場
1.2014年7月22日(火) 13:00~16:00
ホテルニューイタヤ 栃木県宇都宮市大通り2-4-6 TEL 028-635-5511
2.2014年7月23日(水) 13:00~16:00
NOSAI岡山 岡山市北区桑田町1-30 TEL 086-224-5588
3.2014年7月24日(木) 13:00~16:00
かごしま空港ホテル 鹿児島県霧島市溝辺町麓616-1 TEL 0995-58-2331

■講演テーマ/講師
・「牛の分娩後におけるPGF2α製剤使用法の検討」:石井 三都夫 先生(石井獣医サポートサービス)
・「ダルマジンの効能追加の概要と製剤の特長について」:関 誠 氏(共立製薬(株) 営業技術部 獣医師)

■参加費:無料(昼食をご用意しております)
■問合せ先:
共立製薬(株) PA営業本部 TEL:03-3264-7559

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