酪農家・牛・牛乳乳製品を1番良く知る小学生になろう
2014 年 6 月 13 日
6月13日、新宿区立鶴巻小学校で「毎日給食で飲む牛乳の大切さや理由を考える特別授業~第30回わくわくモーモースクール~」が開催された(主催:関東生乳販売農業協同組合連合会ほか)。
本授業には栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県、東京都から計18名の酪農家が、また(株)明治、森永乳業(株)の乳業メーカーも集まり、酪農家の仕事、牛乳が生産される仕組み、学校で牛乳を飲む理由などを1~6年生約136名の児童を対象に伝えた。子ども達は実際に牛に触り、搾乳体験や哺乳体験、またバター作り体験、牛乳からできる乳製品はどのようにできるのかなど、さまざまな話を酪農家や乳業メーカーから直接聞き、牛乳の大切さを学んだ。子ども達からの質問も多く、なかには「牛はどうして“牛”っていうの?」といった難しい質問もあがった。
埼玉県の酪農家・吉田 恭寛さんは「乳牛、酪農家、乳業メーカー、たくさんの人の努力があって、牛乳が自分たちのもとへ届けられているのだということを知ってほしい。地道ではあるが、乳牛、酪農家、乳業メーカー自らが子ども達のところまで足を運んで伝えることは重要だと思う」と話した。また新宿区立鶴巻小学校の國分 重隆校長は「子ども達にとって牛乳の役割が非常に大きいことを、子ども達は知らない。今回の特別授業をとおして酪農家さん、乳業メーカーの方々から直接お話を聞き、飲んでいる牛乳はどのようにして自分達のもとに届けられるのか知ってほしい。そして学んだことを自分達から発信し、将来自分達が親になったときに子ども達にこの経験をとおして培った意識を伝えてほしい」と児童達への想いを話した。
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