生乳生産量の低下を最小限に

2013 年 7 月 24 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 2:19 PM ニュース

一般社団法人Jミルクは7月24日、都内で、平成25年度上期の生乳及び牛乳乳製品の需給見通しと当面する課題について発表した。

この見通しは、7月18日に開催された需給委員会での協議を経て策定されたものである。

25年度上期の生乳生産量は、5月の時点で見ると、北海道では前年度をやや上回って推移、都府県においては前年度をやや下回る程度で推移している(前年度比 北海道101.0%、都府県98.9%)。しかしながら、これまで生産量を支えてきた2~4歳の飼養頭数が前年度を下回って推移することが見込まれており、他にも乾乳牛の増加、飼養頭数の減少などにより、北海道・都府県ともに前年度を下回って推移することが見込まれる。これに加え、今夏は全国的に暑い日が多くなるといった予報も出されており、今後の気温や天候等によっては予測以上に生乳供給量が低下し、一方で牛乳等需要が増加する可能性があると、Jミルクは発表した。

以上を踏まえて、これから夏季を迎えるに当たっては特に、暑熱対策や飼養管理対策を徹底し、生乳生産量の低下を最小限に留めるよう努めることが重要だとJミルクは述べた。

「北海道酪農技術セミナー2013」10月に帯広で開催

2013 年 7 月 22 日

Filed under: — djito @ 10:48 AM セミナー開催案内

今回で第3回目となる「北海道酪農技術セミナー」が、10月に帯広市で開催される。
これは、酪農現場で活躍しているコンサルタント、大学、研究機関、メーカーなどの技術者から、現場で役立つ最新酪農技術を幅広く学ぶとともに、参加するさまざまな職種の人達と意見交換できることを目的とした北米タイプのセミナー。
酪農家、普及員、団体職員、獣医師、メーカー、営業マンなど、酪農に関わる全員が対象で、誰でも参加できる。

●開催日 2013年10月28日(月)-29日(火)

●場所 北海道帯広市/帯広市民文化ホール・小ホール
 (帯広駅南口から徒歩3分)

●参加費用
・セミナー参加費:1人6000円(9月30日以降は8000円)。
 参加費には講習料、講演要旨1冊、期間中の飲み物代が含まれる。
 昼食代、懇親会代は含んでいない。
・懇親会参加費:1人5000円。
 懇親会参加は任意なので、希望者は申し込み時に参加の有無を必ず明記する。
※各参加費は当日会場にて現金で支払う。

●参加申し込み方法
住所、氏名、職業(所属先)、電話番号、ファックス番号、メールアドレス(携帯メールは不可、返信可能なものに限る)、懇親会参加の有無を明記して、下記にメール、またはファックスする。
なお、定員になり次第、受け付けは締め切る。
FAX:0155-60-2112 e-mail:Takenaka@company.email.ne.jp

●宿泊
各自で帯広市内のホテルに直接申し込む。

●企業協賛の募集
1)広告掲載スポンサー(20カ所程度)
 1カ所5万円で講演要旨に広告を掲載する(A4の1/2サイズ・白黒)。1名ぶんの参加費と懇親会費が無償となる。
2)展示ブース出展スポンサー(10ブース程度)
 1ブース(1.8×0.9mの机1台と椅子2脚)10万円。2名ぶんの参加費と懇親会費が無償となる。
3)物品提供スポンサー
 ペン・ノート・袋などを提供。講演要旨に会社名が掲載される。

●問い合わせ
北海道酪農技術セミナー事務局(武中)
携帯:090-6873-0097 FAX:0155-60-2112
e-mail:Takenaka@company.email.ne.jp

●プログラム(内容)
当ホームページの「酪農乳業イベント情報」で掲載

貴重な意見交換の場

Filed under: — Yayoi Uruno @ 6:00 AM ニュース
日本獣医生命科学大学大学院生 小渕智子氏

日本獣医生命科学大学大学院生 小渕智子氏

 

畜産経営経済研究会は、7月19日、都内で7月例会を開催した。例会では日本獣医生命科学大学大学院生の小渕智子氏が、自身の研究テーマである「酪農経営における性判別技術の受容性と経済効果」を報告した。当日は小渕氏の指導教員である小澤壯行教授をはじめ、当研究会の会長である日本大学の小林真一教授らが集まり、研究報告に対する意見交換が行なわれた。

ミルクの力で市場をリード

2013 年 7 月 18 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 4:16 PM ニュース

 

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雪印メグミルク(株)は、7月18日、都内で、平成25年秋季新商品発表会を開催した。新商品発表会にあたり、取締役執行役員小西寛昭研究開発部長は「酪農生産の安定と、牛乳乳製品の需要の着実な伸長を両立する総合的な対応が、酪農乳業に求められている。厳しい市場環境、消費を取り巻く状況のなか、当社はミルクの力、ミルクの新しい価値を創造し、それらにより市場の活性化をリードすべく、“生活を楽しむための新たな商品の提案”“伸長する市場・重点市場への商品の投入”の二つの方向性で新商品改良品を発売する。これら商品を通して、“おいしさと健康を通じて、もっと楽しく、もっと元気に!”というメッセージを伝えたい」と述べた。

新商品および改良品には、当社の人気商品である「重ねドルチェ」に“生感”というフレッシュさ、旬のおいしさなどをプラスした「重ねドルチェ ヨーグルトスイーツ」「同ティラミス」「同キャラメルポワール」や、発売45周年を迎える「ネオソフト」にミルク風味を高めた「白いネオソフト」、そして業務用製品として、冷めても伸び、とろける食感が楽しめる「伸びてるチーズソフトシリーズ」などを紹介した。

(株)明治 東海地区物流拠点統合に関するお知らせ

2013 年 7 月 12 日

Filed under: — AsanoHiroko @ 2:00 PM ニュース

明治ホールディングス(株)は、事業子会社の(株)明治において、東海地区の物流拠点を再編・統合する。
統合先は来年7月完工予定の愛知新工場敷地内となる。

最優秀賞に齋藤潤也さんと山口やよいさん

Filed under: — maetomo @ 12:05 PM ニュース
齋藤潤也さん

齋藤潤也さん

全国酪農青年女性会議は7月11日と12日、熊本市内で第42回全国酪農青年女性酪農発表大会を開催した。

酪農経営発表の部で最優秀賞に選ばれたのは、「牛の健康を意識した牛舎改造と飼養管理 安全・安心な高品質生乳生産に向けて」を発表した熊本県の齋藤潤也さん。また酪農意見・体験発表の部では、「スローライフミルクネットのNPO活動から 牛乳産業の未来のために」を発表した熊本県の山口やよいさんが最優秀賞を受賞した。

齋藤さんは高泌乳と高い土地利用率、所得率22.2%の収益性の高さなどが評価された。

また今回、酪農経営発表の部で、福島県の橋本あきさんが、審査員特別賞を受賞した。

※各受賞者の発表内容の概要については、本誌9月号で紹介します。

山口やよいさん

山口やよいさん

ドイツ・ハノーバーで11月に会いましょう!

2013 年 7 月 11 日

Filed under: — djito @ 3:56 PM ニュース

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ドイツ農業協会は7月11日、札幌市で、「アグリテクニカ2013」の事前紹介を行なった。
「アグリテクニカ」は1年置きにドイツ・ハノーバーで開催される国際農業技術・機械展。
今年は11月12-16日に開催される。

「アグリテクニカ」は回を重ねるごとに、出展数、展示面積、来場者数が増えており、今回は前回(2011年)を大幅に上回る2700社の出展が見込まれている。
来場者数は前回41万9000人で、世界各国から、農業者、農業機械関係者、研究者などが訪れた。

今開催の紹介として、同協会のアネッテ・ライヒホルド氏は「アグリテクニカ2013」の見どころやイベントなどを説明、同協会のマレーネ・コンロン氏はヨーロッパにおける農業技術・機械の最新情報などを説明した。
GPS(位置表示)を利用して精密かつ最短で播種、施肥、防除、収穫できる最新機器や、2台の大型トラクターを1人の運転手で操作できるシステム(1台は無人運転)などは、その一例。

また今回、日本からは、北海道農業機械工業会、日本農業機械工業会、日本開閉器工業(株)が出展を予定している。
北海道農業機械工業会の原令幸専務理事は、同会は販路拡大と情報発信・交換を目的として、6社が参加することなどを説明した。

写真=「アグリテクニカ2013」の事前紹介を行なったライヒホルド氏(右)とコンロン氏

ホクレンも乳価決着

Filed under: — djito @ 7:51 AM ニュース

ホクレンは7月10日、平成25年度用途別原料乳価格が決着したことを発表した。

飲用向けは、現行価格+5円/kgで、改定時期は今年10月1日取引ぶんから適用。
チーズ向けは、現行価格+1円/kgで、改定時期は今年4月1日取引ぶんから適用。

なお、この決着は、全取引先(133社)のうち、道内で取引のある大手乳業者・中堅乳業者等14社との合意で、その他の乳業者との交渉はこれからとなる。

酪農セミナー開催案内:ZENOAQ

2013 年 7 月 10 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 10:13 AM セミナー開催案内,ニュース

ZENOAQ日本全薬工業(株)は、9月10~12日に、北海道、愛知、熊本で、「2013ゼノアック酪農セミナー」を開催する。

講師にはAMTS社のDr. Thomas P Tylutki社長が招かれ、「新生子牛および育成牛における栄養マネジメントの最新情報」という演題で講演を行なう予定。

詳しい開催場所は下記の通りである。

 

開催日:会場:所在地

9月10日:笹井ホテル:北海道河東郡音更町十勝川温泉北15丁目

9月11日:ウインクあいち:愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38

9月12日:グランメッセ熊本:熊本県上益城郡益城町福富1010

HACCPに基づいたマネージメント:セミナー開催

2013 年 7 月 9 日

Filed under: — Yayoi Uruno @ 9:39 AM セミナー開催案内,ニュース

ゾエティス・ジャパン社は、平成25年9月4日「プロダクションメディスン研究フォーラム」および9月6日「日本家畜臨床学会特別講演2013」において、セミナーを開催・共催する。

今年は昨年に引き続き、酪農現場におけるHACCPに基づく、人、動的・システムマネージメントの実際として、米国からUCデイビス校のジェームス・カラー教授、および国内(プロダクションメディスン研究フォーラムのみ)からは、富良野のHACCP認証農場第1号の藤井牧場 藤井雄一郎氏を招いての講演とする予定。講演は下記のとおり。

17回プロダクションメディスン研究フォーラム2013

テーマ:酪農現場におけるリスクマネジメントを考える

講演1:「酪農におけるダイナミック・マネジメント(動的管理)

HACCPの考え方に基づいた大規模および小規模酪農場における実用的な問題解決の方法」

米国カリフォルニア大学デービス校獣医学部 教授 ジェームス・カラー 先生

講演2:「道内大規模酪農場におけるHACCPの考え方に基づいたシステムマネージメントの実際と課題 牛も人もどんどん育つ牧場を目指して?富良野 藤井牧場」

有限会社 藤井牧場 代表取締役社長 藤井 雄一郎 先生

日本家畜臨床学会特別講演2013

講演:「酪農におけるダイナミック・マネジメント(動的管理)

HACCPの考え方に基づいた大規模および小規模酪農場における実用的な問題解決の方法」

米国カリフォルニア大学デービス校獣医学部 教授 ジェームス・カラー 先生

問い合わせ:同フォーラム事務局(ゾエティス・ジャパン株式会社)

e-mail: pmrf@zoetis.com TEL:03-5309-7845、FAX:03-5309-9914

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